石けんやシャンプーを使わない生活


シャンプーを使わなくなって、身体を石けんで洗わなくなって、もう何年も経ちます。
だから、私の身体は、「垢擦り」したらきっと大量に垢が出るのかもしれませんねー(笑)

でも、たまに温泉とかスーパー銭湯に行って、他人が身体をゴシゴシと洗っているのを横目で見ていると、ああかわいそうに…って感じちゃいます。

なぜかわいそうなのかと言うと、街路樹を想像して欲しいんです。
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交通量の多い道路に植えられた街路樹たちは、
環境のよくない場所に植えられたストレスで、表面の樹皮が剥がれかかってますよね。
ちょっと触ったりこすったりしたら、ポロッと剥がれちゃいます。
これを全部きれいに剥がしてしまえば、日焼けしていない、つるつるの木肌が表れます。
生まれたばかりの赤ちゃんの肌のようにきれいですが、
同時にとても傷つきやすい状態にさらされることになります。

時間が経てば、少しずつ日焼けして、乾燥して、また以前のような表皮に戻って行きますが、
それまでには少し時間がかかるでしょう。

これを人間の肌に例えると、
ストレスでカサカサになったお肌の表面を、こすって取ってしまうことで、
パッと見はとてもキレイなお肌になりますが、
より乾燥しやすくなるし、皮膚が回復しようとするためのエネルギーがたくさん使われます。

乾燥を防ぐために、化粧水やクリームを塗る人も多いと思いますが、
これも木に例えてみればわかりますよね。

街路樹の表面にまずたっぷりの石けんをつけて、ふやかして、タオルでゴシゴシこする。
表皮がとれてツルツルになったところに、
化学的な成分が入っていたり、香料たっぷりのクリームを塗る。

次の日に、また石けんをつけて、少しだけ再生した表皮を剥がして、
またクリームを塗る……

街路樹にそんなかわいそうなことしませんよね。
でも自分の身体には毎日やってること。

いったいなんのためにやってるのかなぁ?って考えると、
結構おかしいことってたくさんありますよね。
それを「みんなやってるし、当たり前のこと」と思わせるのが大得意なのがメディアです。

昔はなかったのに、今は当たり前になっていることの中に、
メディアが仕掛けたものがたくさんあります。

あれ?これってそうかも?
もしかして、こんなこともそうかも?
って思え始めたら、もっと楽に生きられるかもしれませんね。
メディアの仕掛け、ぜひ探してみてくださいね。


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