台湾3泊4日弾丸っぽいツァー その3


あはは!その2で終わりだと思いましたよねー?
私もそう思っていましたが、書き忘れていたことをふたつ思い出しちゃったもので…。


故宮博物院はすごかった!

台湾ではずしちゃいけないもののひとつに
「故宮博物院」があります。
翡翠で作られた白菜や角煮が、昨年日本にも来ていたので、ご覧になった方も多いのでは?

白菜角煮
(画像はWikiより拝借)

昨年は、東京国立博物館のポスターに、台湾からクレームがついたニュースもありましたねー。
<東京国立博物館の「国立故宮博物院」展ポスターに台湾が抗議 「展覧会中止も」>

故宮博物院の収蔵品は、中国紫禁城の宝物のうちのごく一部を、蒋介石が台北に持ち出したもので、
もともと展示するために運ばれたわけではありませんでした。
簡単に言えば、「敵からお宝を守るために隠した」ということらしいです。

そう考えると、今は平和な時代なんですね。
一般に公開されている宝物の種類は、時代を経るごとに増えていき、博物院の規模もここ数十年で建て増して、とても大きくなっています。

さて、「観光コースに入っているからしょうがないなぁ、見てあげるよー」という気分で訪れたクリキンディ、
もう予想を遥かに超えたお宝ばかりで、度肝を抜かれました!
ちょっと大人な私には使えないと思っていましたが、今こそ使う時だと思います。

\(@o@)/ パネェ〜〜〜〜〜〜〜〜!

なぜ、故宮博物院の展示物の代表として、あの「白菜」や「角煮」が使われているのか、まったくわかりません。
むしろ、他のお宝を隠すために、「うちにはこんなものしかございませんのよ、おほほ」と言っているとしか思えません。
展示物の多さももちろんすごいのですが、その種類、歴史的価値、装飾の豪華さ、美しさ、技術力の高さ、繊細さ、
いやもう脱帽ですわ。

日本人観光客のみならず、中国、韓国などからもたくさん訪れているため、常に大混雑していますが、本当に見る価値のある博物館だと思いました。
博物館、というより美術館に近いかもしれません。チャンスがあれば一度訪れてくださいね。


おまけ、台湾のトイレ事情

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トイレといえば、なんと言っても日本のトイレが世界で一番優れているらしいですが……(笑)

台湾のトイレは流れが悪いため、基本的に紙を便器に流しません。
アジアを旅したことがある方は、慣れているかもしれませんが、
用を足した後に、おまたをフキフキした紙を、個室内に置いてある大きなポリバケツにそのまま捨てる、というのは、慣れるまで、気分的にちょっと大変。
しかもバケツに蓋がないところも多いし。

また、個室内にトイレットペーパーがないところも結構あります。
まったくないのかと思えば、個室内ではなく、トイレの入り口にロールが取り付けてあって、
そこから必要量をとって、紙を持って個室に入る、というスタイルも多かったです。

また、ほとんどのトイレでは、洗面所がトイレの外に設置してあって、男女共用となっています。
鏡をみながらちょっとお化粧直し、なんてことがなかなか恥ずかしくてできないかもー。

日本に帰ってから、当たり前に便器に紙を流そうとして、なんだか「地球さんごめんなさい」という気分になったので、やっぱり日本人はすごい贅沢してるんですねー。

帰国後に、ヨドバシカメラのトイレでこんな張り紙を見つけました。
トイレの注意書き

福岡は、中国、韓国、台湾からの観光客がとても多い街なので、便器に紙を流す習慣がない方が、個室にあるあの小さな汚物入れに捨てようとしちゃうんだろうなぁ、ってことがよくわかった経験でした。


旅の写真は大事だね!

たぶん、このシリーズはこれで完結だと思います。(笑)
それにしても、なぜこのふたつについて、書き忘れていたかといえば、台湾で写真を撮ることができなかったからですよー!
博物館や美術館はもちろん撮影禁止ですし、トイレの個室内で、写真を撮る気にはならないし。

でもね、やっぱり映像を持ち帰るって、大事なことなんですね。
写真は、そこへ行って体験したことの、ほんの数千分の一の情報でしかないかもしれないけれど、
その小さな四角い映像から、芋づる式に呼び起こされるたくさんの記憶の「鍵」となっているのかもしれません。

んー、やっぱり旅が好きだー!



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