ロシアに落ちたのは本当に隕石なのかな…


今日は、ロシアに隕石が落ちて、たくさんの負傷者が出ているらしい、
というニュースが駆け巡りましたね。
車のドライブレコーダーや、監視カメラの映像もたくさんネット上に上がっていました。

↓ここはとてもたくさん写真や動画がまとまっています。
http://zyalt.livejournal.com/722930.html

明日は、直径45mほどの小惑星が、地球に最接近すると言われていたので、
それと関係あるのか?とか、
地上に激突する直前にミサイルで砕いたらしいとか、
実は隕石ではないのでは…?なんて憶測も飛び交っていましたが、今のところ詳細は不明です。
明日以降、いろんなことがわかってくると思います。

地球には、毎日たくさんの隕石や流星がやってきているし、
観光名所になっているクレーター跡もあります。
ですが、今回のように市街地で大きな被害があった事例は今までなかったのだそうです。

つい先日も、東京上空で火球が多数目撃されていましたが、
幸いなことに、空中で燃え尽きたらしく、被害報告はありませんでした。

うーん、なんでしょう、やっぱり地球が大きな転換期を迎えているような……

しかし、このニュースを知ったうちの母の言葉に、
クリキンディはちょっとショックを受けてしまいました。

「え?ロシアに隕石?そんなに負傷者が出てるの?
どうせなら中国に落ちてくれたらいいのにね〜」

え?!!

一体なんでそんなセリフが出てきたのかと聞いてみると、
「だって、尖閣諸島問題とかあるし、日本を攻撃しようとしてるでしょ?」

思わず、母親に言うべきではない言葉を言ってしまいました。
「かあちゃん、アホなの?」

おそるべし日本のメディア。
テレビと新聞の情報を素直に信じているうちの母の認識では、
中国は、日本の領土を奪おうとしていて、
PM2.5とかいう大気汚染物質をまき散らしていて、
農薬入のギョウザを日本に売りつけたり、
あらゆる粗悪なコピー商品を作ったり、
日本と戦争をしたがっていたりする国らしいので、
隕石でも落ちて罰が当たればいい、ということのようです。

これはクリキンディの憶測ですが、
今や13億人を超える中国人にアンケートをとったら、
尖閣諸島のことを知っている人は、きっと1%にも満たないと思います。
うーん、むしろ聞いてみたい!どこかの番組でやってくれないかな。
いやでも、その数字やインタビューもイメージ操作されちゃいそうですね。

中国だけでなく、北朝鮮についても、
「なんとなく嫌いな国」という認識を持っている日本人は多いように思います。

行った事もなければ、中国や北朝鮮の友人もいないのに、
なぜ「嫌い」と思うかと言えば、
マイナスイメージの報道が多いからに他なりません。

例えば、先日北朝鮮が核実験を行ったという報道について、
不快感を持っている人は多いと思いますが、
過去、核実験を行った回数で言えば、
世界一多い国がアメリカで、1000回を優に超えています。
北朝鮮は3回です。

つまり、情報がこれだけなら、
どう考えてもアメリカの方が悪いイメージのはずですが、
他の様々な報道によって、北朝鮮の方が悪いイメージになっているのです。

ロシアの隕石からずいぶん話がそれてしまいましたが、
報道の仕方によって、私たちは様々な印象を操作されている可能性について、
少し考えてみてもいいと思いませんか。

←クリキンディのブログおよびツイートがまとめて見られます。

←このランキングは本当に素晴らしい!…と印象操作してみる……


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