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果物に虫がいたらむしろそれは喜ばしいことかもしれない

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知り合いからたくさんの枇杷を頂きました。
売っているものと比べれば形も不揃いだし、見た目はおいしそうに見えないんですが、
農薬も肥料も何も使っていない枇杷は、本当においしい!
身体が拒否しない味ってこういうことなんだなぁ…。

ですが、これをおいしいと思うのは人間だけではないわけで、
つるっと皮を剥いて食べようとしたら、
目の端に何か動くものが………
5mmくらいの小さな小さな幼虫がクネクネしているのを発見。

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ロハスな美容室

クリキンディ、もう何年も前からほとんどシャンプーを使わない生活をしています。
台所用の洗剤も使いません。
お湯と手編みのアクリルたわしでどうしても落ちない時にだけ、
石けんを使うことはありますが、
いわゆる合成洗剤を使わなくなってから、いろいろ快適です。

ロマンスグレーの髪(白髪とも言いますね……)も、
しばらく染めずにいたのですが、
どうもこれだけは社会的にあまりに馴染めなくなるので、
1年ぐらい前からまた染め始めました。

ですがもう普通のヘアダイでは身体が拒否反応をしてしまいます。
それで、宮城ではロハスを詠った美容室にずっとお世話になっていました。
九州へ移住して、また一から美容院探しかぁ…と思ってちょっと憂鬱になっていたのですが、
ネットで検索してなんとなく良さげな美容室を見つけたので予約してみました。

ちょっとだけ不便な場所にあるその美容室は、イケメンの店長さんがひとりで営業していらっしゃいました。
随所にこだわりが感じられます。
インテリアも、お客様への心配りも、思いつくものはどんどん取り入れているように見受けられました。
とても心地よい空間であるだけでなく、その技術もすばらしく、
何より、「身体に悪いものを使いたくない」というこだわりが一番うれしい!
アトピーなどで悩んでいる方も多く通われているようです。

クリキンディは、いろいろ相談した結果、ヘナ染めをしましょうということになりました。
ヘナにももちろんピンからキリまでありまして、
店長さんのこだわりの原料のパッケージを見せて頂き、
仕上がりはもちろん大満足でした。

店長さんに、なぜこのようなコンセプトでお店を開こうと思ったのですか?と聞いてみると…

18歳でこの業界に入り、いろんなお店で働き、店長を任されるまでになったそうです。
ですが、スタッフは手荒れがひどく、ひどい人は首までただれ、
身体にいいとは思えないその化学薬品まみれの環境で慌ただしく食事をし、
お客様が少しでも快適になればと経営者に提案したものは、
すべて経費の無駄だと却下され、
店長時代は、売り上げのアップと経費の削減ばかりを求められ、
自分がやりたいのは、こんな美容院じゃない、と思っていたところに、
信頼できる人との出会いがあって独立に至ったそうです。

こうして聞いてみれば当たり前に思えることだとクリキンディは思うのですが、
世の中の流れ的に見ればまだまだマイノリティなんでしょうね。

以前ある方の講演会で聞いた話を思い出しました。

若いサラリーマンに今年の目標は?と聞くと、
たいがいの人は「売り上げアップです!」と答えるそうです。
ではその売り上げが達成できたら次は何を目標にするんだ?と聞くと、
「さらに売り上げを3割伸ばしたいです」
それが達成できたらどうする?としつこく聞くと、
しまいには答えられなくなってしまう。

会社という組織は、売上げアップのために、経費削減をします。
それは則ち質の低下を意味します。
例えば価格を下げるために、原材料の質を落とす、量を減らす、
または人件費を抑えるために、教育の行き届いていないアルバイトに仕事をさせる。

つまり顧客のニーズに反することでしか実践できないんです。
それなのに、「一番大切なのはお客様だ」というような矛盾した理屈を押し付けられ、
働く人はどんどんストレスが溜まっていってしまうんですね。

しかも会社は、その組織を守っているのであって、
社員の幸せや安心を守っているわけでもありません。
え?うちの会社はそんなことないって?
残業もないし、病気になったら休ませてもらえるし、危険な作業もない、
育児のためにしっかり休みもとれるし、無理難題を押し付けられることもないし…
それはとてもすばらしい職場だと思います。
きっとその会社にはリストラや定年はないんでしょうね。

話がそれましたが、
世の中のしくみってなんかおかしいよね、と思った人から、
こうして自分の正義を貫く生き方を求め始めるのかもしれません。

この美容室の店長さんには、なんだかはじめて会ったような気がしなくて、
「きっとインディアン時代にご縁があったのかもしれませんね」
と言ってみたら、
「僕がお父さんですかね?」ですって!
今世では私の方がだいぶ年上なんですけどね(笑)

ただ美容院に行ったというだけなのに、
人間の生き方について深く考えさせられる出会いでした。

空間除菌ウイルスブロッカー

うーんうーん……
この話、とっても表現しにくいなぁ。
たぶん、今は誰にも理解してもらえないと思うんだけど、
というか、クリキンディもまだ確信を持って言えないから…
あああああ、書きにくい……。

あくまでも、仮説のひとつとして聞いていただけたらうれしいです。

「空間除菌ウイルスブロッカー」
という商品をご存知でしょうか。
クリキンディは今日はじめて知りました。
ネームプレートぐらいの大きさで、首から下げたり衣服に着けたりすることで、
そのまわり約1立方メートル程度を除菌してくれる、というものらしいです。

インフルエンザウイルスやノロウイルスにも効果があるらしいのですが、
一体どういう成分なのでしょうね?
「二酸化塩素」と表示してあります。
あまり聞き慣れない名前ですが、消毒や漂白に使われるものだそうです。

ウイルスを寄せ付けないなんて、
なんて素晴らしい商品なんでしょう!すぐに試してみよう!
と思う方も多いと思います。

確かに、「除菌」効果はあるようですので、
有名どころのウイルス感染は防げるのだと思います。

じゃあ、一体クリキンディは、何でこれを使うのをためらっているの?
と言われそうですが…。

「世の中に不要なものなどひとつもない」
と仮定した時に、
なぜ人間の健康を損なう、ウイルスのようなものが存在するのか、
と疑問に思いますよね。

いわゆる「ウイルス兵器」のようなものは別として、
自然界に存在するものならば、とても大切な役目を持っているはずです。

先週クリキンディはインフルエンザと思われる高熱で寝込みました。
ついでにノロウイルスとも思われる腹痛で1週間ほど脱水しました。
もちろん、とても辛かったです。
できることなら罹りたくないです。

でも高熱のおかげで、身体の深い部分に冷え固まっていた老廃物が動きだして、
熱が下がってみたら、関節がずいぶんスムーズに動くようになっています。
下痢するのは、もちろん腸内の大掃除デトックスです。

普段の生活習慣によって、あまり老廃物を溜め込んでいないタイプの人は、
高熱や下痢などで、身体の大掃除をする必要はありませんが、
運動不足だったり、化学物質をたくさん取り込んでいる人にとっては、
ウイルスがトリガーとなって、身体を健康的に維持するお手伝いを
してくれているのではないかと思うのです。

少し前にご紹介した「アナスタシア」という本の中にこんな記述がありました。
主人公のウラジーミルが、
「みんなが嫌いなゴキブリのような虫は、なぜ存在するのか」と疑問を呈した時に、
アナスタシアは、
「ゴキブリは汚れた場所にしか出ない」
と教えてくれます。

根本的には同じ事だと思います。
花粉症も同じ事、
杉の花粉は、「老廃物を鼻水や涙でスムーズに排出するため」のトリガーでしかありません。
杉の木を世界中から抹殺してしまえば、
今度は別な植物の花粉が同じ役目を担うだけです。

話を元に戻しましょう。
「仕事を休めないからインフルエンザにかからないために、
空間除菌ブロッカーを使います。」
という選択が、自分の健康状態にとってどれほどマイナスになるのか、
また、罹ってしまった時に、
解熱することや、下痢止めを服用することで、
身体が正常な状態に戻ろうとする「自然治癒力」をどれほど妨げてしまうのか、
一時的に回復したように見えても、
それはいつか爆発する爆弾を抱え込むことになるだけだと思いませんか?

いつか爆発するかもしれないけど、
太く短く生きるからいいんだ、って思っている人も多いかもしれませんね。
医学の進歩(とあえて言っておきます)のおかげで、
その具合の悪さを抱えたまま、寿命を細く長く引き延ばされる可能性も大きいです。

ああ、やっぱり理解してもらえないよね…、こんな話。
自分の人生ですから、
自分がしたいように、自分が信じる道を生きていくだけです。

クリキンディは上記のような理由から、
原則として病院には行きませんし、対症療法となる薬も基本的に飲みません。
ですのでちょっと熱を出したら
「病院へは行ったの?薬は飲んだ?」
と聞かれるのがとても苦痛です。

この孤独感、いつかなくなる日が来るのかなぁ。

←クリキンディのブログおよびツイートがまとめて見られます。

←ひとりでも仲間が増えますように。

岩盤浴に行ってきた〜

「岩盤浴」というものが流行はじめたはいつ頃でしたかね〜?
一時期のブームは去ったものの、しっかり定着している感じがします。

暖まる、汗を出すというだけなら、
お風呂でもサウナでもいいような気もしますが、
やっぱり何かが違いますよね。
それは、水道水のお風呂と温泉の違いぐらいあるのかも。
食塩と岩塩の違いとも似てる…?

「汗をかく」という状態の一番大きな目的は、
体温の調節ですが、
もうひとつ、身体が溜め込んだ老廃物や重金属の排出、
という効果もあると聞きます。

クリキンディは子供の頃から、
あまり水を飲まず、汗もかかないタイプでした。
つまり、老廃物は溜まり放題〜!
中学生の頃から、いわゆる「ワキガ」もありました。

ちなみに、ワキガの人というのは、ワキガがどういうものなのか、
理解していないことが多いようです。
クリキンディも、汗をかいたら、人間は誰でも同じように臭うのだと思っていました。
ある時、「もしかしたらこれがワキガというものなのか?」と気付いたのは、
30代に入ってからかもしれません。

しかし、気付いたものの、それは親からの遺伝であり、
体質なのでしょうがないと思っていたので、制汗剤を毎日使っていました。

でもその後、岩盤浴の流行に乗って、今までかいたことのない大量の汗を出していたら、
いつの間にか汗のにおいが、すっかり変わってきたんです。
さらに、冬になって汗をかく時間が減ると、また臭いが増してきます。

やっぱりワキガの原因は、身体の中に溜まっているものなんだ〜!
と確信しました。
それ以来、ちょっと汗がにおってきたなぁと思ったときには、
岩盤浴、またはサウナに行くようにしています。

人間の身体は、非常によくできていて、
いらないものや毒物を取り込んでしまった時には、
なんとかして排出しようとします。
ですが、現代の地球上には、あまりにも複雑な物質が増えてしまっていて、
排出してもしても間に合わない、
または身体が排出すべきものなのかどうか、判断できない物質なども生まれています。

たとえば、農薬、合成肥料、化学調味料、着色料、合成洗剤、シャンプー、柔軟剤、化粧品、染髪剤、石油由来の医薬品、合成されたアルコール、建築に使われる溶剤、化学製品、放射性物質………

最初にも書きましたが、
これらの排出に「汗をかく」ことが効果があるようなので、
運動でも普通のサウナでもいいと思いますが、
岩盤浴、それも天然温泉とセットになっているところが、
もっとも効果が高いように感じます。

昨日、あまりにも背中が痛くて寝込みたいぐらいだったのですが、
重い腰を上げて岩盤浴に行ったら、ずいぶん軽くなりました。
花粉症やアトピーにも効果を感じている方が多いようですので、
ぜひ、皆さんも試してみてくださいね。

※おすすめの入り方としては、水分とミネラル分(岩塩など)をたっぷり補給しながら、
休憩を挟みながら3回入ることです。
1回目、2回目、3回目と、汗の出方が違います。
それぞれ、違う場所に効くようです。

←クリキンディのブログおよびツイートがまとめて見られます。

←こちらも宜しくね!

てづくりストーブ

一年前は何してた?
友人と会うと、すぐにこの話題になってしまう今日このごろ。

あの時、仕事再開まで時間もあったし、
ライフラインに大きなダメージを受け、
いろんなものが手に入らなかったので、
手に入るもので簡単にできる、
手作りの灯りと、手作りアルコールストーブをいくつも作っていました。

我が家ではプロパンガスが震災直後から使えたため、
活躍の場がないまま忘れていたのですが、
また何か作ってみようかなと思い立ち、
ネイチャーストーブっぽいものにチャレンジしてみました。

ネイチャーストーブは、こんな感じの箱なのですが、

これが、煙突効果でよく燃えるんですよ!

しくみ自体はシンプルなので、
100円ショップにあるものでチャレンジしてみました。
今回購入したのは、小さなブリキのバケツと、小さな金ザル、
植木台と焼き網の4つ、420円ナリ。

まずは、バケツの底を缶切りできれいに抜いちゃいます。

で、逆さにしたザルの上に、逆さにバケツを乗せて、軽く固定したら出来上がり!
植木台に焼き網を乗せて、
5分で完成です。

ただ、たき火したいだけなら、網も台もいらないので、210円でできます!

ポイントは、バケツを逆さに使うことだけです。
これが煙突効果を生んでくれるんですね。

早速、庭で燃焼実験しました。
まぁまぁいい感じに燃えてくれるのですが……
すごく残念なお知らせがひとつ……

たき火実験後から、咳が止まりません。

おそらく、「燃やす」ことで、放射性物質が活性化したのではないかと……
やっぱね、被災地のがれきを全国にバラまくのは
やめた方がいいんじゃないかと思います。