「本とか映画とか舞台とかの感想」カテゴリーアーカイブ

[映画]ノウイング

こんにちは、「アミ小さな宇宙人」という本が大好き過ぎて、mixiのコミュニティにも入っているクリキンディです。
そこに「ノウイング」という映画は、大人向けのメッセージであり、「アミ」と通じるところがある、
というトピックスが立っていました。
そりゃ見ないといかん!!
ということで、ハリー・ポッターを我慢して、隣のシアターで見てきました。
(だって、同時刻に開始なんですもん…)

というわけで、今日はネタバレ記事ですので、
これから「ノウイング」を見ようと思っている方は、この先読まないで下さいね。
ご覧になった方のコメントは、もちろん大歓迎です。

(この先ネタバレ注意!)






さて、簡単にストーリーを振り返ってみましょう。
今から約50年前、あるアメリカの小学校で、開講記念のイベントとして、タイムカプセルを埋めよう!
という企画がありました。
それを開くのは50年後の、この小学校の子供たちです。
ここで、クリキンディは
「普通は自分で入れたものは、自分で開きたいだろっ!」
と心で突っ込みを入れていました。

タイムカプセルに入れるのは、子供たちが描いた絵です。
「50年後の未来はどうなっているかな?想像して絵を描きましょう」
と先生が言っているのに、
なぜか紙一面に数字を細かく羅列していく少女がいました。

そして…
50年後、開かれたカプセルから、その数字の手紙を受け取った少年が主人公です。
(ん…そのパパかな、主人公は。)
その数字が、ここ50年で、世界に起こった災害の日付、死者数、および緯度、経度であるということに気付いたパパは、
未来の日付の災害を阻止しようとがんばります。
パパが孤軍奮闘している間、
その手紙を受け取った息子は、ちょっとあやしい人たちに誘拐されそうになります。

その手紙の最後に書いてある数字が、
地球の終わりであり、全人類が滅びること、と読み解いたパパ、
自身の天文学の知識と合わせることで、
太陽の巨大プロミネンスが、地球を焼き尽くすのが原因だと予測、
なんとかできないものかと、手を尽くすのですが…。

(この先映画の結末あり!ネタバレ超注意!)






結果、
言っちゃいますよ!
地球は一瞬で燃え尽きます。

あ〜あ、言っちゃった。

しかし、そこで、「アダムとイブ計画」とも「ノアの箱船計画」ともとれるような計らいがあったのです。
息子を誘拐しようとしていたのは、
実は異星人であり、
彼だけに聞こえるような音とイメージで、
「地球に起きる災害」を伝え続け、
新しい地球で一からやりなおすために、一時地球から避難するように伝えていたのでした。

つまり、50年前にあの手紙を書いた少女も、
同じ存在からのメッセージを受け取っていたことになります。

地球最後の日の前日、
美しい宇宙船が、いくつも地球から旅立って行きます。
でも、その宇宙船に乗ることができるのは、
異星人のメッセージを「聞くことのできる耳を持った人」のみ。

せっかく、この数字の意図を読み取ったパパでしたが、
「声が聞こえない」ために、宇宙船には乗れません。
宇宙船に乗り込む息子とは、永遠のサヨナラです。

宇宙船に乗り込むことのできた、ほんのひと握りの地球人たちが、
美しい星に降り立ち、
新しい未来はちゃんと存在する、
というようなイメージで映画は幕を閉じます。

ざっと振り返ってみました。
もちろん映画ですから、他の登場人物たちと、もう少し複雑な展開があります。

クリキンディ、正直に言いますが、
宇宙船が、いくつも地球を飛び立つシーンで、
むちゃむちゃ腹を立てていました。
「これって選民思想じゃないか!」と。

地球が炎に包まれるシーンでは、
心で「違う違う!」と叫びながら号泣していました。

数字の事実を証明するシーンでは、
災害の映像のオンパレードですので、
とにかく見ていて辛くなります。
もう、途中で映画館を出ようかと思ったほどです。

それでも、
やはり、この時期、こういう映画は必要なのかもしれません。
地球人の視野の狭さを反省するとともに、
この宇宙には、多くの生命体が存在するのだということ、
未来を予測することは不可能ではないこと、など……。

ちょっと前に書いた、<パラレルワールド>の考え方でいくと、
こんな風に「地球が滅びる」と考える人は、そんな未来を体験することになりますし、
「地球が戦争をやめ、平和的に宇宙連合の仲間入りをする」と考えている人は、そのような未来を体験することになります。

クリキンディは後者を選びたいです。
これから、2011‾2013年あたり、
1999年の時のように、様々な説や終末思想が飛び出すのだと思いますが、
たくさんの人が、楽しい地球の未来を選択できるよう、
明るい未来の映画が作られればいいのになぁ、と思います。

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[本]ゲリー・ボーネルの自伝

こんばんは、外気温が高くなるにつれ、
オフィスのエアコンの設定温度が下がるため、
温度差に耐えられない冷え性のクリキンディです。

お休みの日は、自宅の窓を開け放して、
読書をしているうちに、昼寝しちゃって、あら夕方になっちゃった…
という贅沢な時間の使い方がお気に入りです。

今日はゲリー・ボーネルの作品をふたつご紹介します。

 

「新次元の叡智」(2008年8月発刊)
「アカシャ光の叡智 2012年と光の12日間のオリジナルソース」(2009年5月発刊)

アカシック、アトランティス、アセンションなどについての著書をたくさん出している
ゲリー・ボーネルの自伝的小説です。

9歳のゲリー少年が父親の虐待をきっかけに、幽体離脱するようになり、
指導霊的存在に出会い、様々なビジョンを見て、成長していくストーリーですが、
その描写の詳細なことに驚かされます。
ただの小説として読んでも、とても優れた作品だと思います。

タイトルからは、ふたつは違う作品のような感じがしますが、
続編となっているので、「新次元の叡智」から読むことをお勧めします。

クリキンディは、宗教にハマっていた母親の影響もあり、
スピリチュアルな世界への興味は、子供の頃からなんとなくあったのですが、
本格的に、いろんな本を読みあさりはじめたのは、
大人になって、ある理由で鬱状態に陥ってからでした。

毎日死ぬことばかり考えていて、
誰にも会いたくない、話したくない、電話が鳴るのも怖い、
そんな状態から抜け出すきっかけは、いくつかあったのですが、
そのどん底を経験したからこそ、気付けたことがたくさんあったんだなぁとも思えます。

そして、私のまわりでスピリチュアルなことに目覚める人は、
何かしら、どん底体験を持っている、という共通点が見えてきます。
ゲリー・ボーネル氏も継父からの虐待がきっかけとなりましたし、
私の母が宗教にハマったのも、大変辛い時期があったからでした。

ということは…
そこまで辛い経験をしないと、人は人生のしくみに気付けないということなんでしょうか…?
そんな辛い思いをしないで、もうちょっと楽に、明るく楽しく、
「目覚める」ことはできないのかなぁ…。
それが「地球のやり方」なんだと言われてしまえばそれまでですが…。

ゲリーの著書によれば、
14万4千の存在たちの祈りによって、
2011年に「光の12日間」と呼ぶべき大イベントが起きるそうです。
それは、終わりでも始まりでもなく、
その後に訪れる時代の「予告編」のようなものだ、と記されています。

別な著書には、
「どん底」や「目覚め」の認識のない人も、状況によって、
この光の12日間を「楽しく」過ごせるのかも?
なんて書いてあるので、
クリキンディが心配することじゃないですね!

とりあえず、その日を楽しみに待ちたいと思います。

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[本]ONE (リチャード・バック)

こんにちは、ゆうべ洗濯したことをすっかり忘れて、
今朝慌てて干したクリキンディです。ええ、しわしわでした……orz

先日「バシャール×坂本政道」(VOICE)という本を読んでいることを、
書きましたが、
読み進めた先には、パラレルワールドについての話題もありました。

ちょうど、この本のための対談が行われたのが、2008年のアメリカ大統領選挙の日だったそうです。
オバマvsマケイン候補のどちらが勝利したのか、
もちろん私たちは知っていますが、
それは、「知っている」のではなく、「洗濯…じゃなく選択したのだ」そうです。

つまり、「オバマが勝利した地球」と「マケインが勝利した地球」の、
どちらもパラレルワールドとして存在していて、
自分がどちらの地球を選んでいるか、ということなのだそうです。

私の大好きな作家のひとりに、リチャード・バックという人がいます。
(代表作は「カモメのジョナサン」「イリュージョン」等)
彼の著作に「ONE」という作品があるのですが、
これ、パラレルワールドについて、とてもわかりやすく書かれています。

とはいえ、スピリチュアル初心者のクリキンディには、
なかなか理解し難いところも多いのですが…。

この考えに基づいて、過去のことを思い出してみると…
クリキンディが、あの日あそこで、あの道を選択していたら、きっと違う人生があったはず…
という、その「違う人生」はちゃんと存在していて、
それを「選択した」と思っているクリキンディもいる、ということですよね。
うわ〜〜、なんかわかんなくなってきた〜〜!

そして、もうひとつ気になっているのが、
2011年〜2013年頃に起きると言われている「アセンション」。
大きな災害が起きるのではないか、
ポールシフトが起きるのではないか、など、いろいろ予想されていますが、
これも、「自分がどの未来を選択するのか」によるのだそうです。

つまり、「大きな災害が起きるに違いない」と思っている人は、
そんな地球を体験し、
「きっと穏やかに人類がアセンションするのね」と思っている人は、
そんな地球を体験する。
「それまでに目覚める人の数が足りないからアセンションしない」と思っている人は、
もちろんアセンションしない地球を体験する。

どうでしょう?
クリキンディの拙い文章で、伝わりましたかね?

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[本]バシャール×坂本政道

世の中の常識としては、地球の最古の文明は
数千年前の「メソポタミア文明」ということになっていますよね。

それ以前にあったかも?と言われている
アトランティス、ムー、レムリアなどは、
「伝説」の域を出ず、おとぎ話のように語り継がれています。

でも、ピラミッドをはじめ、
各地で発見されている「オオパーツ」と呼ばれるものは、
メソポタミア以降の文明ではどうにも説明がつきにくいですよね。
続きを読む [本]バシャール×坂本政道

[映画]エターナル・サンシャイン「きっと、私を見つけてね」

あなたには、心から愛せる人がいますか?
ソウルメイトとか、ツインソウルとか、ツインフレームとか
そういう存在だと、思える人には出会えていますか?

クリキンディは…


今のところ確信をもってそう思ったことはありません。

ただ、ソウルメイトの定義を広くとれば、
家族も職場の仲間も、元カレも、むしろ袖すり合った人さえも、
みんなソウルメイトだと言えますし、過去生での繋がりを感じることもあります。
続きを読む [映画]エターナル・サンシャイン「きっと、私を見つけてね」