体によい自然栽培と体に悪い有機栽培


石川県羽咋市の元公務員、高野誠鮮さんの動画、
「UFOは不都合な真実」

もうご覧になりましたでしょうか。
第二部と第三部についてもアップしましたのでどうぞ。

すでに動画をご覧になった方はわかると思いますが、とにかく内容が衝撃的です。
こういう本当のことを私たちは知ることができず、やりすぎコージーネタで誤魔化されていたんだ…とよくわかります。

何がどう問題なのかをわかりやすく説明してくださっていて、そこから私たちが何ができるのかということについての提案もあり、ちょっと未来に希望が持てるお話です。

■UFOで町おこし

羽咋市の市役所の臨時職員の時に、UFOで街づくりというのを始めちゃったんです。

幕末に近い江戸時代、嘉永時代に書かれた文章の中に不思議な古文書があったのを見つけたんです。

西山から東山へ麦わら帽子のような形をしたものが夜な夜な空を飛んでいくと書いてある。これは今で言えば空飛ぶ円盤じゃん!これはUFOで街づくりをしないといけないと思って勝手にやり始めたんですね。

僕は当時臨時職員だから予算がつかないと言われ、「勝手にやっていいんですか」と聞いたら「やれるものならやってみろ」と言われたんで勝手にやっちゃったんですよ。

ロシア宇宙局と掛け合って、ボストーク(人類初の有人宇宙飛行船)を買いました。本当に飛んだボストークカプセルです。

それからサテライト=人工衛星、モルニアサテライトという本物を買いました。

それからNASAと交渉して、月の石、ロケットなどを100年間タダで貸してもらったんです。

実はNASAの広報部長がたまたま僕の友達だったんです。チャックビクスと言います。彼の自宅に遊びに行ったりしているうちに、「なんか借りることはできないの?」と聞いてみたら「何年ぐらい借りたいの?」と言われたので100年と言ったんです。

ロンアグリーメントという契約書があるんです。そこに10と書いたら直接の担当者は「この日本人は10年物を借りたい」と解釈しました。

10をずっとズラして書いて後ろにdecadeとつけたんですね。one decadeは10年なんですよ。つまり僕は10decadeと書いたので100年です。

見せたら大笑いされたんですね。「この日本人は100年間ものを借りたいと言ってる」と。

そこに政治部長が通りかかったんです。何を騒いでいるんだと言われ「この日本人が宇宙機材を100年間タダで借りたいと言ってる」と言うと、「面白いことを言うじゃないか、貸してやればいい」と。

香港でさえ100年借りてるんだから僕らにも100年貸してください、って言ったんです。面白いとなおさら好かれて、借りることができたんですね。

それで博物館を作りました。UFOの形をしています。中で扱っているのは、宇宙開発とそれからセチ。セチというのはSETIとCETIのふたつあるんです。

SETI:Search for extraterrestrial intelligence 

CETI:Communication with extraterrestrial intelligence

地球外知的生命とのコミュニケーションなんです。これを言いはじめたのは実はアメリカのカール・セーガンです。

■カール・セーガン

コンタクトという本を彼が出版した時に、日本で講演会があったんです。他の人たちはコスモスという本にサインをねだっていたんですが僕は違う本を持って駆けつけてサインをおねだりしたんです。

彼は講演会で「私はUFOなんか信じません。もし会場を出てそこにUFOが着陸していたら信じましょう」と言ったんです。

僕が持っていった本は

「U.F.O’s: A Scientific Debate」

UFO討論ですよ。著者はカールセーガン。CIAの物理学者ソントンページとふたりで書き上げた本でした。日本では出版されていませんでした。

彼が書いたUFOの本にサインしてくださいと持っていったんです。めちゃくちゃ苦虫を噛み潰したような、ちょっとおろおろしたような様子でサインをくれました。

彼は1972年以降変わってしまったんです。若くしてNASA=アメリカ航空宇宙局のプロジェクトのリーダーになったんです。天才的でしたね。20数個の学士号と博士号を持ってました。2回離婚歴があります。ちょっと変わった男です。まだ大学教授でいた頃は天才でした。でもNASAのリーダーになった途端豹変したんですね。僕はカールセーガンを尊敬してたんですよ。

■神子原の村おこし

NASAと契約して100年間タダでものを借りたりしてきたので、そんなことができるあんたなら過疎の村の問題がなんとかできるだろうと言われて、今度はそこに取り組むことにしたんです。

過疎の村は富山県との県境にありました。神子原(みこはら)というエリアです。神子原という地名にちょっとひかれたんですね。

その地区は昭和40年初頭には1000人いたんです。僕が目を向けた時には人口はもう半分以下でした。

農村集落の弱点は農業なんです。自分で作ったものに自分で値段をつけられませんから。僕はここが最大の弱点だと思ったんです。

米価は毎年下がっていました。農家が一生懸命丹精こめてお米を作っても、1俵(60kg)で13000円しか手に入らないんです。

農業所得を調べたらもっとびっくりしたんですね。一世帯、一年間87万円と書いてある。農業やめるのは当たり前ですよ。

やり続けるには道がふたつしか僕には見えなかったです。ひとつは兼業しながらやる。もうひとつは年金をもらいながらやる。

このふたつの道から外れると、若い人たちはここから60キロぐらい離れた金沢に行っちゃう。

この山の中には年寄りしか残っていませんから、18年間子供が生まれませんでした。小学校もなくなり保育所も取り壊されました。

じゃあ農業そのものを変えればいいと思ったんです。僕は単純だから、自分で作ったものにすべて自分で希望小売価格をつけられるようにすればいいと思ったんですね。

村の人に集まってもらって、説明会を開き、「自分で作ったものに値段をつけて売ってください、そのために村全体で会社を作って売ってください」と提案しました。

理解者はいませんでした。169世帯中、「わかった」と言ったのは3世帯だけ。あとは全員反対でした。

「売れ残ったら役所が責任を持って買い取ってくれるんだろう?」と言うので、「どこの世の中にうちの商品が売れ残ったんで役所に買い取ってください、と持ってくる人がいるんですか」と聞いたんです。

値段をつける以上は自己責任なんです。

「だったら皆さんの新米を僕が預かります。役所で皆さんのお米を全部売ります」と言ったんです。

「田んぼに入ったこともないのに米を簡単に売れるなら、50年も60年もこんな山の中でワシら苦労しとらんぞ、ダラ!」と言われました。ダラはバカという意味です。そのバカになってみることにしたんですよ。

バカになったら結構なんでもできるんです。バカにならないと面白い考えが出てこない。やってみたら失敗だらけでした。次から次へと失敗するんですよね。

僕の背中をポンと押してくれたのは池田さんという人。「犯罪以外の責任なら全部俺がとってやる」と言ってくれました。こんな公務員はいませんでした。だいたい自分の立場しか言わないですよね。「お前がそんなことをやって失敗したら俺の管理能力が問われる」と。

自分の立場しか考えていませんから、村のことなんか考えません。公務員は地方のことなんか考えていませんよ。役所の中の自分の立場だけ。99.9%そうですよ。

ただそのたったひとりの池田さんが私の心に火を点けてくれたんですね。僕はこの人に恥をかかせてはいけないと思いました。できることは全部やってみました。

目指したのは「にぎやかな過疎の村」なんです。とにかく世界中からいろんな人が訪ねてくるようなにぎやかな過疎の村を作ってやろうと思ったんです。

■ローマ法王にコメを献上する

そこで影響力の強い人を3人選びました。一番最初にお願いしたのは宮内庁です。天皇皇后両陛下。

2番目はアメリカ合衆国大統領です。当時はブッシュでした。アメリカは漢字で書けば米国、コメの国です。

そして3人目はローマ法王さまです。

地名は普通は翻訳しませんが、英語圏の人たちに意味を理解させるのに、「神子原」(みこはら)を

the highlands where the son of Good dwells と訳したんです。

僕はキリストとは一言も言っていない。でもクリスチャンから見れば神の子=キリストですから、神子原=キリストの高原と解釈するわけです。

キリスト教で一番影響力の強い人は、ポープ=教皇さまなんです。ポープだからPをHに変えれば過疎の村のHope(希望)になると思ったんです。

この3人に絶対食べてもらおうと思ったんですが、ふたつは失敗しました。3つめが成功しちゃったんですね。

熱烈な質問状を書いたんです。お願いじゃないですよ。

「教皇さま、あなた自身に召し上がっていただく可能性は1%もありませんか?」と。

屁理屈はいっぱいつけました。イタリア半島と能登半島がいかに形がそっくりかとか(笑)。

最後はマタイの福音書の一節をとりました。キリストとご婦人が話をしていて、パンを割るエピソード。割ったパンくずが床に落ちて、それを子犬が喜んで走って食べにきたというところをつけたんです。

パンくずは何か、ガラシャなんです。天の恵みなんです。どんな小さな恵みが落ちても喜んで来ますから、という意味合いを込めてその節をつけたんです。

そしたら電話がきました。教皇宛に手紙を書いたんですが、電話は日本の大使館から来たんです。怒られることを覚悟しました。

失礼な手紙を何度も何度も出すなと怒られるんだと思ったら違ったんです。「ポープにお出しになった手紙の件に関して、大使と代理大使のおふたりが待っています、すぐ来なさい」だったんです。

慌てて神子原地区の町会長の近藤さんと、45キロの米、ふたりあわせて90キロを持っていきました。

市長は手ぶらで行ったんですよ。坂の上から「何してる、ふたりとも早よ来んかい」って、手ぶらですから簡単に上がれるけど、僕らは45キロのコメを持って坂を上がってますから、なかなか上がれない。

大使館では「神子原という村は千人いたのが500人になった小さな村ですね、バチカンは800人しかいない、世界で一番小さな国なんです。小さくなった村から小さな国への架け橋を、私と大使がやりましょう。このお米を教皇さまへの献上品としてみてあげます。」と言われたんです。

僕らは記録書を見せてもらいました。ブックレットです。日本人で今まで誰が教皇さまに何を献上したのかが記録されています。

最初のページにはNobunaga Odaと書いてある。織田信長が第一号でした。贈ったのは屏風。

コメを送った日本人は今までいなかった。初めて日本からローマ法王に送ったコメになっちゃったんです。

カソリックの信者の数、知ってますか?11億人ですよ。日本の人口をはるかに超えています。

「日本の大使館から、今年は教皇さまへ日本の神子原という村からからお米が献上されることになった。神子原はHoly nameだ」という情報が英語、イタリア語、韓国語、フランス語、ドイツ語、様々な言語で伝わりました。

僕はキリストとは言ってないのに、彼らは勝手にキリストの高原、原っぱと解釈してるんですね。

一気に伝わっていった結果、四谷にある聖イグナチオ教会の関係者と名乗るとても品のある奥様から、値段も聞かずにいきなりコメの注文が入っちゃったんです。

いきなり50俵ですよ。「バザーの目玉商品にしたいの。◯◯日までにここへ送ってくださらない?」とおっしゃる。「実は初めて売るので値段が決まっていません」と言うと「あらいくらでも結構よ」とおっしゃる。「1キロ700円ぐらいでいかがですか?」と言ったら「お安いわね」と言われました。腹わたが煮え繰り返りましたよ。

当時デパ地下で一番安い南魚沼産のコシヒカリが1キロ830円だったんです。あまりにも高いので、こんな高いコメ、誰が買うんですか?と売り子さんに聞いちゃったんです。「私どもはお買い求めになるお客様がいらっしゃるので扱っています」という答えでした。

普通の主婦は1キロ830円のコメなんか絶対買いません。買えないですよ。なのに700円と言ったら安いと言われたんです。

腹わたは煮え繰り返りましたけど全部売りました。運送費込みで300万円弱でした。

その後、NHKがドキュメンタリーを作ってくれたんです、そしたら1ヶ月で800俵のコメを売っちゃったんです。一俵42000円ですよ。

農家が農協に出したら13000円にしかならない。役所経由で打ったら42000円、三倍になったんです。

賛成者が3人しかいなかったのにほとんどが賛成者になっちゃった。人はやってみせて納得しないと人は絶対に動いてくれません。出した手紙は「1%も可能性はありませんか」という質問状、それが法王に献上することになっていったんですね。

■日本で一番高い酒

調子に乗って日本で一番高い酒も作ってみたんです。720mlしか入ってないのに33,600円。高いですよね、僕は絶対買いませんよ。(笑)

議会で大問題になっちゃったんです。今で言えば民進党系の議員が「わしは神子原の村のことを心配するから質問する」と。

その方が議場から出てきた時に絡んじゃった。「議員さん、いつも心配していただいてありがとうございます。そこまで本当に心配されるのならどうかお願いですから農家から直接お米を買ってあげてください」と。

議員が心配するなんて口だけ。本当に農家のことを心配するのなら農作物を買って欲しいんです。

だからこのお酒はそんな議員に見せなかったんです。それで議会でまた問題にされちゃったんですね。

どこに持って行ったかというと有楽町。外国人記者クラブというところへ持っていって記者会見を開いたんです。

16カ国の記者を集めて記者会見をやってテイスティングをやったんですね。

僕は皮肉な看板を作りました。「コメで作った酒が葡萄や麦で作ったものに劣るんでしょうか」と挑戦状を叩きつけたんです。

飲んだら態度が豹変しました。「これはまるでワインだ」と言い出したんです。僕ら知ってる関係者は、バカじゃないの?と思いました。はじめからワインですから。

お米をワインの酵母菌を使って発酵させたんですよ。出来上がるのはライスワインです。外国人の方に染み付いているのはワインなんです。日本酒がちょっとでもワインに近づくだけで、「まるでワインのような高級な日本酒ができた」と、16ヶ国の記者の書きぶりはほとんど同じでした。

すぐにJALのエグゼブティブクラスの指定酒になりました。

■農協で自然栽培を指導する

FAO(国連食糧農業機関)の目的、行動にこれを持ち上げていったんですね。ナチュラルファーミング、AKメソッド。ジャポネと僕は言ってます。

僕は農協の組合長と大げんかしたんです。「農が狂うと買いて農狂ですね。」って言ったら「貴様はワシに喧嘩売りにきたんかいや」って怒鳴られました。でもその組合長は二年後には私の最大の味方になってくれました。誰の言うことも信用しないけどお前だけは全幅の信頼を置いてやると言ってくれたんです。

「じゃ、実行委員会の会長をやってください」とお願いしました。「おおなんでもやるわい、なんの実行員会や」と聞かれたので、「農薬、肥料、除草剤を使わない自然栽培の実行委員会です」と言って巻き込みました。普通は農協は嫌がりますよ、農薬や肥料を売っているんですから。

J講演会を開いて木村さんを呼んで、農協が教えるようにしたんです。真逆なことですね。今まで農薬や肥料を売っていた農協が要らないと言う。

この農法で作った穀物はどうなるかと言うと腐らないです。

ぜひ実験してみてください。コップの中に普段食べているお米を入れて放置しておいてください。食べていいお米は甘い香りがしてきて発酵しますよ。どぶろくが自然にできます。

食べちゃいけないお米は濃い茶色になってきて腐敗します。あなたがたが食べているお米は腐りませんか?腐るような米は口にしちゃいけない米です。

本当に食べていい米は発酵します。僕は木村さんのりんごを食べないでおくとどうなるか実験したんです。枯れていきました。

それから、木村さんのりんごは比重が1より重くなります。洗って食べようと思って水を張ったシンクに入れたらゴトンと落ちたんです。皆さん食べているりんご、浮きませんか?

■有機栽培でガンになる

江戸時代の農業書をよく見て欲しいんですが、田んぼに鳥を入れていません。鳥は追っ払ってます。

合鴨農法で作った米をコップで放置しておくと真っ黒になります。人が食べる米じゃありません。

有機だからいいんじゃないかと思っている人も多いですが、あれは「未完熟肥料」完全な生フンです。生のままの糞尿を田んぼに入れるようなバカな農家は江戸時代にはいませんでした。腐る米しかできないと知っていたからです。だから鳥を防いだんです。

有機栽培には反対していません。未完熟な有機肥料は、農薬を使ったものよりもっと危険なんです。未完熟肥料は硝酸カリウムになります。これは火薬です。

JAS有機の野菜、一番いいと思ってるでしょ。実験すると一番最初にぐちゃぐちゃに溶けますよ。

例えばあの街路樹は腐りません。枯れます。枯葉は腐りませんよ。落ちるまでは枯れて手で触ればパリパリとなります。これが植物の大原理原則です。

なぜ慣行栽培やJAS有機の栽培方法が溶けるんですか。溶けるものは食べちゃいけないんです。

JAS有機を食べているとおよそ二年で発がんします。

逸見政孝というアナウンサーがいました。彼の奥さんが「うちの政孝は大腸ガンで亡くなった。私たち家族はJAS有機に変える」と言って彼女はJAS有機ばかり二年間食べてたんです。彼女も発がんしました。僕が知ってたら止めましたよ。

なぜJAS有機を食べ続けたら発がんするか。今のJAS有機はおかしいんです。一年間で有機肥料としている。たった一年で有機肥料なんか作れません。本当の完熟した有機肥料を作るには四年から五年かかります。そこまで時間をかけて完熟した有機肥料を使って欲しいんです。

未完熟の状態では硝酸の濃度だけが上がっていきます。これが上がると虫がきます。

そうすると虫が悪いから殺そうと、殺虫剤を使う。

違ってたんです。もし虫が会話ができるのであれば「みなさんそんなもの食べちゃいけない、僕らが食べるから」と言っている。

つまり人がバランスを崩すから虫がくるんですね。農薬も肥料も除草剤も使わず、人に食べさせて正しいものを作った時には絶対に虫は来ません。

ちゃんと警告を与えてくれているんですよ。人が食べちゃいけないものを作った時に彼らがどこからともなく現れて食べてくれます。その姿を見た時に、私は何か間違ったことをしてるんだと思えばいい。自分が正しいと思ってるから虫が悪いと言うんです。

硝酸塩の濃度が高いものを食べると胃酸と反応してニトロソ化合物ができちゃうんです。これは強烈な発ガン性があります。

実験してみてください。旦那が憎いと思えば毎日JAS有機を食べさせる。二年後には発がんしてますから。(笑)

私と木村さんが神子原の山奥にいた時に、石川県知事の谷本さんが視察に来られたんです。「わしの女房もわしに気を使ってくれて毎日JAS有機のトマトを食べさせてくれる」と言ったので、僕と木村さんが目配せして「あぶない」と言ったんです。

そしたら「どこが危ない?何が危ない?」と言うので「JAS有機ですよね?危ないなぁ」と二人で言ったんです。

知事に対してJAS有機は危ないですよ、と言ったんです。それで知事にも興味を持っていただいたんですね。

有機は有機でも完熟した有機肥料ならいいです、未完熟有機肥料は使うべきじゃない。

未完熟の有機肥料の作り方を一生懸命指導していたのは江戸時代です。火薬奉行という人がやっていました。旧加賀藩では五箇山というところで作ってました。

枯葉と糞尿を使って作ります。そこへ幕府の密偵が来たら「旦那様、肥料でございます」と言う。嘘ですよ、火薬なんですから。

硝酸カリウムがピークになるのを繰り返して一番濃度の高いものを四年目に作り上げます。これが火縄銃、大砲の火薬になったんです。火薬は人の食べ物じゃないです。未完熟の有機肥料からできるんですよ。

完熟させるとこの濃度はどんどん下がります。本当に完熟してきれいに分解されるのは3年から4年以降なんですね。

だから昔の畑の近くにあった肥溜めは、真っ黒になって糞尿の香りがしない状態になってはじめて畑に使ってたんです。これが完熟なんです。

今みたいに生の糞尿を田んぼに入れるバカはいませんよ。江戸時代に農業は完成してました。

■温暖化の原因はCO2じゃない

僕らが着目しなくてはいけないのは気候変動。止まりませんね、なぜでしょう?

化成肥料をまいたら、40%以上が大気に昇華します。何になるのかというと、亜酸化窒素です。直接オゾン層をぶっ壊します。この気候変動を止めるには農業しかないです。

2009年8月28日付のサイエンスに、「環境破壊の原因、元凶は農業資材だった、フロンガスではない」とはっきり書いてあります。

河川を汚し、海を汚し、環境破壊を促進します。温暖化効果は、CO2の300倍以上あります。

CO2削減なんて焼け石に水です。意味ない。何を減らさなくちゃいけないのか、亜酸化窒素です。これを減らさないと大変なことになります。

代価フロンを使って車のエアコンを変えたのに気候変動は止まらない。おかしいじゃないですか。台風もおかしな方向にくるし、気候もおかしいし、雨も降らない、降るとなったら集中的にそこしか降らない。災害がいっぱい起こってくる。奇妙な時代なんですね。

この化成肥料が温暖化に強烈に拍車をかけています。邪悪の根源。

私たちが生きることをLIVEと言います。真逆の生きることをEVIL、邪悪という言葉になるんですよ。

農薬や肥料は今の農業には必要悪だと言われる。だったら日本人が考えてきた、農薬も肥料も除草剤も要らない農法をやるべきだと思ってるんです。

いろんなものが汚染され、コンタミネーションが起こってくる。その頂点は人類の口に入る。すべての濃縮の頂点、人類に来ますから。本当にそれでいいのか。真剣に考えてもらいたい問題です。

私が能登半島で、根底に据えたのが「自然栽培」です。これが日本という国ができる最先端の農業システムだと言って環境部長をお呼びして現地でご案内したんですね。

トマトを見たらゼリー状の部分がほとんどないでしょ。農薬も肥料も除草剤も使わなければこういうトマトができるんですよ。重いです。身がギッシリ詰まるんです。水に入れたら沈むんです。

■遺伝子組み換えの実験場

遺伝子組み換えの問題もそうですね。日本では厚生労働省がチラシを作ってます。

フランスは止めました。マウス実験で二年間やる予定が1年1ヶ月でやめちゃったんです。なぜか、使っていたマウスが全部発がんしたんです。

ラウンドアップ抵抗種というものがあります。大豆を育てる前にラウンドアップという除草剤を撒きます。そして大豆を植えるんです。すると大豆だけが伸びるんですね。刈り取りまでにラウンドアップは2〜3回撒きます。

ラウンドアップ抵抗種のコメもあります。ゴールデンライス=黄金米と言います。

中国の山の中の小学生で生体実験をやりました。やったのは中国共産党です。

指導したのはモンサントというメーカー。中国共産党は金でなんでも動きますから。AFPというフランスの通信社がその実験をスッパ抜いたんです。そして1年の実験予定が半年でやめちゃったんですね。

フランスのマウス実験が2年保たない。そんなコメがやがて世に出回ります。危ないですね。

我々の口にもう入ってますよ。日本は敗戦国ですから。軍産複合体には逆らえない。いろんな生体実験をされます。高被曝したものも食べさせられています。

ご存知ですか、アメリカ西海岸のロングビーチでコンテナが走る場所。放射線マークのあるところ。パトライトが鳴ってそこをコンテナが走る。

あれはガンマ線を浴びさせて強烈な被曝をさせているんです。そして太平洋航路に乗せる。

中に入っているのはナッツ類、アーモンド。薬剤はかかってませんよね。なぜカビが生えない?被曝してるからですよ。被曝させるとカビが生えないんです。

これらのナッツ類は米国内流通禁止ですよ。なんでそれが日本に入ってくるんですか。

ここは実験場に成り下がってしまったんです。

■自然栽培が日本を救う

自然栽培は環境変動にも非常に強いです。

右側が自然栽培の水稲です。慣行栽培の三倍以上根が張ります。片手で引っ張っても抜けないんです、この稲は。茎の太さは1.5倍になります。台風が来ても倒れません。

神子原は、お金をかけて電気柵をつけないと猪とかいろんな動物が入っちゃうんです。自然栽培の田んぼは、予算がなく電気柵を張ることができなかったので、ある程度の被害は想定してたんですが、一匹も入りませんでした。

その理由がわかりました。僕が田んぼに手を突っ込んだら手がスパーンと切れたんです。ハサミで稲穂を切って顕微鏡で見たら、鋸状になってました。シリカ成分が非常に高い。

小動物が入ると鼻先を切るんですよ。痛いから入れない。植物は歩いて逃げることはできない。でも自分で自分を守る術をちゃんと知ってました。

肥料や農薬をたっぷりやったものは自分で自分を守る術がありません。病気になったらすぐ薬を与える、これはダメなんです。弱い稲しかできません。

風が吹いたら倒れるような水稲であれば今世紀まで生き残っていません。本来植物はすごく強いんです。

もうひとつびっくりしたのがトマト。温室栽培でやっていたものは通気性が悪かったのでカビが生えて病気になったんです。

薬剤を使いたくないと農協の関係者と言ってたら、あることが起こったんです。

トマトが自分で病気になったところをペロンと地面に落として、きれいな新しい表皮ができたんです。つまりトマトは自分で自分の病気を治しちゃったんです。

植物も病気になったら自分で自分を治すことがわかってきたんです。そこに希望を持ったんですね。

腐らずに枯れていく強い植物、これは世界でも類がない。だからこれを世界に持っていけばいい。世界中の人が健康になって喜んでくれる。それが日本の次の役目だと思っています。

僕はフランスの関係者から言われた言葉が忘れられないんです。「日本人ってすごいよね、車や家電製品も作ってるけど、こんなすごい農作物も日本で作ることができたの?」と言われたんです。

これが日本が見せることができる次の戦略ですよ。相手の国の人たちが健康になれる食材を提供することなんですね。

オランダという国は一次産品で一年間に900億ドルの輸出をかけるんです。日本はどんなに頑張っても69億ドルしかいきませんから。オランダに肩を並べるだけで何十倍にも跳ね上がるんですよ。こんな急成長する可能性を持っている産業は農業しかないです。これが自然栽培ですよ。

羽咋では、学校給食で自然栽培のものを使ってます。移住者の数もめちゃくちゃ増えました。一年間延べにして500人ぐらいが農協に学びに日本中から来てます。

これが地方創生。ぼくはここに希望を見てるんです。

世界で評価されるものを日本がどんどん作っていけばいいと思います。

明治維新を起こした時も、非常にいい紅茶を日本は作ってたんです。

「今日はいい紅茶にしましょう」とロンドンの中流以上の家庭で飲まれていた紅茶は日本製だったんです。どこで作っていたか、四万十の山の中です。紅茶も飲んだことのないじいさんばーさんに、茶畑で紅茶を作らせていたんです。

ブレンダーを中国本土、あるいはロンドンから直接呼んで作ったんです。東インド会社、彼らが持っているマーケットに飲み込まれてしまうんですが、それまでは日本製の紅茶が高級紅茶だったんです。

日本人はすごい能力を実は持っているんです。いいものは人から喜ばれます。そういうものを作っていけばいいと僕は思うんです。

やったことのない人が批判するんです。「そんなことやってうまくいくはずがない、そんなことやって問題が起きたら取り返しがつかない」って。

僕はそういう方によくお尋ねしました。「預言者ですか」と。もっと怒られましたが。(笑)

やった経験のない人ができないと言うんです。やった経験をぜひ皆さん積んでいただきたい。感動したらぜひ行動してください。そうすれば変わっていきますよ。

行動してはじめて人間がわかることは何か、見識が生まれるんですよ、やったことがあるから。

知は識にならないとダメなんです。知は知ってるだけなんです。識が体を使って覚えたこと。

例えば「自転車の乗り方を私は勉強した」これが知なんです。「体を使って自転車に乗れました」これが識なんです。

私たちが体を持っている意味は何か、これを使ってはじめて物事がまわるようになっているんです。だから見識なんですよ。

皆さんが体を持っている理由は何か、これを使ってはじめて物事が理解できるんです。本で知ってるだけじゃない、本当に体がわかるんですね。その目的のために体を与えられているんです。だからぜひ知を識にするようにやっていただければと思います。

■参加者からの質問

Q:可能性があるならど真ん中直球勝負の意味は?

なんでもやってみればいいんです。頭で思いついたことはとにかく全部やってみる。うまくいくとは限りません。挫折します。失敗します。「成功するまで失敗」するんです。何もしない人は失敗しませんよ、一度も。何もしないから。僕はそこに気がついたんですね。

僕は成功と言われるまで失敗し続けようと思っちゃったんです。何もしない人は失敗もしませんから。

僕は厚生労働省の職員とも随分喧嘩しました。厚生労働省はすごいこと書いてるんですよ、抜け道もいっぱい作ってます。

遺伝子組み替え等専門調査会というのがあるんですね。BTたんぱく毒入りの野沢菜を、体に安心です、書いていたり、遺伝子組み換えラウンドアップレディ抵抗種の大豆、体に安心です、なんの健康被害もありませんと書いてますよ。

僕はそれを書いた担当者に「あなたお子さんいるの?」と聞いたんです。いると言うので「じゃあ毎日我が子に食べさせて。今日はいい成績ととったから遺伝子組み換えの納豆だ、今日は遺伝子組み換えのお豆腐食べようね、今日は遺伝子組み換えの醤油をたっぷりつけよう、今日は学校でいい子だったから遺伝子組み替えのコーン菓子をあげよう」

毎日遺伝子組み換えの食材を我が子に与えてくれと言ったんです。そしたら彼は「何言ってるんですか、東京大学の田中先生が大丈夫だと言ってるんですから…」と言う。

僕は年に一度ですが、東大で非常勤講師をやってます。「その田中って教授、金で魂を売った戦後最悪の科学者になるじゃない、この人、それでいいの?」と言ったんです。そしたら彼は「FDAというところが許可してるんです」

「ちょっと待てよ、FDAというところはGMO、遺伝子組み換えを作ってるメーカーだよ、いつもそのメーカーの食品がFDAの局長をやるでしょ。大統領の権限を超えてるじゃない、最初からこの会社は。どんなに政権が変わってもFDAの局長はモンサント社の民間会社の職員が務めることになってるんですよ。誰が大統領になろうと。」

つまり、大統領の権限をはるかに超えてるとすぐわかるでしょ。大統領が人事権を持ってるはずなのに、その大統領の意見はまったく無視ですから。都合が悪いと大統領を殺します。それが軍産複合体というやつです。

アイゼンハワーがリタイヤ、退職される時のメッセージをよく読んでみてください。公開されてますから。「私たちは大きな間違いを犯してきた。軍産複合体にあまりにも絶大な権力を与えた。」とはっきり後悔、自戒してるんです。

軍産複合体というのは無国籍企業です。例えばモンサントという会社は何をしたのかというと、マンハッタン計画、核燃料を用意しました。エージェントオレンジ、ベトナム戦争で使った枯葉剤を作りました。ポリ塩化ビニールを作りました。

今まで作ってきたものは大量破壊兵器ばかり。今一生懸命作っているのは遺伝子組み換え食品です。

大量破壊兵器ですよ。どう考えても人類を減らそうという戦略にしか僕には見えないですね。

一番実験に乗っているのがこの日本です。人口はどんどん減ってる。ターミネート種を食べれば不妊症が起きます。BTタンパク毒入りのものを食べるとへその緒に残ったり体内に残ったり、母体に全部残ってしまうんですね。それを発表したのがカナダの産婦人科学会です。こんなものを食べちゃいけないとはっきり書いています。

警告を与える人間が誰もいないですね、厚生労働省はこれらを安心だと書いているんです。ふざけるなという話なんです。

危険なものを安心だと言い始めたら終わりです。国はいらないですよ。

だから正しいと思うことは、正しいと突っぱねてもいいということです。だってフランスは止めてるんですから。なぜフランスが危ないと言ったものを日本が安心だと言うのか。だから田中という教授は魂を金で売った戦後最悪の科学者だと僕は言ったんです。

危ないと思うことを安心だと言ってるんですから。売国奴の何者でもないですね。これは許せないです。

なんであろうと正しいことは正しいと言える社会、日本はそういう意味ではありがたいと思います。

ただ木村さんもモンサント社に脅されました。両手を掴まれて、奥さんの名前と娘さん3人の実名を言われて、「家族はあなただけだと思うな」と言われたんです。自然栽培をやめろと言われたんです。それでもくじけなかったんですね。

次に何をされたか。金ですよ。この小切手をあなたにあげるから、モンサントの本社で贈呈式をするためにアメリカに来なさい、と言われアコモデーション(宿泊、食事など)、飛行機のファーストクラスからすべて用意すると言われた。

木村さんは「わたし、お金要らない」と言って断ったんですね。お前は馬鹿かと言われたんで「わたし、馬鹿だからお金要らない」って答えたんですよ。

脅しにも屈しない、お金にも屈しなかったんですね。これは魂を売ってない人ですよ。僕はそこにも惚れましたね。木村秋則という人に。僕だったらフラフラっとするかもしれません。10億円という小切手を見せられたら「わかりました、やめます!」と言ってるかもしれないですよ。

それに抵抗しようとすると自殺する国会議員もいます。

中川昭一という政治家は酩酊記者会見を開かされたんですね。あの人は酒に酔って記者会見をするような人じゃないですよ。その後で自殺しましたよね。

彼が一番懸念していたのはなにか、GMOですよ。遺伝子組み換えです。神経を尖らしていて猛反対していた国会議員が自殺するんですから不思議だと思いませんか。

そういう不都合なことに関しては包み隠されますね。これに関しては厚生労働省はわかってますよ。脅しをかけられてるんですから。

何をするかわからないような相手なんですよ。だからみんな怖がって首を縦に振ってる。ある意味魂を売っちゃってるんですね。平気で名前を出しますよ。東京大学の田中とか、それが代表格で、遺伝子組み換えは安心ですと。

野沢菜なんて98%以上遺伝子組み換えです。虫も食いません。虫が食ったら即死します。BTタンパク毒入りだから。そんなものを口にしちゃいけないですね。

だからある意味どんどん食べ物がなくなってくる時代が迫ってきているような気がするんですね。

本来あるべきところへ戻さないといけない。Re-Origin(リ・オリジン=原点回帰)ですよ。これはReligion(リリージョン=宗教)という言葉になるんです。

宗教の本来の意味はリ・オリジン、本来あるべき姿、本来あるべき食物、本来あるべき人類としての生き方ですね、ここに立ち返るのが本来の目的だと思っています。

いろんな問題がありますが、僕は本質しか見ていないです。自分でやりたいことは山ほどあるけど、体はひとつしかないんでひとつずつしかやってませんけど。

楽しみながら自分でできることは対応したり解決したり。どこでも直球で、厚生労働省がおかしいと思ったら厚生労働省に乗り込んでいく。

だから僕は役所から随分嫌われて、定年を迎えたらすぐに役所を辞めなさいと言われた。普通は再任用といって何年間か雇ってくれるんですが僕は全然言われませんでした。もっとも未練はありませんでしたから。

役に立つから役人と書くんですよ本来は。地域社会や地球の役に立つから役人なんですよ。役に立ってない。僕はそこはおかしいと思ってるんですね。

Q:神子原の収入はどのくらい増えたんですか

国税調査が3回入ってるのであまり正直なことは言いません。(笑)

読売新聞の北陸版で「年収が年金より多くなった」と言って、おじいちゃんおばあちゃんが特集されたんですよ。ふたり合わせて月30万、つまりひとり15万ずつですね。年金より多くなった、っていう記事が出ちゃったら国税調査がすっ飛んで来たんですね。

それ以来、こういうことは下手に言えない。想像していただきたいのは、例えばやり始めたその翌年はぶっちゃけ一億は簡単に超えました。村の中で100何件しかないところで1億を簡単に超えちゃうんですよ。それは直売所で売れたものだけなんですね。その他にもいろんな販売のチャンネルがありますから。

農業でどうしたらご飯が食べていけるかということを考えないとダメなんですね。だから流通の形態を変えたり、業界の変革をしたり、高付加価値化ですね。

サンフランシスコでコメが1キロ二千円で売れたんですから。十分やっていけます。
そういうところの可能性を実は求めてるんですね。

(まだまだつづきます)


「体によい自然栽培と体に悪い有機栽培」への1件のフィードバック

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