「生き方・気付き」カテゴリーアーカイブ

家を買うということ

だいぶ前から、実家の屋根の雨漏りがひどいです。
直せばいいのでしょうが、
築80年位の古い平屋で借家、
大家さんからは、「ここを更地にして売りに出したいので、出ていって欲しい」と言われているため、
もう直す気もありません。

だいぶ前から引っ越し先を探しているのですが、
犬と猫の両方を飼っているため、
どこの不動産を訪ねても、「探してみますが…ちょっと難しいですね」と言われてしまいます。
この子たちを手放してしまえば、部屋探しは簡単に進むのですが…。

猫は、まぁ野良となって生きていくこともできるかもしれませんが、
犬を手放すとなれば、保健所で1週間程過ごした後に、
ガス室に送り込まれることがわかっています。
それを思うと、とても手放す気にはなれません。
しかし、中型の雑種、譲り受けてくれる人がいるとも思えません。

こうなると、中古の一軒家を買うしかないかも…。
ということで、母が「ここ良さそうじゃない?」とチラシを持ってきました。
年老いた年金暮らしの両親が、家を購入することはできません。
そこで、私に購入させて、一緒に暮らそうという魂胆です。

まぁ、一緒に暮らすことは問題ないのですが、
シングルマザーで、ひとり息子を離れた町の大学に行かせているクリキンディに、
家を買え!とは……。

まぁ、一応見てみましょう、ということで、オープンハウスに行ってきました。
2階の窓から、海が見える素敵な家でした。
まわりの環境もよく、買い物などの利便性もよく、
金額も、全額借り入れたとしても、その月々の返済額は、
今の借家の家賃と、私のアパートの家賃を足したよりも安くなるようです。

もう、母は「うん、気に入った〜!」と、買う気満々です。

いやしかし、なんかひっかかる…
クリキンディの心のコンパスがそっちを向いてないんです。
なんだろう、このもやもや感。
条件は悪くないのに、なんだか気が進まない。

とても大きな買い物です。
こんな高い物、今まで買ったことありません。
ビビってるだけなのか、クリキンディ。

いや…
もしも、借金とかせずに、
今、手元にそのお金があったら、この家を買うだろうか、
と考えたら答えが出ました。

そう、この家に惚れ込んでないんです。
すごく欲しい、と思ってない。

車に例えて言うならば、
欲しくないのに、ベンツを買おうとしているような気分なんです。
確かに、いい車だし、安全性も高く、便利な機能もたくさんついていますが、
お金に余裕があったとしても、たぶん買わないだろうと思うのです。

なんか、条件のいい人とお見合いして結婚しちゃう気分、とも似てるかもしれませんね。

そういうわけで、ちゃんと自分が「欲しい」と思えるものに出会えるまで、
またしばらく雨漏りは我慢してもらうことになりそうな…

それより、誰か犬をもらってくれませんかね……

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ドラマティックな人生

台風や地震、雷などの自然災害の時に、
やたらテンション上がる人、いますよね。
うぉ〜!来るぞ来るぞ!みたいな。

クリキンディの働くオフィスに、
普段は、どっちかと言うとぼーっとしているタイプ(失礼!寡黙な、と言っておきましょう)のオジサンがいるのですが、
台風接近の朝から、やたら、あちこちに電話かけまくったり、
ネットの情報をみんなに大声で伝達したりして、
なんか、楽しそうなんですよ…。

こういうピンチの時に、アドレナリンがドバッと出て、
素早く対処できるように、身体が準備をしているんだろう、とも思いますが、
なんか、それだけじゃない気がするのはクリキンディだけでしょうか?

今回、クリキンディのいる地域では、台風は、大きな被害を出さず、通り過ぎたわけですが、
そのオジサン、
「あ〜あ、もう行っちゃったんだ。な〜んだ、終わっちゃった、つまんないなぁ」
って、
おいおい!なんでがっかりしてるんだよ…。

思うに、
こういうタイプの人って、
「ドラマティックな展開」が好きなんですよね、きっと。
だから、非日常なシーンに遭遇すると、ポチッとスイッチが入る。
インタビューしてませんが、もしかしたらジェットコースターとか好きだったりして…。

生まれる前に、
次の人生の青写真を、自分で作ってくる、
と言いますが、
こういう人たちは、
「よし!ドラマティックな人生を送るぞ〜!」って決めて生まれてきているのかもしれません。

もうひとつ、こんなタイプもいますよね。
チャットやコメントで「災害現場写真うpキボンヌ!」とか書いちゃう人。

現場にいる人の気持ちを考えたら、こんな脳天気なこと言えないだろっ!
と思うのですが、
「自分は安全なところにいたい、でもドラマティックな現場を覗き見したい」
という野次馬タイプなのかなぁ、と思います。

こういうタイプは、スポーツやレースを観戦しながら、
一生懸命闘っている人に向かって、
「おらおら〜!何やってんだよ!しっかりしろ!」なんて
無責任な野次を飛ばすんでしょうね。

おほほ…
ちょっと批判チックになってますわね、わたくし……。
ええ、そんなタイプが好きではございませんことよ。

でも、「嫌いな人」ってのは、自分の鏡でもあるといいますから、
自分の中にある、そういう部分を反省させてくれるために、
こういう行動をとってくれてる、って言いますよね〜〜〜〜 f^_^;

はい、毎度、なかなか大人になれないクリキンディでございます。

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子宮がなくなる…

20年来の親友が婦人科系の病気にかかっていることがわかり、
近いうちに手術をして、子宮を摘出することになった、と報告を受けました。

しかし、聞けば、全摘するほどの病状ではないのです。
ただ、残しておけば、再発の可能性がある、というだけなのです。
お医者様は、とってもとらなくてもよい、という診断をしています。

しかし、友人は、「もうこんな辛い症状に二度と悩まされたくないから取ります」
と決めてしまったそうです。

以前のクリキンディなら、「そうか…大事にしてね」としか言えなかったと思うのですが、
いろいろ勉強している今、
「臓器の摘出」には、様々な後遺症があると知っています。

人の身体には、血液だけが循環しているわけではなく、
「気・血・水」が循環しています。
例えば子宮を取ってしまうことで、
身体の中央を上っていく「水」の流れが止まってしまいます。
そのため、胃や喉、さらに眼などに不調が出る人が多いのだそうです。

そんな話を聞いたからには、
親友の子宮を守らねば!
という気持ちになったクリキンディ、
手術までまだ時間があるので、なんとか説得しようと試みました。

しかし…
ものの見事に玉砕してしまいました。

「そういう説があるのは知っているけど、医学で証明されたわけじゃないし、
お医者さまは、子供を産むつもりがないのなら、取ってしまっても問題ない、って言ってるんだし。
もう決めたことだから、クリキンディや他の人が何十人来て説得したって、もう考えを変えるつもりはない」

セカンドオピニオンは?

「もういいの。今回だって、医者に絶対に取りなさいって言われたわけじゃなく、自分で決めたことだから」

つまり、彼女はまったく迷っていない、
というか、むしろ、生まれる前から「私は子宮を取ることに決めていた」とも思えるような決意なのです。

取ってしまうことで、あとからもっとひどい不調に悩まされるかもしれないんだよ?

「でも、残しておいて、今の症状が再発するよりいい。
もし、今回子宮を残すことにして、数年後に再発なんかしたら、クリキンディのこと恨んじゃうかもしれないし。」

そこまで言われたら、もう何も言えません。

後から、胃の調子が悪い、とか白内障になっちゃった、とか言っても知らないからね。
ああ、あの時クリキンディの言う通りだった…ってきっと後悔するはずだわ。
私の勉強した説の方が絶対正しいんだから!

あ…


なんということでしょう。

私は、親友の身体を心配していたはずなのに、
これじゃ、自分の説が正しいと、主張してるだけじゃないですか!!
彼女の辛い気持ちをわかろうともせず、
これじゃ宗教の押し売りと一緒です。

子宮を摘出する、という決断に至るまでには、彼女なりの紆余曲折があったはずです。
まずは身体の不調が長く続いていて、
ネットでいろいろ調べて、どんどん不安が募っていって、
病院に行くことすらためらっていた時期があり、
そんな様々なものを乗り越えて、ようやく自分の中で結論を出したのに、
私は、自分の主張を通そうとしただけだなんて……。
これじゃ友達の縁を切られてもしょうがない。

なにやってるんだろう、私。
ああ…
ごめんね。
明日ちゃんと謝ろうと思います。

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職業を自由に選べるならたぶんアレはやらない

平日にお休みをとれるのは、とても幸せなことですが、
みんなと同じように、カレンダー通りに休める人も幸せです。

クリキンディが若い頃、土日祝日の方が忙しいという仕事をしていた時期がありました。
友達や彼氏と、休みが合わず、本当にさみしかったですよ〜。

というわけで、昨日のつづきですが…。
OLの友達(独身女子3名)との会話。

「じゃあさ、もし、生活に困らないお金があったら、働くのをやめる?」
と聞いてみました。
すると友達は、
「いや、やっぱり働きたいかも!」

お金のために働くのでないとすれば、
自分のやりたい仕事をすればいいわけです。
どんなことしてみたい?という話で盛り上がりました。

「私、ショップの店員やってみたい!」
「それ確かに休日には休めないけど、平日に休めるね!」
「あと、モデルとか歌手とか、芸能活動!」
「ディズニーランドのキャスト!」
「自分の趣味のものを集めてお店を開く!」
「あ、それいい!別に売れなくてもいいんだもんね〜」
「パイロットになりたい!」
「それ訓練がいるじゃん」
「まぁ、来世かな…」
「いや待て!役者になればいいのよっ!そうすれば、パイロットだって、店員だって、作家だって、何にだってなれるじゃん!」

すでに覚えていませんが、他にも山ほど職業が出てきました。
おかしかったのは、誰も「自分で作った料理を出すレストラン」とか、「保母さん」とか、
いわゆる「主婦」的な仕事をしたいと言わなかったことです。
な〜んだ、みんな結婚したい、とか言いながら、心の底では本当はしたくないんだね!

その会話の中でもっとも印象的だったのは、
「これらの職業を飽きるまでやって、飽きたらすぐ次の仕事にうつる!」
という発言でした。

これってもしかして…
「人間として生まれた目的そのもの」
じゃないっすか?

私たちは、いろんなことを経験したくて生まれてきたんですよね、きっと。
見ているだけじゃわからない、
聞いただけでもわからない、
でも、なんか面白そうなこと、
「自分でやってみて、どんな気持ちがするのか、じっくり感じてみたい」

なんだか、やる気出てきました!
あはは〜、さぁ、次は何をしよう〜!

人気ブログランキングへ←たぶん、主婦は過去生でさんざんやってきて飽きたんだと思います…?

違う職業につくとしたら何がいい?

世の中は連休モードですね。
お休みをとった方は、思い思いのお休みを過ごされていると思います。
そして、この時期「稼ぎ時なのよ〜!」という方は、
うんざりするほどの激務になることも多いのでは?

例えば、
大渋滞している時の高速道路のパーキングのレストランで働く人…。
普段なら、忙しいのはお昼時だけです。
ですが、この時期は、朝から晩まで、本当に、息つく暇もない殺人的な忙しさです。

もし、自分がそのレストランの経営者だとしたら、忙しいのは大歓迎です。
並ぶお客さまが札束に見えます。

でも、もし自分がアルバイトの立場だったら、
暇な時と、時給は同じなのに、
こんな忙しい時期に働くのは、損している気がしますよね。

こんな時に、経営者が「大入り袋」なんか出してくれたら、
働く方も、よし頑張ろう、という気分にもなりますが、
まぁ、そんなことは滅多にありません。

そして、働く人は、大きなストレスを抱えることになり、
また、激混みのレストランで、さんざん待たされた上に、
愛想のないサービスを受けた、腹ぺこの人たちもまた、大きなストレスを抱え込む。

もっと分散すればいいのにね。
そうすれば、みんな幸せになれる確率がぐっと上がる気がしませんか?

会社員の友達と、最近こんな会話をしました。
「平日に有給休暇をとったの!ゆっくり寝坊して、タオルケットまでお洗濯できちゃった!
その後、ブラッとショッピングセンターに行ったんだけど、
平日のショップって空いてるんだね〜!ゆっくり見れて幸せ〜!」

わりと平日にお休みがとれるクリキンディなので、
こんな身近に幸せがあったことを、あらためて感じました。

クリキンディは会社員ではないので、「有給休暇」なんてものをもらったことはありません。
休んでも、お金もらえるなんていいなぁ、と思っていたのですが、
実際には、決められた日数の休暇を消化できる人はほとんどいないみたいですね。
「上司が有給を使わないので、部下としては言い出しにくい」のが最大の理由だそうで。
上司の皆さんが、ゆっくり休んで幸せになれば、
部下の皆さんも幸せになれるってことですよね〜?

そんな話の流れで、
「もし違う職業につくとしたら、何がいい?」という話になりました。
つづきます〜

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