「放射能が原因かもしれない」と医師が診断しない理由


今日は、三田茂医師と木下黄太氏の講演会に行ってまいりました。
短い時間の中で発信できる情報にも、受け取れる情報にも限りがあるので(今回は録音禁止でした)
ひとつだけ、とても印象に残った話を覚書。

三田医師は、もともと東京で内科診療をしていたお医者さん。
原発事故の影響により、2014年に岡山に移転されました。
【三田医院HP http://mitaiin.com 】

放射能が身体に、とりわけ小さな子供に大きな影響があるという情報があったのに、
どこの病院に行っても、検査してもらえない、診断してもらえない、という状況の中、
三田医院ではちゃんと調べてくれるらしい、という情報が口コミやネットで広がり、脱原発派の人たちの中ではとても有名になった病院です。

三田先生曰く、
「医師会に大きな圧力がかかっていて、放射能の検査や診断をしてくれないのではないか、と考える人をよく見かけますが、これはまったくの誤解です。内科医のテキストには放射能の項目はないんです。よほど個人的に興味を持って勉強している人以外で、放射能の正しく詳しい知識を持っている人はほとんどいないのが現状なんです。私のところには、医師会からの講演依頼が何度もありました。医者もみんな知りたいんです。」

そうか、そうなのか…
そりゃ検査も診断も治療もなにもできるわけないですよね。
なんだか膝が崩れるような気持ちになりました。
そして納得すると同時に、怒りの矛先が上を向きました。

原爆を2度も落とされて、
第五福竜丸の被ばくを経験して、
チェルノブイリやスリーマイルの事故を横目で見ながら、
日本の医学会は、放射能が人体に与える影響を研究して来なかったわけだ。

それならそれで、これから研究すればいいじゃない!
でも、はっきりわかっていないのに「問題ない」と思わせるのはやめて欲しい。
過去の例を挙げれば、水俣病、カネミ油症、イタイイタイ病、薬害エイズ事件など、たくさん辛い経験をしてきたのに、また同じ道を歩むつもりなんでしょうか……

この機会をバネにして研究が広がることを祈ります。

最後に…
このような講演会を企画して頂くことで、いろんなことを知ることができるだけでなく、
新しい人との出会いが生まれることがとてもありがたいです。
移住してから約一年、やっと「宮城から福岡に移住した」という方にも出会えました!
いろんなことが、ちょうどいいタイミングで、偶然ではなく必然として起きている、
これはもはや自分の中ではミラクルではなく、当たり前になりつつあります。

うん、少しだけ未来に希望を持てるような気分、かな。


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