食べるために生きることと生きるために食べることの違いってなに?


私、料理はキライです。ほんとにめんどくさい。
もう一生料理しなくていいよと言われたら喜んで従います。

じゃ食べることはどうなのかと言われると、
美味しいものを食べるのは好き。
美味しくないものを食べるくらいなら食べない。

ただ、それだと貧血になったりして、体の調子が悪くなるので、今ではちょっと美味しくないと思っても我慢して食べますが。

ただ、幼い頃は美味しくないと思ったら本当に食べませんでした。
お腹も空かない。
私が「ああ、お腹が空いてたまらない」と感じた最初の記憶は小学校4年生ぐらいの時です。
お腹が空くってこういうことか、と思ったので覚えています。

つまり、私にとっての「食べること」は「生きるために仕方なくすること」となります。

では「食べるために生きる」ってどういうことでしょうね。
あーなんか文字にするとどっちがどっちかわからなくてめんどくさいですね。

■RPGゲームに例えると食べることの優先度が見えてくる

これね、RPGゲームに例えたらわかりやすいかなと思うんです。
めちゃくちゃマイナーなプレステゲーム「moon」で例えちゃいます。

moon

「moon」は、主人公(プレーヤーですね)がゲームフィールドを探検して、いろんな人に話しかけたり、イベントをクリアしていったりして、最終的に月まで飛んでいくという話なんですが、
レベルに応じて行動可能な時間が増えていって、より遠いところまで探検できるようになります。

☆名作ゲーム「moon」を熱く語ってるサイトを見つけたので参考までにどうぞ。
https://realsound.jp/tech/2018/11/post-277373.html

レベルの低いうちは行動可能な時間が短いので、すぐにお腹が空いて気絶しちゃいます。
主人公のおばあちゃんがクッキーを焼いて持たせてくれるので、気絶する前に食べると行動時間が少し増えるしくみです。

まぁゲームをしない方にはわからない例えかもしれないです、ごめんなさい。
ドラクエの「やくそう」みたいなものだと思ってくだ…
だからゲームをしない人にはわからない話だと何度言えば……
ごめんなさい。

とりあえず、プレーヤーの目的は「探検すること」「レベルアップすること」です。
クッキーや、やくそうを食べることが目的ではありませんよね。

ここ、めっちゃ大事じゃないですか?

私たちが生きる目的ってなんでしょう?
ご飯を食べて、ただ健康を維持して寿命を延ばすためなわけじゃないはずです。

ひとそれぞれ「なんかやりたいこと」があって、それを続けるための条件のひとつとに「食べること」が設定されてる。

※えーと、ちょっとややこしいですが、この人生で「やりたいこと」を「食べること」に設定して生きている人もいると思われますので、そういう方は思う存分食べてください。

いずれにしろ「なんかやりたいこと」が大前提であるはずなのに、
食うために、やりたくもない受験勉強とか仕事とかばかりやってません?

ここで、もうひとつ事態をややこしくしているのが、
「お金を持っていないと食べることができない」というゲーム設定です。

■お金がなくても生き延びることができる設定の惑星

私は宇宙に行ったことがないので、あくまで聞いた話ですが…
地球ってものすごく多くのものを育むことができる豊かな惑星なんだそうです。

例えば米。
一粒の米から何十倍もの米が収穫できますよね。
それは誰がやってるかって、お百姓さんではありません。
地球です。(あ、太陽もあるか…)

植物は私たちが植えなくても勝手に育ちます。
水もそうですね。
私たちが飲める美味しい水を誰が作っているかって
地球です。

雨風をしのげる家やいろんなものの材料になる鉱物や金属を作っているのも地球です。

人間以外の野生の生き物たちは、植物を植えたり独占したりしません。

地球というゲームフィールドでは、人間だけでなく様々な生命が生き延びるために必要なものを無償で提供してくれているんです。

ではなぜ人間だけが「お金」というものを使ってるんでしょう?

■ゼロサムゲームをそろそろ終わりにする時

地球に存在する生命の中で、人間だけ
なんかめちゃくちゃ特殊じゃないですか?
進化論なんかじゃ説明できない。

広い広い宇宙の中で、文明を築くことのできるもっとも進化した生き物だと思っている人も多いかもしれませんが、
それ、無理がありません?

いろいろと大幅に省略しますが
宇宙は私たちが思っているよりもずっとずっとずっとずっと進化してます。

およそ20万年ほど前に、地球にやってきていた宇宙人が
遺伝子工学を駆使して作り出したのがホモ・サピエンスです。

そこからほんとにいろいろ紆余曲折あって
地球人たちは「お金のしくみを使ったゼロサムゲーム」をやめられずにいます。

そもそも地球が無償で提供してくれているものを
誰かが所有している設定にして、お金がないと手に入らないようなしくみが作られてるんです。

そしてそこに疲弊しきっている状態。
そろそろ終わりにしませんか?

■未来を想像して創造する

実はホモ・サピエンスは、「食べる」ということをしなくても活動できるような仕様にできるんだそうです。

それめっちゃよくないですか?
食べることが義務ではなくなり、純粋に楽しむだけのものになったらどんなに楽しいでしょう〜!

そして食べるためにやりたくもない仕事をしなくてよくなったら
どんなに気が楽になるでしょうね。

お金のためじゃなく、純粋に自分がしたいことをして
それで社会がまわるとしたら、どんなに楽しくなるでしょうね。

書きながら、そんなの無理じゃね…?
と思っている自分もいるんですが
でもそんな未来の可能性があるのなら見てみたい!
と思う自分をなだめることができません。

あ〜料理するのめんどくさっ!
という愚痴からはじまった今日のお話が
誰かの役に立ちますように。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です