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忘れたくても忘れられない日
ショッピングセンターでちょうど14:46を迎えました。
いつもにぎわっている店内が
一分間の静けさに包まれました。
目を閉じている時に、
今どのくらいの人が黙祷しているんだろうと考えていました。
きっと、被災地を中心に、日本各地で、
みんなが祈りを捧げているんだなぁと思ったら、
その祈りが、輝く白い光の束になって、
間欠泉のように、日本から吹き上がり、
地球を包み込むようなイメージがわいてきました。
きっと、、、、
大丈夫!!!
どんな嵐でも、過ぎ去ってみれば、いろんなことが見えてくるもので。
クリキンディ、2年ほど前に、あるおっさんから個人攻撃を受けていたんですね。
<カテゴリ”アーリマン”>には、その時々の心境を綴っているので、
興味があるという奇特な方はどうぞ。
そのアーリマン奥目王子が、異動になってから約1年、
おかげで平和な日々を送っているクリキンディでございます。
今思えば、本当にあのおっさん、狂ってるとしか思えない発言の数々。
こちらがどんなに噛み砕いて説明しようとも、
まったく理解してくれなかった、というより、
わかっていて、あえて困らせているとしか思えなかった。
彼の目的は、たったひとつ。
「職場からクリキンディを追い出すこと」
わけのわからない発言も、狂って見える行動も、
この目的のためと思ってみると、
すべて辻褄が合っちゃうんだなぁ、これが。
そして、彼の目的は達成され、まるで「ミッションコンプリート」とでも言うかのように、
転勤していったのでした。
そんなこんなで、仕事内容が変わって1年以上経ち、
心の平安を取り戻したクリキンディが、今、思うことは、
意外かもしれませんが、
「おっさん、ごめん」なんです。
あんなにひどい目に遭わされて、なぜゴメンなのか…
それは、彼を狂わせたのが、私だから。
以前の職場は、クリキンディにとって、
仕事のしがいもあるし、給料もいいし、
ぬるま湯のような場所だったんです。
だけど、生まれる前に自分で決めた人生の設計図からは、
外れてしまっていたんでしょうね、きっと。
だから、自分からはなかなか抜け出せなかった場所から、
離れるように仕向ける役目を、彼が請け負ってくれたんだと思います。
ところが、なかなかクリキンディがそこから抜け出せないため、
彼は、攻撃をエスカレートせざるを得なかった。
なんとか、おっさんは役目を全うしたけれど、
「狂った暴君」というイメージを背負わせてしまったなぁ、
ごめんね〜
って感じなのです。
さて、クリキンディの個人的な話はここまで。
原発の話をしましょう。
一つ前の記事にも書いたように、
もう、日本は完全に狂っているとしか思えません。
どんなに「それはおかしいでしょ?」って正義の剣をふりかざしたとしても、
理攻めでいこうが、同情をひこうが、数を集めようが、たぶん無駄なんです。
がんばればがんばるほど、狂った人の暴走を、加速するだけのような気がしてきました。
そろそろ、この現象に隠された、「本当の意味」に気付かないといけないのかもしれません。
今のところ、渦中にあるクリキンディには、
その意味がはっきりと見えているわけではありません。
しかし、それに早く気付くことができれば、
「被害者に見える人」も
「加害者に見える人」も、
傷が浅いうちに和解できるような気がしませんか?
いつか「ああ、そんな時代もあったね〜」って
笑い合える日のために、
もうちょっとがんばりますか〜〜
今日は、Shinさんという方がmixiに書かれた、放射能についての考えと対策を紹介します。
ちょっと長文ですが、とても参考になりますのでどうぞ!
*******ここからコピペ*******
「放射能について」 2011年10月12日
放射能について、いろいろな情報が飛び交っています。
私なりにまとめておきます。
放射線がガンを引き起こすのは、遺伝子を傷つけるからですが、これには「ラジカル」というものが関わってきます。
放射線が水分子にぶつかると、水分子が壊れ、ラジカルというとても反応しやすい物質に変化して、これが周りに化学反応を起こします。
この反応が遺伝子の近くで起きると、遺伝子が破壊されるわけです。
ところがこのラジカルというのは、放射線を浴びなくても日常的に発生しています。
むしろ人体は、病原菌をやっつけるためにラジカルを自ら作り出したりしています。
作りすぎて自分の遺伝子を傷つけることもしばしばです。
そこで、人体はラジカルを消去する仕組みを備えていますし、ラジカルで破壊された遺伝子を修復する仕組みも持っています。
低量の放射線を浴びてもなかなか悪影響が出てこないのは、人体がそもそも備えているラジカル消去能力と、遺伝子修復能力の方が優っているからではないか、と言われています。
ではガンになるのはどういう時かというと、ラジカルを消したり遺伝子を修復したりするのが間に合わない時です。
たとえば、強い放射線を浴びるとラジカルが一斉に発生します。
ラジカルを消去する酵素は少しずつしか働けませんから、ラジカルが周りの分子を破壊するのを停めることができず、遺伝子もどんどん破壊されます。
遺伝子の修復スピードも限りがあるので、修復が間に合わなくなります。
こうしたとき、ガンになります。
体にはこうした仕組みがあるので、肝心なのは、「体がラジカルを消したり遺伝子を修復したりするスピードが間に合わないほどの強い放射線を浴びてはいけない」ということになります。
では、どの程度の放射線を浴びてはいけないのかというと、これがよく分からないのです。
というのも、その人の健康状態で全然違うからです。
ラジカルを消去する機能も、遺伝子を修復する機能も、その人が健康ならばとても速いスピードで働きます。
でも体調が悪かったりタバコを吸っていたりすると、これらの機能は大幅に低下します。
ラジカルをあまり消すことができず、遺伝子の修復もなかなかできない状態で放射線を浴びれば、あまり強くなくても影響を受ける恐れがあります。
「その日の体調によって全然違う」という、変動の大きい現象は、研究が極めて難しくなります。
結果が、実験するたびにバラバラになるから、何も確かなことが言えなくなるのです。
このため、どの専門家に聞いても、「低量の放射線を浴びた場合の影響はよく分からない」という答えになるのだと思います。
私もそうですが、専門外の人間にとって放射線というのはよく分からないものですから、食べてよいのかどうかなどの「目安」を知りたい、というのが正直な気持ちだと思います。
ですがおそらく、専門の人でも「目安」を出すのは難しいと思います。
理由は二つです。
1.目安を突き止めるためのデータが全然ない・・・低量の放射線でガンになることがあるとしても、それは10〜20年かかると言われています。動物実験でこれを確認することは大変難しいです。というのも、今から実験を始めると結果が出るまで10年以上かかるわけですから、今の目安設定には全然間に合いませんし、そもそも、10年以上の寿命を持つ動物があまりおらず、実験自体ができない、という問題があり、データを出したくても出せないというのが実情だと思います。
2.目安を決めると切り捨てになりかねない・・・自然現象は全て「確率」で決まり、「絶対」というものがありません。どの山裾までを「山」とするのか、境界線を決めるのが難しいように、目安は目安でしかありません。なのに、いったん目安を設定すると切り捨てになる人が出てきます。目安以下の数値であっても病気になる人は(確率が小さいとはいえ)いますし、目安以上の数値であっても病気にならない人はたくさんいます。
そもそも、原発がなければこんな面倒なことを考えずに済んだのに、と思うと残念でなりません。
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私が思うに、野菜や果物をしっかり食べることが、放射線に強い体作りをする上でも重要だと思います。
上述したように、放射線を受けて出てくる「ラジカル」が、悪さをする原因です。
これを打ち消すのが、野菜や果物です。
野菜や果物には、ラジカルを消してくれる大切なビタミンやその他の栄養素がたくさん含まれています。
野菜や果物をしっかり食べれば、放射線に強い体作りができると考えてよいと思います。
「放射線が怖いから野菜や果物を控えている」という話がテレビに出てくることがありますが、それは残念ながら逆効果になる恐れがあります。
もちろん、放射性物質を取り込んで内部被曝するのも怖いですが、野菜や果物を食べないせいで放射線に弱い体になることも怖いです。
バランスのよい食事を取ることが大切です。
なお、「抗酸化作用」をうたっているサプリメントとかには手を出さない方がよいと思います。
まがい物が多いですし、たとえラジカルを消す力が強くても、それを大量に口にするとかえって体調を崩すことがあります。
というのも、ラジカルというのは、大量にできると困りものですが、少しくらいなら、私たちの健康を維持する上で大切なものなのです。
病原菌をやっつけるときにも大切な武器で、白血球などが自らラジカルを作り出したりしています。
ラジカルを消そうとしすぎると、かえって体調を壊す恐れがあります。
何事もバランスです。
変に濃縮したサプリメントを取るより、生の野菜や果物をしっかり食べることが大切です。
いろいろな野菜や果物を食べ、偏りのない食事を取ることが、放射線に強い体作りにつながるというのは、おそらく言っても構わないことだと思います。
#残念ながら実験で確かめられることではないので、断言ができません。すみません。
お肉やご飯などは、残念ながらラジカルを減らしてくれるような成分はあまり含まれていません。
野菜や果物が大切です。
煮たり炒めたりしたものでもよいですが、ビタミンなどが壊れない状態を考えると、ある程度生も食べた方がよいでしょう。
#食中毒に気をつけなければなりませんが。
健康を維持するには、「特別なことをしない」というのが特別な健康法だと言えます。
野菜も果物もしっかり食べる、もちろんご飯やお肉や魚、豆なども食べる。
バランスよく食べることが一番の健康法です。
どんなものもバランスよく食べれば、強い体になります。
子どもを思う気持ちの強さ、すばらしいことです。
子どもに放射能で汚染された食べ物を与えたくない、という気持ちもよく分かります。
ナーバスになるのも当然だと思います。
でも、銃弾を跳ね返す防弾チョッキが鉄板ではなくスポンジでできているのと同じように、危機が起きたとき、それを強く跳ね返そうとするより、柔らかく受け止めた方がかえって無事になるということはよくあります。
日常行っていることを、普段以上に大切にすることが、結局は子ども達のためにもなると思います。
*******ここまで*******
原発や放射能について、
まったく、いろいろ勉強させられるなぁと思います。
以前より随分詳しくなりました。
しかし、それでもわからないことがたくさん!
これは、クリキンディのような物理化学が苦手な人間だけじゃなく、
これを専門として研究している人ですら、100%解明できていないんですよね。
もう誰を信じていいのやらわかりません。
そんな時こそ、やっぱり「Compass of my heart」だなぁと思います。
様々な情報を取り入れた上で、
今、自分の心が向く方向へ進むこと、
それが後悔しない生き方なのかもしれません。
被災地に暮らしているクリキンディですが、
地震や津波の被害があまり大きくはなかったため、
半年経って、ほぼ日常に戻りつつあります。
放射能の数値について、
この町の人たちはあまり気にしていません。
というより、気にしてもしょうがないし、とか
こわいから考えること自体を心が拒否、という人もたくさんいます。
だから、食べ物にも子供たちの外遊びにもあまり気を使っている人はおらず、
疎開している人もクリキンディのまわりにはいません。
そんな中、職場の仲間が、
「放射能がこわいので、北海道か四国に異動を希望します」
と申し出たという噂を聞きました。
その時、噂を聞いていた人は、数名でしたが、
ものすごく複雑な空気が流れたように感じました。
そのほとんどは、
「あいつ、気にし過ぎなんだよ」
という軽蔑に似た感想でしたが、
その言葉の奥に、かすかに、
「やっぱり疎開した方がいいんだろうか…」
「いやみんな普通に暮らしているし」
「いいな、こいつはしがらみがなくて、この土地を離れられるんだ」
という感情が渦巻いたように見えました。
「正常性バイアス」という言葉が、
ぴったりハマる状況というのはこういうことですよね、きっと。
放射能が身体に与える影響について、
あえて、誰も研究していないように見えませんか?
これから何十年かの間に、
少しずつ、何かの病気が増えたり、
これから生まれてくる子供たちに影響があるかもしれない、
だけど、その関連性をちゃんと調べようとしている人がいない。
すでに体調不良を感じている人の原因が、
放射能であるかもしれないことに、
医療関係者は気付いているのかもしれません。
それでも、「原因は放射能ですね」という医者は、今はほとんどいないでしょう。
もう自分を信じるしかありません。
クリキンディは、この町を離れることに、
あまりためらいはありませんが、
今、その時ではないように感じています。
異動を希望した友人が、
自分の直感を信じて行動しているのなら、心から応援したいと思います。
以前、職場が一緒だった友人と久しぶりにデートしました。
趣味が一緒なわけでもなく、家が近いわけでもなく、
年も10歳近くクリキンディより若いんだけど、
まぁ、ご縁がある人なんでしょうね。
半年に一度ぐらいしか会わないけれど、すごくたくさんおしゃべりしちゃいます。
話題が節電のことに及んだ時、彼女が
「今年はすごく暑いけど電気が足りないからがんばって節電しないとね」
と言うのを聞いて愕然としました。
え?まじで電気足りないと思ってるの?って。
彼女は、毎日家でパソコンを開くタイプではなく、
また、子供がいるわけでもないので、
積極的に放射能関連の情報にアンテナを張っているわけでもなかったんですね。
そこへ会社に通達された「電気使用15%カット」要請。
しかも罰則付きで。
だからすごくまじめに節電しようとしていました。
節電すること自体はもちろん悪い事じゃないけど、
電力会社が言うような電力不足の状態ではないし、
それが「原発推進」のためのプロパガンダであることを
まだまだ知らない人がいるんだなと思い知らされました。
ちょっと話は変わりますが、
田中優さんというエコ関連の活動家の方がいます。
http://tanakayu.blogspot.com/
なぜ電力会社が原発を推進したいのか、
どうすればこの状況を打破できるのか、などとてもわかりやすく解説される方で、
講演会に一度行けば、様々な謎が解けるし、今後どうすればいいのかも見えてきます。
また、様々な活動をしている「てんつくマン」という方がいます。
http://www.tentsuku.com/home.shtml
とても熱い思いを持って様々な活動を実行している方なのですが、
最近のメルマガでこんなことを書かれていました。
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今まで田中優さんの講演を聴きながら、
なんでこんなことを国会議員が知らんのやろうって思ってた。
理由は分かった。
優さんと国会議員さんをつなげる人がいなかったんやってこと。
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うれしいことに、田中優さんが国会でプレゼンする機会を作り、実施したそうです。
つまり、どんなに大切なことを言っても、
肝心の人になかなか伝わっていかないことが多いということ。
自分から積極的に、ネット上で情報を集めている人と、
テレビや新聞のみの情報で生きている人たちの間には、
恐ろしく大きな情報格差が生まれています。
人々を操りたい側の一部の人間にとっては、
インターネットは本当に邪魔でしょうがないんだろうなぁと思います。
電力不足を信じている人にぜひ、
この動画のことを教えてあげてください。
テレビ朝日系列「モーニングバード」
木曜の「そもそも総研」コーナーの発電量に関する内容です。