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はじめにお断りしておきます。
この「天気予報が当たらない」印象が全国的なものなのかどうかわかりません。
クリキンディの暮らしている地域(東北地方)で感じている状況ですので、
これを読んだ皆さんのお住まいの地域に当てはまらない場合はスルーしてください。
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クリキンディが子供の頃、つまり昭和の時代、
天気予報というのは、まぁだいたい当たらないものでした。
それがパーセンテージで予報されるようになったのは、1980年頃のことです。
スーパーコンピュータで、過去の気象状況から予測される天気を計算できるようになったんですね。
はじめの頃は「今日は雨の降る確率30%」みたいな予報だったのですが、
だんだんに精度が上がってきて、
今では地域毎に、また一時間毎に天気予報や気温予測が発表されています。
そして、それが当たる確率もどんどん上がっていて、
傘を持っていくかどうかだけでなく、
その日、何を着て出かけるかも、
天気予報を見てから決める習慣ができた人も多いと思います。
ところが、「最近、天気予報が当たらない」と思いませんか?
晴れの予報だったのに雨なんてこともよくあるし、
まず、気温の予測がどうも当たらない。
以前は、天気予報をするのは気象協会の人だけだったのに、
気象予報士の資格を持った人が増えて、
予報を出す機関と、それを発表する場所(ネット上など)が増えたため、
予報もバラバラになっているのは確かです。
ですが、それでも数年前に比較して、
その予報のほとんどが、どんどん当たらなくなっている印象です。
世界的に見ても、
「異常気象」という言葉をよく見かける時代です。
「観測史上、最高気温」とか「観測史上、◯◯年ぶりの気象」
というのもよく聞きます。
おそらく、今までのデータを参考にしただけでは、予報ができない時代になっているんじゃないでしょうか。
テレビやラジオの天気予報番組では、
お天気おねえさんが(おにいさんやおじさんもいますが…)
にこやかに「これは観測史上もっとも早い開花となりま〜す」なんて感じで言っていますが、
実は、地球の危機を一番に感じ取っているのは、気象予報士の方じゃないでしょうか?
一体、なぜこんなにも天気予報が当たらなくなっているのでしょうね。
もうひとつ、「気温差」が激しくなっていると思いませんか?
陽が差している場所と、日陰の気温差、
昼と夜の気温差、
夏と冬の気温差、
気温の上下が以前に比べて、とても激しいように感じている人は多いのでは?
では、「以前に比べて」の以前って、いつ頃でしょう?
過去の気象データをちゃんと比較したわけではないので、
ここからは、クリキンディの想像に過ぎませんが、
(というか、ぜひどなたか検証してください〜)
311の数年前から、「異常気象」という言葉を聞く機会が増えたように感じています。
数年前、と言えば「地球温暖化」と盛んに言われ始めた頃。
2007年に日本でも公開された映画「不都合な真実」あたりがピークでしょうか。
二酸化炭素が増えて、地球の温度がどんどん上がっている、
このままでは地球があぶない!というような内容でした。
当時は二酸化炭素をいかに減らすか、という主眼で、様々な運動が行われていました。
何か効果はあったのでしょうか?
少なくとも、「地球環境」について考える時間は増えたような気がします。
それでも、地球のあちこちで、「記録を塗り替える」出来事は起こり続けました。
最高、最低気温の更新、
季節外れの大雪、凍結、
超大型の台風、竜巻、
ゲリラ豪雨、洪水、
植物の狂い咲き、昆虫の大発生、
火山の噴火、地面の陥没、
etc…
でも、まだ、天気予報がさほど大きく外れている印象はありませんでした。
天気予報で「暑くなる」と言われれば、暑くなっていました。
ただ、ゲリラ豪雨については「予測が非常に難しい」ということを知りましたが。
そして311の地震、津波、福島原発の崩壊が起こり、
大量の放射能がまき散らされました。
放射性物質が風に乗って飛び散り、そこから放射線が放射され、
目に見えず、ニオイもなく、ただちに人体に影響を与えないために、それを避けることも難しく、
空気も土も水も食べ物も、気付かないうちにどんどん汚染され続けています。
それが天気に一体どんな影響があるの?と思いますよね。
放射能が人体に与える影響が、ちゃんと研究されていない(もしくは研究されていても公になっていない)日本で、
放射能と天気についての研究をしている人はほとんどいないと思われます。
誰か、ちゃんと研究をして欲しい!(切実)
ですので、あくまで仮説ですが、
放射性物質の持つ不安定な性格が、空気中の分子に影響を与えないわけはないですよね。
目に見えないその分子が、放射能の影響を受けて、
通常自然界にある形とは違うものになっているのではないか、
そして、それが気温に大きく影響を与えているのではないか、
というのが、この仮説です。
↓
「気温と放射能の関係」
これは、クリキンディの師匠的存在の「森のトトロ」氏の立てた仮説ですが、
この後、中性子による影響により、
ごく狭い範囲内で「もやもやと暑く感じる」空気と「ヒヤッと冷たく感じる」空気が混在する、
という仮説も立てています。
(化学が苦手なクリキンディにはこれ以上説明できません…ごめんなさい)
さて、最初の話に戻りますが、
日本で気象データが観測されはじめてから、まだほんの100年余り、
放射能を浴びた空気の観測など、はじめてのことなのです。
過去のデータを元に気象を予測していても当たるわけはありません。
日によって、激しい温度差があり、一日の中で、晴れたり降ったり風が吹いたり、
激しい変化がある日は、今後も続くのだと思います。
それらのデータが何十年も蓄積されていって、
また少しずつ天気予報が当たる確率は上がっていくのでしょう。
最後に、
「異常気象」と「地球温暖化」について、原因が二酸化炭素だけという単純なものではない、
ということは、少しずつ認識されてきていると思います。
では、なぜ異常気象が増えているのか、
これもまた、大それた仮説になりますが、
「もし地球が生き物で、この大地が肉体だったとしたら」
と考えたらどうでしょう?
ホコリが積もれば吹き飛ばしたくなるし、
手が汚れたら洗いたくなるし、
冷えすぎれば暖めたくなる、
そして、どうにも対処できなくなった時に、
人間は病に冒されて死ぬこともあります。
さて、地球は今……?
皆さんのお住まいの地域の状況もぜひ教えてくださいね。