電線から火花が〜〜!


それは爆弾低気圧の暴風雨が通り過ぎた、4月4日の夜のこと…

家の前の道路から「バン!」という音が何度も聴こえていました。
近所の人が車のドアを閉める音だろうと思って、気に留めていなかったのですが、
いつもより頻繁に鳴る音に、ちょっとイラっとしたクリキンディ、
カーテンを開けて外を覗いた瞬間、
音と同時にフラッシュのような光が目に入りました。

予想外の展開にちょっとパニクったクリキンディ、
「あわわ、きっと誰かが打ち上げ花火を上げたんだわ…」
と思い込もうとしました。
夜中の12時過ぎだっての………。

こういうのを「正常性バイアス」って言うんですよね。

近所の人も特に騒いでいないし、
誰も「逃げろ〜」と言わないし、
きっとなんでもないさ、
って思いたかったんです。

ちょっと落ち着こうと思って風呂に入りました。
そして、風呂から上がって、またカーテンをめくると…

そこには、さっきより頻繁に鳴る爆発音と火花、
というかむしろ小さな稲妻のような光。

こりゃ通報した方がいいな…
そう思って119にダイヤルしたのは、
最初に爆発音に気付いてから約3時間もあとのこと。

「はい119です。火事ですか?救急ですか?」

「えーと…あの…火花が出てるんですが…。
ここからはっきりとは見えないのでよくわからないんですが、
たぶん…電柱か電線か…
数時間前から、小さい爆発音と火花が出てるんです。」

こんな時、どんな風に状況を説明したらいいのか、わからないものですね〜
しどろもどろになりながら、やっとここまで伝えました。
すると、119のおじさん、
「どこだかわからないんですか?確認してもらわないと困りますね〜」
とおっしゃるではないですか!
「え…?!こわくて見に行けませんよ〜!
結構大きな音がしているんで近所の人も気がついていると思うんですが、
他に通報はきてないんですかっ?!」

「ああ、来てますね…。では消防車を向かわせます。」って。
それから約10分ほどして消防車が到着しました。

夜中でもあり、眠かったので、その後状況を確認しないままに寝てしまったのですが、
どうやらこういうことだったんですね。

◆佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2188227.article.html

◆院長のひとりごと
http://onodekita.sblo.jp/article/55266613.html

◆中國新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204110139.html

◆秋田さきがけon the web
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20120412m

クリキンディが今回伝えたいことはふたつあります。
まず、この「電線から火花」の発生数が膨大で、日本全国、広範囲に起きていることの不思議。
上記の「院長のひとりごと」ではセシウムが原因かもしれない、と仮説を立てられています。

この日の暴風雨の中、どうしても出かけなくてはならない用があり、
車に乗って出かけたのですが、
フロントガラスにつく雨粒がベタベタして、
普段は滅多に使わないウォッシャー液を何度も使いました。
いったい、どんな成分が雨に混じっていたんだろう?と気になっていました。
この成分が電線に影響を与えた可能性もありますね。
つまり、普段は降下しないものが、日本全国に降ったということだと思います。

そして、もうひとつ、
こういう場合の人の行動パターン。
「きっと誰かが通報して解決してくれるだろう」
「きっと何でもないことで、危険もないに違いない」
「だって誰も逃げないし」

「正常性バイアス」という言葉は知っていたけれど、
自分はそんな風にならない、と思い込んでいました。
今、日本人全員がこの罠にかかっているような気がするんですが…。

皆さんのまわりは大丈夫ですか?

←クリキンディのブログおよびツイートがまとめて見られます。

←こちらも宜しくね!


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