友人から、ちょっとした噂を聞きました。
妻子のあるA男さんが、独身のB子さんと最近よく一緒に行動していてあやしい、と。
A男さんとB子さんは、クリキンディの仲間であり、
A男さんの奥様は仕事上の知り合いです。
この噂を教えてくれた友人は、
「どうしよう?みんなすごく心配してるのよ」
と言います。
そうですね、
この場合の心配って、こんな感じの予測のもとにされていると思います。
A男さんの奥さんがこのことを知って悲しむ〜怒る〜離婚に発展〜子供がかわいそう。
奥さんにはバレなかったけど、A男さんは、単なる浮気で、あっさり捨てられたB子さんがかわいそう。
A男さんがB子さんに夢中になるが、奥さんが離婚承諾せず、刑事事件に発展、みんなが不幸になる。
etc…
こういうケースで、「みんなが幸せになりました!めでたしめでたし」
という話はあまり聞きませんよね。(ないとは言いませんよ〜)
ですが、
まわりがそんな心配や予測をしたからといって、
そして、その助言をしたとして、
この二人の気持ちを変えられる人などいるのでしょうか?
人を好きになるのに理由はありません。
そこに障害があろうがなかろうが、
好きと思う気持ちは、消しゴムで消すようになくなるものじゃありません。
そして、燃え上がった末に、予測通りの結果になったら、
「ほら、だからあの時に言ったじゃない!私の言う通りにしていればよかったのに」
なんて言っちゃいますよね?
これって、相手をなぐさめているのではなく、
「自分が正しく、相手が間違っていた」ことを主張しているだけで、
どこにも、思いやりのかけらがないと思いませんか。
本当の友達なら、
たとえ間違った道に進もうとしているように見えていても、
また、失敗したと感じて落ち込んでいたとしても、
友人の気持ちを理解してあげることが一番大切なんじゃないかな、と思うのです。
「え〜?ほんとの友達なら、そんなのは間違ってるって伝えるべきでしょう?」
って思う人も多いかもしれません。
でもね、
何が正しくて、何が間違っているか、そんなの誰にもわからないんです。
今回のケースで言えば、
A男さんとB子さんが、実は本当のソウルメイトで、
複雑な感情を学ぶために自分たちで選んだ試練なのかもしれないんです。
…ちょっとこじつけっぽいかな…(;^_^A アセアセ
それを第3者が
「あなたは間違っている」なんて言う資格なんかないですよね。
どんな選択をしたとしても、
「あなたの直感と選択を信じて応援する」
そんな友達がいたら、どれほど心強いでしょう。
もし、友人が、自分の選択が間違っていたと感じて、落ち込んでいたなら、
反対の選択をすべきだった、と悔やんでいたなら、
「あなたは間違ってなんかいない、あの時のあなたにとって最良の選択だった」
と言ってあげられる友人でいたいと思うのです。
今、私にできることは、
「心配」ではなく「信じる」こと。
こうやって書きながら、心の片隅で「心配」しているクリキンディもいるんですけどね……