「つぶやき」カテゴリーアーカイブ

ワタシの仕事は楽しむことデス

師走になって早10日以上過ぎていますが、
はっきり体感できるほど暖冬です。
南極から、香港島なみの大きさの氷山が流れているというニュースも入っています。
心配するのでなく、行動しなくちゃ、と思っているクリキンディです。

先日、キューバ出身の方と出会いました。
もう10年以上日本に住んでいるので、普通に日本語で会話できます。
「お仕事は何をされているんですか?」と聞いたら、
「ワタシの仕事は楽しむことデスよ」という答えが返ってきました。

す、すごいっす…。
クリキンディが目標としていながら、なかなか実践できていないことを、
この人は軽々とやっている…。

いろいろ話をしてみると、
本当に人生をめいっぱい楽しんでいらっしゃる。
もちろんお仕事もされていますが、それも含めて楽しんでいることがわかる。

来日前には、日本についてのイメージを「武士道」だと思っていたようで、
おそらく映画の影響だと思われますが、
サムライ魂のようなものに憧れていたのだそうです。

しかし、実際に日本に来てみると、
「なんじゃこりゃ〜?全然違うじゃん!」
ってがっかりしたそうです。

しかし、合気道をやっているようで、
「もし、ワタシがTattooを入れるとしたら、『氣』と一文字入れたいデス」
という入れ込みようでした。

まさか、キューバ人から、合気道の技を教えてもらうことになろうとは思いもしませんでした…。

また、割り箸とマイ箸の話題にもなり、
「割り箸はエコロジーじゃないとワカッテいて、なぜ日本ではなくならないデスか?」と聞かれ、
うっ、と答えに詰まってしまいました。

もちろん、いろんな理由がありますよね。
その方は、もちろん様々な事情をわかった上で言っていました。
「でも、ワタシもバイクを買ってしまった…乗るのは楽しいデスからね」
と、一方的に日本人を責めるのでなく、ジョークで場を和ませてくれます。

たぶんね…
この人過去生でサムライやってますよね〜。

日本人として生まれてくるのでなく、
あえて、他の国に生まれて、日本にやってきたことで、
広い視点から、様々な物事をとらえている印象がありました。

やっぱり、広い視点を持っている人が好きだ〜〜!
とっても楽しい時間を過ごして、あらためて実感したクリキンディでした。

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人生は修行場?

久しぶりに、離れたところに住んでいる従姉妹と会ったのですが、
家族の近況もひととおり報告が済み、
あれこれ話をしているうちに、
「どうやらうちの親類はスピ系の人が多いらしい」
ということに、お互いが気付きました。(笑)
まぁ、全員ってことじゃないんですが。

この従姉妹、なんだか不思議と境遇が似てるんです。
ちょっとミラクルな確率で。
まぁ、父親の代から縁が深いんでしょうね〜。

そして、いろいろ話しているうちに、従姉妹が、
「まったく、私はまだまだ修行しなくちゃいけないってことなのね」
と言ったんです。

それは、ちょっとした愚痴の後に出た言葉だったのですが、
彼女にとって、決して「心地よい状況ではない」事柄について、
「自分の魂の成長に必要な修行である」
と認識しているんだなぁ、ということがわかりました。

ただただ、
自分の不幸を嘆くだけでなく、誰かを一方的に責めるのでなく、
それを、自分のカルマである、と言うのです。

偉いなぁ。

…だけど、辛そうだなぁ。

なんとなく、「自分の罪を償うための”刑期”がまだ終わらないのよ」
と言っているように聞こえちゃいました。

人生を辛い修行と、考えるのか、
楽しい冒険と、考えるのか、

同じ経験をしたとしても、
なんだか気分が随分違いますよね。
でも、それも自分の好みのタイプを選んでいるだけ、とも言えますよね。

ん〜、
人は、自分の人生の青写真を持って生まれてくると言いますが、
ホントなのかなぁ。

カルマがどうとか、
前世の積み残しとか、
世界は自分の心の反映であるとか、

なんとなくわかっているつもりでしたが、
「なんとなく」でしかないんですよね。

確信したいなぁ。
「腑に落ちる」って気持ちいいですもんね〜。

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解放

ゲイの友人がいます。
だけど、彼はカミングアウトしていません。
まわりの友人は、うすうす(というかほぼ確信)わかっているのだけれど、

「僕がゲイなわけないじゃん!あっはっは!」と、
笑い飛ばされると、
とても辛い気持ちになります。

それは、彼が自分に嘘をつかなくてはならないのが、
とても痛々しく見えることと、

私のことを信頼してくれていないんだなぁ、
だから本当のことを言ってくれないんだなぁ、
という辛さ。

心に大きな嘘をひとつ抱えて、
キレイに塗り固めて、
彼はどこまで行くんだろう。

そんな彼が、私の鏡となって教えてくれること。
それは、
私の心にある大きな嘘。

これを解放しないと先へ進めないんだろうなぁ。

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「もう、なんにもできなくなっちゃったよ…」

今日久しぶりに実家へ行ったら、
父親の車がなくなっていました。

もう平均寿命をとっくに超えているクリキンディの父親は、
まだ免許証を返していません。
80歳を超えて、目も耳も、身体の反応もすべてに鈍くなってしまっている父は、
これまでに何度も小さな事故を起こしており、
その都度「今度こそ運転やめようね」と、
家族に言われながらも、なかなかやめられずにいました。

しかし、一日に2度も車をぶつけた日を境に、
ようやく運転を諦めたのでした。

しかし、それ以来ふさぎこんでしまい、
一歩も外へ出ることもなくなり、
半分寝たきりの状態に突入してしまいました。

それでも、まだ免許証は返さず…。
それから、ようやく2ヶ月経って、車を廃車すると決心したようです。

クリキンディ、車のことには一言も触れなかったのですが、
父がポロッと一言放ったのが、冒頭の言葉でした。

「もう、なんにもできなくなっちゃったよ…」

確かに、運転はできない、もう雨漏りの修理もできない、重いものも持てない、パソコンの操作も携帯のメールも覚えられない、旅行することもできない…

できないことは増えたかもしれないけど、
何にもできないわけじゃないじゃん、
目も見えるし、耳も聞こえる、しゃべれるし、歩けるし、ご飯も食べられるし!
ヘレン・ケラーよりずっとすごいじゃん!

とわざと冗談ぽく言ってみました。

すると、反発するかと思った父が、素直に
「そうだな…なんにもできないわけじゃないな、ありがとう」って言ったんです。

普段の父を考えたら、奇跡とも思える前向き発言でした。
おやじが、なんかいい人になっちゃってる…。

……ということは……
もしかしたら、
次のステージが近いのかもしれない…。

家族はこうして、少しずつ覚悟をさせられていくんですね…。

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ほかの誰にもできないこと

「日々是布哇(ひびこれハワイ)」(デブラ・サンダース著/太田出版)
という本があります。
ネイティブ・ハワイアンに古くから伝わる「言葉」が日替わりで掲載されている本なのですが、
ネイティブインディアン関連の著書を多く出している、
北山耕平さんが翻訳をされていて、著者に許可を得た上で、
時々、ご自身のブログに1週間分を公開してくれています。

11月1日は、こんな言葉でした。

*****
おのれのこころの内を知るべし。
それはほかの誰にもできぬことだから。
*****

あまりにも、当たり前のことなのに、ものすごく難しいことでもあります。

たとえば、
誰かと意見が合わず、ケンカをしちゃった時、
あんなやつ、いなくなっちゃえばいいのに!
なんて思う時がありますが、
これ、本心のようで本心じゃないですよね。

自分の一番の願いは、この相手と「わかりあうこと」だったりしませんか?

それなのに、
自分の本当の願いに自分が気付かないまま、
相手に、方向の違う主張をし続けてしまう。

そりゃ、相手は一生理解できませんって。

「お願い、私の気持ちもわかってよ!」
と思う時は、
自分の本当の気持ちを、自分がわかっていない時なのかもしれないなぁと思います。

そして、それをちゃんと見つけてあげることは、
他の誰にもできないことですよね。

この言葉に、ビビっときちゃったクリキンディは、
今、自分の本心がわからなくなっちゃってるのかも…。はぁ〜

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