ゲイの友人がいます。
だけど、彼はカミングアウトしていません。
まわりの友人は、うすうす(というかほぼ確信)わかっているのだけれど、
「僕がゲイなわけないじゃん!あっはっは!」と、
笑い飛ばされると、
とても辛い気持ちになります。
それは、彼が自分に嘘をつかなくてはならないのが、
とても痛々しく見えることと、
私のことを信頼してくれていないんだなぁ、
だから本当のことを言ってくれないんだなぁ、
という辛さ。
心に大きな嘘をひとつ抱えて、
キレイに塗り固めて、
彼はどこまで行くんだろう。
そんな彼が、私の鏡となって教えてくれること。
それは、
私の心にある大きな嘘。
これを解放しないと先へ進めないんだろうなぁ。