音楽で世界平和を目指すことができるのかな


先日、タマラヒーラーさんたちの集いに参加させていただきました。
皆さんとても素敵な方たちで、あちこちでさりげなくヒーリングが始まっていたりして、
いろいろ刺激を受けてきました。

その中にミュージシャンのご夫婦がいらっしゃいました。
奥様はタマラヒーラーのインストラクターもされているのですが、
自宅でピアノのレッスンもしていらっしゃったそうです。
ですが、自分がやりたいのはレッスンではなく演奏活動だ、ということに気付いてから、
少しずつレッスンを減らし、今ではあちこちで演奏されていらっしゃいます。

そこで参加者の方から
「なぜ演奏活動を続けているの?」という問いが飛びました。

「うーん、世界平和かな…」
さすがヒーラーらしいお答えですね。

そこでクリキンディもハッと思い出しました。
以前セルフヒプノセラピーをしていた時に出てきた前世のことを。

時代はおそらく100年ぐらい前、
オーストリアの湖畔に実家がある若いハンサムな(!?)兵士だったことがありました。
軍服の腰には細身の剣を下げていて、馬にも乗っていたようです。
20代前半の頃だと思うのですが、ある戦場で間違って味方を攻撃してしまい、
そのことに大変ショックを受けて実家に戻ってきたようでした。
もう二度と戦場に戻りたくない、と家に引きこもってしまい、
毎日、自宅にあったグランドピアノを弾いていたようなのです。

てかこの時代にグランドピアノを持っている家ってめっちゃお金持ちですよね?
だからこそ軍隊に戻らずに済んだのかもしれませんが…

この人生での、他の詳しい事情はわかりませんでしたが、
ただ、死ぬ時に、
「もう戦争はイヤだ。生まれ変わったら、戦争のない平和な世界を目指したい。そのために音楽をやろう」
そう思って亡くなったようでした。

ものすごく腑に落ちました。
クリキンディは、小さい頃から本当にピアノが大好きで、
ちゃんと習い始めたのは小学校3年生だったのですが、
習う前から、保育園や学校では教室のオルガンを勝手に弾き、
誰かの家やお店など、鍵盤を見つけるとすぐに弾きたがる子供でした。

中学に入って、難しい教本に入ったら、
急に弾けなくなっちゃって、クラシックピアノのレッスンをやめ、
楽しそうなバンド活動に入っちゃったのですが、
思えば、前世で弾けたところがそこまでだったんでしょうね。

まぁ、前世の話はともかく、
「音楽で世界を平和にしたい」なんて、
なんと大それた目標を持って生まれてきちゃったんでしょうね、私。
いったい、何をどうしたら音楽から世界平和に辿り着けるのか、
完全にスタック状態です。

きっと、世界中にいる有名なミュージシャンの中には、
同じような目標を持っている人もいると思います。
すぐに思いつくのは、マイケル・ジャクソン。
彼のダンスを真似する人が大勢いるので、あまり歌について注目されにくいのですが、
We are the world以降、
彼の作る曲は、とてもメッセージ性が強いものが増え、
本当に、音楽で世界平和を目指しているんだなと思える歌詞がたくさんあります。

とりあえずふたつだけリンクはっておきます。

“cry”
http://youtu.be/mj3MfUR35CM

“Earth song”
http://youtu.be/fobt5nSpwhY

こんなに有名になって、たくさんの苦しみも喜びも引き受けて、
たくさんの人に向けてメッセージを発信し続けて、
それでも伝えたいことの半分も伝わらないままに亡くなってしまいました。

マイケルでさえできなかった「音楽で世界平和」を、クリキンディが実現できるわけ、
そりゃないですよねー。
そりゃ雪道スタックするわけだ。
砂漠で遭難するわけだ。

あーあ。

そんなことを思っていた時に、
参加者の方から、
「ハチドリの話、知ってる?」
と話しかけられました。
「知ってるもなにも、私のハンドルネームはそこからつけたんですよ」
と言ってハッとしました。

そうですよね、私は私にできることをするだけ。
それが音楽であろうと、革細工であろうと、文章を書く事であろうと、
ただ、自分にできることをしていけばいいんだなぁ。
皆さん、ありがとうございました!


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