「生き方・気付き」カテゴリーアーカイブ

人生の攻略本

こんにちは、右手の親指が痛いクリキンディです。
……はい、すみません、携帯ゲームやり過ぎです。

RPGというカテゴリのゲームに一時期めっちゃハマっていたことがあります。
ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーシリーズが王道ですね。

謎を解きながら、様々な土地を旅して、
主人公がレベルアップし、仲間を増やして、協力者を得て、
最後に地球の平和を脅かす大ボスを倒す、
現実の自分ができない冒険が、TV画面の中でバーチャル体験できる。
あの頃は、その世界観にどっぷりハマって、本当に旅をしている気分になれました。

いつから、RPGをやらなくなったのかと言えば、
ゲームのシステムが複雑になって、クリアするのが難しくなり過ぎた頃からです。
ドラクエの1の頃は、とにかく根気よくレベルアップして、全員の話を聞けばクリアできたのですが、
最近では、分厚い攻略本を何冊も読まないとクリアできません。

単純にエンディングに到達するだけなら、まだいいのですが、
サイドストーリーや、特別な条件で手に入る宝物など、
普通にレベルアップしているだけでは、絶対に辿り着けなさそうな仕掛けもたくさんあるので、
「せっかくならすべての宝箱は開けたいし、すべてのサイドストーリーは見ておきたい!」タイプのクリキンディは、
その膨大さに、挫折してしまいました。

完璧主義なんですの。ほほほ。

だから、今はそんな壮大なゲームには手を出しませんが、
携帯ゲームのようなものをやる時にも、
攻略サイトを結構調べるタイプです。

それで、効率よくレベルアップして、完全クリアしたら、気持ちいい〜じゃないですか。(*⌒ー⌒*)ゞ 

そこでクリキンディ、気付いちゃいました。
ああ、自分は、いろんなことを、効率よく、無駄なく進めたいし、
すべての謎を解きたいタイプなんだなぁって。

引き寄せの法則や、ホ・オポノポノ、
宇宙のしくみ、地球の歴史、アカシック、
アトランティス、レムリア、ピラミッド、マヤ、
タオ、シルバーバーチ、
シンクロニシティ、リーインカーネーション、
ドラゴンに妖精に天使に守護霊にバシャールにアミ、
プレアデス、オリオン、シリウス、
インディゴ、クリスタル、レインボウ、
仏陀にキリストに聖おにいさん(?)

他にも、本当にいろいろありますが、
これ、全部、人生についての攻略本だったんですよ!

攻略本を読んだ人の方が、
効率よく、楽しく、人生を冒険できるし、「ゴール」の概念もある。

攻略本を読まない人には勧めたくなるし、
そこで得た知識を人に伝えたくなっちゃう。
同じところをグルグル回っている人に会えば、道を教えてあげたくなる。

だけど、
人生の歩き方は人それぞれ。
グルグル回っている人は、自分が「道に迷っている」なんて思っていないかもしれない。

地図を持たずに旅をするのが好きな人もいるでしょう。

攻略本によって、全然違うことが書かれていたら、
それで対立しちゃうこともあるし。

ああ、
それでも、いいんだなぁ。

大切なのは、
「自分が選んだ道」ということを認識すること。

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カレーで悟る

皆さん、カレーはお好きですか?
ビーフ?チキン?ポーク?野菜?キーマ?
まぁ、いろいろありますよね。

昨日、クリキンディは、オフィスのランチ仲間と一緒に
カレーバイキングを食べに行きました。

その日出ていたすべての種類のカレーを、少しずつ味見していき、
おなかいっぱいになった頃、みんなが、声を揃えて、
「やっぱりスタンダードなカレーが一番おいしいね」
と言ったのです。

それって仏陀の「中道」に通じるじゃん〜!
とクリキンディがつぶやくと、
友人のひとりが、
「でもさ、スタンダードなカレーだけじゃダメなんだよね、
いろいろ試して冒険した後だから、これがおいしいって感じるっていうか〜」
と言います。

まったくその通りです。

仏陀は苦行してみたからこそ、中道を見つけたわけで、
やっぱり、「20倍激辛カレー」や「カレーの王子さま」を試さずして、
中道を語るなかれ、ですよね〜。

いやぁ、いろんなところに、悟りの道は転がっているものです。

人気ブログランキングへ←クリキンディはスープカレーが好きです。

家を買うということ

だいぶ前から、実家の屋根の雨漏りがひどいです。
直せばいいのでしょうが、
築80年位の古い平屋で借家、
大家さんからは、「ここを更地にして売りに出したいので、出ていって欲しい」と言われているため、
もう直す気もありません。

だいぶ前から引っ越し先を探しているのですが、
犬と猫の両方を飼っているため、
どこの不動産を訪ねても、「探してみますが…ちょっと難しいですね」と言われてしまいます。
この子たちを手放してしまえば、部屋探しは簡単に進むのですが…。

猫は、まぁ野良となって生きていくこともできるかもしれませんが、
犬を手放すとなれば、保健所で1週間程過ごした後に、
ガス室に送り込まれることがわかっています。
それを思うと、とても手放す気にはなれません。
しかし、中型の雑種、譲り受けてくれる人がいるとも思えません。

こうなると、中古の一軒家を買うしかないかも…。
ということで、母が「ここ良さそうじゃない?」とチラシを持ってきました。
年老いた年金暮らしの両親が、家を購入することはできません。
そこで、私に購入させて、一緒に暮らそうという魂胆です。

まぁ、一緒に暮らすことは問題ないのですが、
シングルマザーで、ひとり息子を離れた町の大学に行かせているクリキンディに、
家を買え!とは……。

まぁ、一応見てみましょう、ということで、オープンハウスに行ってきました。
2階の窓から、海が見える素敵な家でした。
まわりの環境もよく、買い物などの利便性もよく、
金額も、全額借り入れたとしても、その月々の返済額は、
今の借家の家賃と、私のアパートの家賃を足したよりも安くなるようです。

もう、母は「うん、気に入った〜!」と、買う気満々です。

いやしかし、なんかひっかかる…
クリキンディの心のコンパスがそっちを向いてないんです。
なんだろう、このもやもや感。
条件は悪くないのに、なんだか気が進まない。

とても大きな買い物です。
こんな高い物、今まで買ったことありません。
ビビってるだけなのか、クリキンディ。

いや…
もしも、借金とかせずに、
今、手元にそのお金があったら、この家を買うだろうか、
と考えたら答えが出ました。

そう、この家に惚れ込んでないんです。
すごく欲しい、と思ってない。

車に例えて言うならば、
欲しくないのに、ベンツを買おうとしているような気分なんです。
確かに、いい車だし、安全性も高く、便利な機能もたくさんついていますが、
お金に余裕があったとしても、たぶん買わないだろうと思うのです。

なんか、条件のいい人とお見合いして結婚しちゃう気分、とも似てるかもしれませんね。

そういうわけで、ちゃんと自分が「欲しい」と思えるものに出会えるまで、
またしばらく雨漏りは我慢してもらうことになりそうな…

それより、誰か犬をもらってくれませんかね……

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ドラマティックな人生

台風や地震、雷などの自然災害の時に、
やたらテンション上がる人、いますよね。
うぉ〜!来るぞ来るぞ!みたいな。

クリキンディの働くオフィスに、
普段は、どっちかと言うとぼーっとしているタイプ(失礼!寡黙な、と言っておきましょう)のオジサンがいるのですが、
台風接近の朝から、やたら、あちこちに電話かけまくったり、
ネットの情報をみんなに大声で伝達したりして、
なんか、楽しそうなんですよ…。

こういうピンチの時に、アドレナリンがドバッと出て、
素早く対処できるように、身体が準備をしているんだろう、とも思いますが、
なんか、それだけじゃない気がするのはクリキンディだけでしょうか?

今回、クリキンディのいる地域では、台風は、大きな被害を出さず、通り過ぎたわけですが、
そのオジサン、
「あ〜あ、もう行っちゃったんだ。な〜んだ、終わっちゃった、つまんないなぁ」
って、
おいおい!なんでがっかりしてるんだよ…。

思うに、
こういうタイプの人って、
「ドラマティックな展開」が好きなんですよね、きっと。
だから、非日常なシーンに遭遇すると、ポチッとスイッチが入る。
インタビューしてませんが、もしかしたらジェットコースターとか好きだったりして…。

生まれる前に、
次の人生の青写真を、自分で作ってくる、
と言いますが、
こういう人たちは、
「よし!ドラマティックな人生を送るぞ〜!」って決めて生まれてきているのかもしれません。

もうひとつ、こんなタイプもいますよね。
チャットやコメントで「災害現場写真うpキボンヌ!」とか書いちゃう人。

現場にいる人の気持ちを考えたら、こんな脳天気なこと言えないだろっ!
と思うのですが、
「自分は安全なところにいたい、でもドラマティックな現場を覗き見したい」
という野次馬タイプなのかなぁ、と思います。

こういうタイプは、スポーツやレースを観戦しながら、
一生懸命闘っている人に向かって、
「おらおら〜!何やってんだよ!しっかりしろ!」なんて
無責任な野次を飛ばすんでしょうね。

おほほ…
ちょっと批判チックになってますわね、わたくし……。
ええ、そんなタイプが好きではございませんことよ。

でも、「嫌いな人」ってのは、自分の鏡でもあるといいますから、
自分の中にある、そういう部分を反省させてくれるために、
こういう行動をとってくれてる、って言いますよね〜〜〜〜 f^_^;

はい、毎度、なかなか大人になれないクリキンディでございます。

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子宮がなくなる…

20年来の親友が婦人科系の病気にかかっていることがわかり、
近いうちに手術をして、子宮を摘出することになった、と報告を受けました。

しかし、聞けば、全摘するほどの病状ではないのです。
ただ、残しておけば、再発の可能性がある、というだけなのです。
お医者様は、とってもとらなくてもよい、という診断をしています。

しかし、友人は、「もうこんな辛い症状に二度と悩まされたくないから取ります」
と決めてしまったそうです。

以前のクリキンディなら、「そうか…大事にしてね」としか言えなかったと思うのですが、
いろいろ勉強している今、
「臓器の摘出」には、様々な後遺症があると知っています。

人の身体には、血液だけが循環しているわけではなく、
「気・血・水」が循環しています。
例えば子宮を取ってしまうことで、
身体の中央を上っていく「水」の流れが止まってしまいます。
そのため、胃や喉、さらに眼などに不調が出る人が多いのだそうです。

そんな話を聞いたからには、
親友の子宮を守らねば!
という気持ちになったクリキンディ、
手術までまだ時間があるので、なんとか説得しようと試みました。

しかし…
ものの見事に玉砕してしまいました。

「そういう説があるのは知っているけど、医学で証明されたわけじゃないし、
お医者さまは、子供を産むつもりがないのなら、取ってしまっても問題ない、って言ってるんだし。
もう決めたことだから、クリキンディや他の人が何十人来て説得したって、もう考えを変えるつもりはない」

セカンドオピニオンは?

「もういいの。今回だって、医者に絶対に取りなさいって言われたわけじゃなく、自分で決めたことだから」

つまり、彼女はまったく迷っていない、
というか、むしろ、生まれる前から「私は子宮を取ることに決めていた」とも思えるような決意なのです。

取ってしまうことで、あとからもっとひどい不調に悩まされるかもしれないんだよ?

「でも、残しておいて、今の症状が再発するよりいい。
もし、今回子宮を残すことにして、数年後に再発なんかしたら、クリキンディのこと恨んじゃうかもしれないし。」

そこまで言われたら、もう何も言えません。

後から、胃の調子が悪い、とか白内障になっちゃった、とか言っても知らないからね。
ああ、あの時クリキンディの言う通りだった…ってきっと後悔するはずだわ。
私の勉強した説の方が絶対正しいんだから!

あ…


なんということでしょう。

私は、親友の身体を心配していたはずなのに、
これじゃ、自分の説が正しいと、主張してるだけじゃないですか!!
彼女の辛い気持ちをわかろうともせず、
これじゃ宗教の押し売りと一緒です。

子宮を摘出する、という決断に至るまでには、彼女なりの紆余曲折があったはずです。
まずは身体の不調が長く続いていて、
ネットでいろいろ調べて、どんどん不安が募っていって、
病院に行くことすらためらっていた時期があり、
そんな様々なものを乗り越えて、ようやく自分の中で結論を出したのに、
私は、自分の主張を通そうとしただけだなんて……。
これじゃ友達の縁を切られてもしょうがない。

なにやってるんだろう、私。
ああ…
ごめんね。
明日ちゃんと謝ろうと思います。

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