さて、ちょっと脱線しましたが、トラウマシリーズを一旦まとめておこうと思います。
はじめておいで頂いた方は、こちらからご覧下さい。
「トラウマ兄弟」
<トラウマ「食」>
<トラウマ「年をとること」>
<トラウマ「育児>
<トラウマ「男と女」>
<トラウマの原因はお姫様時代?>
いろいろと、自分のトラウマを振り返ってみましたが、
これらがまとめて、同じひとつの悩みになってしまっていることを、
読んで下さった方は、すでにお気づきだと思います。
食べること、料理することが苦手、
年をとって衰えることがイヤ、
子育てが辛い、
そして男性に対しての恨みがある、
つまり、クリキンディは自分が「女性」として生きることに、辛さを感じているわけです。
まとめて「トラウマ兄弟」です。あ、「トラウマ姉妹」ですかね。
これらの悩み、もしクリキンディが今「男性」であれば解決しちゃうんです。
お料理しなくてもいいし、出されたものを「おいしい」もしくは「うまくない」と言っていればいい。
年をとることは男にとってむしろ「尊敬」されることである上に、
幼い考えを持っていたとしても「少年の心を持ったかわいいおじさん」と許される。
子育てについては、何か困ったことがあれば「ママ〜お願い!」「お前の育て方が悪い」と言って逃げられる。
もちろん、これはあくまでも一例です。そうでない男性がいることも知っています。
クリキンディは、お化粧も、ハイヒールも、フリフリのお洋服も嫌いです。
ブランドものにも興味ないし、ケーキバイキングもお断りです。
なんというか、女性として生きることを楽しめないのです。
だけど、ステレオやビデオの配線、ちょっとした日曜大工は得意です!
アウトドアで焚き火の番をするのも大好き!(決して料理ではない……)
では性同一性障害なのか、と言われればそうではありません。
基本的に好きになるのは男性です。
性転換したいと思っているわけではありません。
あ…、
好きになった人が、実は「ゲイ」だった、ということはよくあります…(汗)。
なにかしら、中性的なオーラに惹かれちゃうんでしょうね。
もちろん相手にしてもらえませんが。
ここまで書いてきて、すぐに解決はしないけれど、
ちょっとヒントというか、光が見えたことを、最後に書いておこうと思います。
それは、「原因のないところに結果はない」ということ。
トラウマの原因と思われる出来事をいくつかご紹介しましたが、
それらの辛い出来事にも、必ず何か原因があるはずです。
「なぜこんなひどい目に合わなくてはならないの?」と思うようなことも、
過去に、もしくは過去生において、自分が犯した罪が、返ってきているだけ、と考えれば、
ああ、これで、この「恨みの連鎖」が終わった、と感謝できるかも…?
過去生が原因なのであれば、自分にはすでに罪を犯した記憶はないわけですから、
ただただ自分が「被害者」な気持ちになってしまいますが、
もっと広い視点、加害者側の視点、もっと大きな時間の流れの中で見れば、
すべては必然的に起こっていることなのかもしれない、と思えます。
なーんちゃって、まだまだ未熟なクリキンディ、
そんなにスッキリできたら、こんな記事ブログにしませんって!
でもね、少しだけ、楽になっている自分がいます。
予想通り長いシリーズになってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!