今日はお休みだったので、梅雨も明けたことだしバイクで出かけよう!
というわけで、小さなキャンプ用のネイチャーストーブを持って出発。
途中、曲がり角にこっそり隠れている警察官を見かけました。
市街地だし、バイクにまたがって待機していたので、
たぶんネズミ捕りではなく、一時停止とか携帯とかのチェックかな…
と思って通りすぎたのですが、
帰り道、
つまり、キャンプ場でたき火してから戻ってきた時なので、
そこそこ時間は経っていますよね。
そこにやっぱり警察官ががんばってお仕事をしていました。
うん、がんばってました。
だけど、どうなんでしょうね?
交通ルールを守らない人を目ざとく見つけて、
罰金をとる仕事って、警察官にとって誇りに思える仕事でしょうかね?
もちろん一時停止はした方がいいし、
携帯電話を使いながら運転するのは危険だと思います。
だけど、ものすごく危険な運転をしているというわけでもない。
「見つからなければラッキー」と思って何度も同じ事をする人と、
「ち、しくじったー」と警察を恨む人を作るだけのような気がします。
また、いわゆる「ネズミ捕り」は、
スピード違反を取り締まるわけですが、
だいたいどこを走っていても、制限速度内で走るのは、
田舎の軽トラックのおじいちゃんか、
都会の渋滞ぐらいなものです。
交通量も少なくて、見通しがよくてスピードを出したくなるような、
そんな場所で取り締まるのって、
「交通事故をなくしたい(減らしたい」という目的から
はずれていることの方が多い気がするんですがね。
たまに、ウインカーも出さずに、蛇行しながらどんどん他の車を追い越していくような、
レース気分のスポーツカーに出会うことがありますが、
こういうやつを捕まえてくれよ!と思っちゃいます。
一般ドライバーの気持ちを愚痴ってしまいましたが、
警察官の立場に立ってみたら、
やっぱりこういう仕事って楽しくないと思うんですよね。
警察官を志した人は、
世の中をよくしたい、悪を撲滅したい、
そんな夢を持って警察官になったはずです。
なのに、与えられる仕事が、
「交通事故を減らす」ことにはあまり効果が感じられず、
「警察への恨みを助長する」ような仕事ばかり。
これ、きっと辛いですよね。
なんとか自分のプライドを保つために、
「こんな小さな取り締まりが地道に世の中をよくしていくんだ」
と思い込もうとして頑張っているんだろうなと思うと、
とても同情したくなってしまいました。
消防士や自衛官のお仕事はどうでしょう?
一般人からすれば、
すごくいろんな能力に長けていて、災害救助に尽力してくれる人たち、
というイメージがありますよね。
「人命を守る」プロフェッショナルとして、
誇りをもって仕事をして頂いていると感じます。
ところが「集団的自衛権」がこのまま発動されれば、
「人命を守る」仕事が「知らない人を殺す」
ことに置き換わっちゃうんです。
実際にどのような教育をされているのかは知りませんが、
クリキンディの勝手なイメージでは、
自衛官はどんな場所へ行っても、そこで救助を求める人がいれば、
国籍を問わず、命がけで救ってきたんだと思うんです。
正反対のことをさせようとしているんです。
プライドずたずたですよね。
もうひとり、
最近話題になっている古館さん。
報道ステーションのキャスター交代が噂されています。
「伝えれば助かる人がいるのに、伝えるのを禁じられたニュースキャスター」
これもプライドを打ち砕かれて、ストレスの溜まる仕事でしょうね。
皆さんはプライドを持って仕事ができていますか?
クリキンディは…
ちょっと前までダメだったけど最近はいい感じ、かな。