聖徳太子の気持ち?


まもなく2009年も終わっちゃいますね。
去年の夏に、レンタカーで紀伊半島を回ったときのこと、
初詣の前に記事にしておこうと思います。

お盆休みに、車中泊貧乏旅行を敢行しました。
軽ワゴンの荷台に、シュラフを入れておけば、いつでもどこでも寝れます。
宿や、交通などに縛られずに、好きなだけ好きな場所を、
思う存分味わえるので、
クリキンディ、よくこのスタイルでいろんなところへ出かけます。

今回の目的地のひとつに「奈良」がありました。
ガイドブックも買い込んで、あそこ行って、こっち行って〜
と漠然と計画を立てていました。

いよいよ明日から奈良観光しよう〜!と思い、
前夜はわりと観光地に近い場所にある道の駅に車を停めたのですが、
とにかく暑い!!
窓を開けても外に出ても暑過ぎて眠れません。

あまりの寝苦しさに夜中にねぐらを移動することにしました。
そこから10kmぐらい離れたところの
ほんの少し標高の高い道の駅に移ったのですが、
これが大正解!
涼しいし、側を流れる川の水音が心地いいし、交通量も少なくて静か!
気持ちのいい目覚めの朝を迎えられました。

さて、出発する前にルートチェック、
と思って地図を開くと、
そこからほんの2kmのところに聖徳太子の霊廟があるじゃあ〜りませんか。
これはガイドブックにも載っていなかったし、まったくノーチェックでした。
夜中に、道の駅を移動していなければ、
絶対に気付くことはなかったと思われます。

以前見た夢で、誰か知らない人に、
「あんたは聖徳太子のハーフだからね」
と言われたことを思い出しました。
ハーフって、なんじゃそりゃ、って感じですが、
とにかく、これは「行きなさい」というお告げとしか思えません。

行ってみると、市街地から離れていることもあって
観光客が多く訪れているようには見えません。
さほど大きくはないけれど、とても気持ち良さげなお寺です。
早速、山門を写真に撮ると、
あらあら、オーブがたくさん!!お出迎えです。

霊廟に手を合わせて拝んでいる時
ふと、こんな考えが浮かびました。

神社やお寺でお賽銭をあげて手を合わせる時、
みんないろんなお願い事をしますよね。

「試験に合格しますように」とか
「○○ちゃんと結婚できますように」とか
「商売繁盛して儲かりますように」とか
「病気が早く治りますように」とか…

もし、自分が聖徳太子のような有名人だったとして、
死んだ後に、こんな風に立派なお堂を建ててもらったとして 、
たくさんの人がお参りに来てくれたとして、

毎日毎日、たくさんの人のいろんな願い事を聞いていたら
いやになっちゃうなぁ…って思いませんか?

みんな好き勝手なことばっかり!

「試験に合格したい」と願いながら「こいつちっとも勉強してないじゃん!」とか
「儲かりますように」と言いながら「ギャンブルばっかりしてどうすんねん!」とか
突っ込みたくなると思いませんか?

聖徳太子は
「憲法十七条」とか「冠位十二階」とか
今の私たちにも参考になるような大きな偉業を残していますよね。
(実は予言もたくさん残しているらしいですしね)
そこからいろんなことを学んで欲しいと思っているんじゃないかなぁ。

たぶん、神社に祀られている神様も同じなのかなぁ、
なんて思ったのでした。
まぁ、勝手な想像ですが…

今後、こういう場所を訪れる時には
祀られている方がどんな方で、どんなことをしたのか
もうちょっとちゃんと興味を持って調べたいなぁ、と思えたのでした。

近所の神社には誰が祀られているのか
2010年の初詣は、調べてから行ってみませんか?

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