[書き起し]らっきーデタラメ放送局★第114回『ブラック!悪徳!No.1』


みなさん「らっきーデタラメ放送局」をご存知でしょうか。
謎の美女らっきーさんがキャスターを務める、わりとハチャメチャな感じの動画なのですが、
この内容がものすごく深いんですよ。

いったいいつから始まったんだろう?と思って遡ったら2012年7月25日に始めます、という宣伝動画がありました。
もともとはREGINAというトランスメタル系のバンドでボーカルを担当している、
RICOさんが、脱原発活動に関わるようになったところからこの動画配信が始まったと思われます。
ほぼ毎週アップされていて、今回で114本目なので、私もすべてを見ているわけではないので、
あまりよく全貌がわかっていませんが、
とにかくいろいろ調べているんだろうなぁ、すごいなぁ!という内容満載です。

ここで変な告白をしますが、
「さう」とか「ささ」とか聞いたことあります?
右脳と左脳のどちらを主に使うタイプなのか、というちょっと面白い分類で、
クリキンディは左脳からインプットする方が得意なタイプなので、
動画を見るより文字で読んだ方がスッキリ理解できる確率が高いんですね。
なのでらっきーデタラメ放送局の書き起しがどこかにないかなぁと探していたのですが、
見つけられなかったので、とりあえずひとつ書き起してみました。

ご本人からまだ許可を頂いているわけではありませんので、問題があれば削除します。


♪ブラック〜 悪徳〜 ナンバーワン♪(アタックナンバーワンのメロディで)

まずはブラック企業と悪徳企業の違い、
悪徳企業は消費者を騙して暴利をむさぼり、
ブラック企業は、身内である従業員を騙してむしり取り、利益をあげる。
飴と鞭の「飴」を取り除いたブラック企業にとって、デフレ不況はパラダイス。
景気が悪くなればなるほど、カモとなる従業員が列をなすからなんです。
消費者から利益を上げず、従業員から巻き上げるので、価格競争じゃ絶対負けないブラック企業。

♪ブラック〜 悪徳〜 ナンバーワン♪

そして一方悪徳ナンバーワンと言えば、
「我が社は世界の人々に、食料と健康、そして希望を届ける」
のスローガンで有名なロックフェラー財閥援助企業モンチャント。
世界を支配しようとするモンチャント社が「2011年の最悪の会社である」と烙印を押されたよね。

ではそのやり方から。
100年前に比べて5倍の収穫量の秘密は?
石油から作られるアンモニア系化学肥料のおかげ。
そして農薬を撒く必要がない、遺伝子組換えキングコーンの種。
それって害虫がつかないってこと?
あれれれれれれ?
害虫が食べると死んじまうように遺伝子組換えされているんだね。

そして秘密兵器。
モンチャント秘伝の「一代限りで終わる種」。
それは永遠に高額な種を買い続けなければならないシステム。
そして世界初の生物特許。
今までは種子という生命体は国際特許法で認められなかったのが、
なんとも怪しい最高裁で、この遺伝子組み換え種子が合法に。

そしてなぜかアメリカの国策で、キングコーン作付け農民に助成制度。
税金を使った補助金のばらまき、露骨な農業支配。
そして世界発の生物特許で恐喝可能ってか?

そしてお次はベストセラー商品、毒物除草剤の「ラウンドアップ」。
ベトナム戦争時の枯れ葉剤としても有名だよね。
この除草剤で他の雑草を枯らしまくり、しかしキングコーンには影響なし。
あれれれれれれれ?
特定の除草剤に耐えられるように、種は遺伝子操作。
「弊社の除草剤を撒けば、雑草は枯れますが、弊社の遺伝子組換え作物だけはまったく枯れません」
って悪徳極めの二重取り。
枯れ葉剤ラウンドアップでも枯れず影響なし、で元から害虫がつかないコーンってどうなの?

また牛に、干し草の代わりにこの遺伝子組換えキングコーンを餌にやると、
牛が酸毒性になり発病するため、抗生物質を混ぜて与え育て、どっかのハンバーガーショップへ。

キングコーンを飼料とした加工肉、またコーンシロップ甘味剤や、フライにはコーン油でってか。

そして遺伝子組換え食品は、厳格な安全基準がないため、審査は穴だらけ。
なぜなら、審査は開発者が行い、しかも任意。
モンチャント社の遺伝子組み換え食品のマウス実験では、
「90日間は腫瘍ができない」とし、この90日間という期間にこだわり研究。そして安全性を発表。
しかしフランスの科学者チームによって、「91日目から腫瘍ができる」ことが明らかに。
あらあら、知ってて期間設定?

そんで、
政府機関に元従業員を送り込み、やりたい放題モンチャント。
「我が社は世界の人々に、食料と健康、そして希望を届ける」をスローガンに、
地球上のあらゆる食品を支配しようってか?

モンチャント援助のロックフェラーのお孫さんであり、FacebookのCEOでもある、
マーク・ザッカーバーグちゃん。
そして、モンチャント社筆頭株主のビル・ゲイツちゃんが、最近話題のアイスバケツチャレンジを率先!
氷水より他にかぶるものがあんじゃね?

そういえばモンチャント社がイラク戦争で有名になった「ブラックウォーター社」なんて名前の民間軍事会社を売却したしね。

アタック!


クリキンディの感想

このモンサント社のF1種と呼ばれる種についても、震災前から一部の人たちの間では問題視されていたのですが、いまだに知らない人が多過ぎるー!

スーパーの食品売り場では「遺伝子組換え作物は使用していません」などの表示をよく見かけますが、
なぜそれが問題になっているのか、あまり深く考えない人が多いですね。
もひとつ言えば、この表示があったからと言って、100%遺伝子組換え作物を使用していない、というわけではないことも知られていません。
日本の現在の法律では、遺伝子組み換え作物が含まれる量が5%未満であれば「遺伝子組み換えではありません」と表示することできます。
食品の産地偽装が堂々と行われている現在、この表示を信じる方が難しいですね。


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