台湾3泊4日弾丸っぽいツァー その1


一年分溜め込んだレシートと格闘し、ようやく今日提出!と思ったら、確定申告の会場はすべて土日祝がお休みだと気付いて凹んでいるクリキンディです。

いやしかし、とりあえず数字とのにらめっこが終わったので、先日母と一緒に行った台湾旅行のことがやっとブログに書けるー!
ん…なんだっけ、どんなことを書こうとしてたんだっけ…
まったく、「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、旅行記は帰ったらすぐに書かないとダメですね。
しかし、何度もそんな経験をしていいるうちに、ちょっとは学んだクリキンディ。
箇条書きで下書きしておいてヨカッター!


台湾はここ

それにしても近い!福岡空港からだと2時間半でっせ!
青森に行くのと同じぐらいの距離ですねー!

台湾の場所

今回は、台湾出身の母が「幼い頃に住んでいた場所を訪ねたい」というので、
旅行社の3泊4日のツァーに参加。私はきびだんごをもらってお伴です。(笑)

ちょうど旧暦の正月期間だからなのか、ツァー料金が安いからなのか、まだ春休み期間ではないのに、参加者の多いこと多いこと!
台湾の空港で添乗員や他のメンバーと合流するスタイルだったので、日本各地から参加している人数は、およそ120名!
そのうちの30名をひとグループとして、一台のバスに同乗して各地を回ります。
ひゃー、こりゃ儲かりまんなぁ!


団体ツァーが儲かる仕組み

はじめにちょっと言っちゃうと、この団体さんツァーというのは、単純に、交通費や宿泊費が団体割引になるだけでなく、いろいろ儲かる仕組みがあるんですよね。

その行程に必ず組み込んであるのが「ショッピング」。
「ああ、免税店とかに連れていかれるやつでしょー」という経験者も多いと思いますが、
もうそんな生易しいものじゃないです。

40all

観光地をめぐる時間は、かなりタイトで、トイレに行く時間がやっととれる程度。
近辺の土産物やを見る余裕はありません。
高速道路の移動中に、サービスエリアでトイレ休憩しても、「すぐに戻ってきて」と念を押されて、何も見ることができず、徐々にストレスが溜まっていきます。
旅をする時は、どうでもいいような、でも日本とは違う品揃えを見るのが楽しいわけじゃないですか。

ああ、買い物したい!という気分をがっつり高めておいてから、
あらかじめ旅行社が契約している土産物屋にドーンと連れて行かれるので、みんな一気に大量購入ですわ。

さらに、ツァーガイドは、店に案内する前に、巧妙に「買わせたいもの」の宣伝を話題に入れ込みます。
まぁ粗悪品を勧めたりはしないのですが(旅行社の信用問題ですからね)勧める商品は結構高価だったりもするので、ギリギリセーフな感じです。

おそらく、この販売結果がガイドの収入にも大きく関係してるのでしょうね。
ホテルのグレードもいいし、お料理もおいしいし、観光内容も充実しているのに、格安で旅行できる理由は、こんなところにあるのだと思われます。

この仕組みは持ちつ持たれつで、レストランや土産物屋は、ツァー客を連れてきてもらうために、ものすごく頑張ってプレゼンをしていると思われます。いやぁ勉強になるわ。


毎日、中華料理

ところで台湾という国、これ国名じゃないって知ってましたか?
中国の領土だっけ?と思っているあなた、台湾人に怒られますよ。
とは言っても、完全なる独立国とも言い切れず、とても微妙な立場にあるようですが、
一応公式には、「中華民国」を名乗っています。
これが国旗。
218px-Flag_of_the_Republic_of_China.svg

台湾の歴史については、一時期日本の領土だった、ということぐらいしか知らないクリキンディ、
ガイド氏が一生懸命語ってくれるのですが、ちっとも面白くない……。
蒋介石の話はどうでもいいから、あそこに見えるあの風景について教えて欲しいなぁ、と思うしリクエストもしてみるのですが、なかなかそれが伝わらないガイドさんでした。

そんな中、料理について不満を持ったお父さんがいました。
「行程表には、広東料理とか、客家料理とか、四川料理とかいろいろ書いてあるけど、結局は毎日毎日、中華料理だよなぁ。」
もちろん、それぞれのお料理はとてもおいしかったのですが、確かにすべて中華料理です。油で炒めた料理が多かったので、お父さんはそろそろ和食が恋しくなったようでした。

そのお父さんの「聞こえるように言った独り言」に、ガイド氏が噛み付きました。

何言ってるの?日本人は中華料理って一緒くたにしちゃうけど、全部違う料理ですよ!
広東料理の店で麻婆豆腐は出てきませんよ!
そこから延々と、地域によって料理が違うということを語り出し……

まぁわかるけどね。
例えば日本を旅行する外国人が、ラーメンと寿司は同じ料理店で食べるものだと思っているようなものですかね。
日本人にとっては、それは確かにどっちも和食のカテゴリだけど、まず同じ店で食べることはないわけで。

日本人の気持ち、台湾人の気持ち、視点を変えたらいろんなことが見えてくるんですねー。
これが旅行の醍醐味、かな。

ちなみに、食事時間もせかされるので、とても料理の写真を撮ってる雰囲気ではなかったので、一枚もありません。
まぁ、腹ぺこだったのでガッついていたのは確か(笑)

ちょっと長くなったので、ランタンフェスティバルや、観光地めぐりの写真は次のブログでご紹介しますね。


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