仙台市中心部の、定禅寺通り(日本の道100選にも選ばれています)には、
道路の両側と、中央分離帯に、大きなケヤキの木が植えられています。
樹齢は約60年だそうです。
少しの雨なら傘となり、まぶしい日差しは木漏れ日となり、
葉の落ちる冬の枯れ枝には、たくさんの電球が飾られて、市民を楽しませてくれる街路樹です。
その中の1本が、突然根元から倒れたというニュースがありました。
(写真はニュース画像を頂いたものです)
(ニュース記事はこちら)
写真では、完全に道路を塞いでしまったケヤキを撤去するために、
枝がすべて落とされていますが、
倒れる前は、青々と葉が茂っていて、この木が倒れるなど、誰も想像していませんでした。
倒れた根元を見ると、どうやらスポンジ状に腐っていたようですが、
この日、風が強かったわけでもなく、地震があったわけでもなく、
誰かが木にぶつかったわけでもなさそうです。
なのに、突然倒れるなんてこと、あるんでしょうか…?
誰か、ケヤキさんと話ができる人がいたら、ぜひインタビューして欲しいです。
車一台、人ひとりも傷つけずに、道路3車線を塞ぐように倒れるなんて、
タイミングを計って倒れたとしか思えません。
他の街路樹さんたちの点検も、今後まめに行われることになったようです。
そういえば、湖などの水質検査について、
今までは水面近くの水質しか検査していなかったのですが、
これから、水の底の調査が行われることになった、とラジオのニュースで聞きました。
今まで、あまりにも無造作に扱ってきてしまった「自然」を、
人間がちゃんと考える時期に来てるんでしょうね。
こんな風に考えるきっかけをくれた「ケヤキ」さんに感謝したいと思います。
あ〜り〜が〜と〜〜〜〜!