クリキンディは、自称「晴れ女」です。
太陽大好きです。
世間では、紫外線は肌に悪いという認識が強くなっているようですが、
むしろ、日焼け止めに含まれる成分の方が、ずっと肌に悪いと感じます。
なのに、日光東照宮をお参りしている時からザーザーと雨が降り始め、
雨雲を避けて目的地を選んでいるはずなのに、なぜか雨雲が私を追いかけてくる…?
こちらの記事のつづきです。はじめての方はこちらからどうぞ。
<旅のはじまり>
<旅のはじまり その2>
<世界遺産「日光東照宮」>
キャンプをする方はご存知でしょうが、
最近のテントには「フライシート」と呼ばれる防水性のカバーがあり、雨の日でもテント泊できます。
ですが…
雨の降る中、テントを設営〜撤収するのは、とても気が重い作業です。
こんなに雨に追いかけられているのでは、もう帰るしかないなぁ、と思うのですが、
それにしては、かなり遠回りしてしまっため、
夜中にとりあえず、高速道路のパーキングで一休みすることにしました。
そこから自宅の最寄りのインターまでは、ざっと3時間かかると思われます。
このまま走り続けるか、雨の中でテントを張るか、それとも窮屈な車内で仮眠するか…
迷ったクリキンディの目に飛び込んできたもの…
それは、高速のパーキングで時々見かける「バイク専用パーキングエリア」でした。
つまり、屋根のついたパーキングです。
他にバイカーがいなかったので、これ幸いと、屋根の下にテントを張らせて頂きました!
こんな時は、心の中で「守護霊さん、ありがとう!」とつぶやきます。
さて、次の朝、
「ここで足止めを食らったということは、この近辺に、私が訪れるべき場所があるに違いない!」
と思い込み、地図を眺めているクリキンディの目が釘付けになったもの、それは…
「妖精美術館」
えええ〜?なにそれ〜〜?
「自称・妖精」のクリキンディとしては、ここは押さえておかなくちゃ!でしょう。
(ある方にリーディングして頂いた時に、「クリキンディさんはおやじの皮をかぶった妖精さんですね」と言われたことがあるんです(≧▽≦))
ということで、
福島県金山町の小さなカルデラ湖のほとりにある美術館へ向かいました。
児童文学者で、ケルト神話や妖精研究の第一人者とも言える、井村君江さんが館長さんだそうで、
様々な視点から、妖精に関するものをコレクションしてある美術館でした。
ティンカーベルを想像していったクリキンディにとっては、
ええ〜っこれも妖精?あれも妖精なの?
というのが正直な感想でした。
かなり、マニアックな場所です。
とても素敵な洋館なのですが、
…たぶん、ここ、次元が普通じゃないと思います……
興味深かったのは、アーサー・コナン・ドイル(シャーロック・ホームズシリーズの生みの親ですね)の
父親のチャールズ・ドイル、その兄であるリチャード・ドイルが、
揃って妖精の絵をたくさん残しているということでした。
有名な「コティングリー妖精事件」は、
アーサー・コナン・ドイルが少女たちの撮った妖精写真を、
雑誌に「本物だ」として発表したことから始まったのですが、
それも、父と叔父が妖精画を書いていた経緯を思えば、なんとなく納得できます。
この事件、「フェアリー・テール」というタイトルで映画化されていますので、
ご覧になっていない方はぜひどうぞ。
さてさて、今回の無計画ドライブレポート、いかがでしたでしょうか?
クリキンディは自分の心のコンパスに従ったのか?
それとも、誰かに連れ回されちゃったのでしょうか?
そのあたりを、もうちょっと整理してみようと思います。