こんばんは、お肌の曲り角をとうに過ぎて、階段を転げ落ちているクリキンディです。
最近知り合った、つるつるお肌のお嬢さんの、人生の曲り角の話をしようと思います。
息子の高校の先輩に、とても歌の上手な女の子がいます。
その子(Nちゃん)が、プロのライブのオープニングアクトに出演するというので、
応援しに出かけました。
その日オープニングアクトに出演したアマチュアは3組。
その最後に出演した女の子(Jちゃん)が、これまたとても上手な子でした。
この日、楽屋で初めて顔を合わせた、かわいいシンガーのNちゃんとJちゃんは、
すっかり意気投合したようで、
ライブ終了後には、クリキンディ家と、
りゅーいちゃん一家と一緒に、
打ち上げ〜カラオケと夜中まで楽しく交流させてもらいました。
聞けば、Jちゃんは、プロミュージシャンの親のもとに生まれ、
人並みはずれた音楽の才能を受け継いでいるにも関わらず、
今まで、バンドやライブなどの音楽活動をほとんどしてこなかったのだそうです。
「趣味としてカラオケなんかには行きますけど…自分が歌がうまいなんて思ったことなくて…」
まわりの友人に勧められて、ようやく最近、ライブ活動などはじめたばかりだということでした。
数日後に、ちょっと用事があって電話したところ、
「実は、あの次の日に、仕事をクビになっちゃったんです」
と言われてビックリ!!
Jちゃんは、音楽とはまったく関係ない仕事をしていたのですが、
そこの経営者から、様々な難癖をつけられて、いきなり無職になっちゃっていました。
Jちゃんは、まじめに働いており、仕事も好きだったのに、と
えらくショックを受けていました。
ふーむ…
それって、どう考えても、
「そろそろ本腰を入れて音楽やりなさい」ってことだよね〜?
というと、
「私もそんな気がしていました」とにっこり。
まだまだ、その経営者のことを許せる気持ちにはなっていないようでしたが、
きっと、いつか「あの経営者が、本来の道に戻すためにイヤな役回りを引き受けてくれた」と
思える日が来るのだろうと思います。
そして、もうひとつ、
Jちゃんが人生の方向を変えたと知った、彼女のお母さんが、
Jちゃんに新しい名前をくれたのだそうです。
彼女が生まれた時に、音楽に関する名前にするか、普通の名前にするか、とても迷って、
結局普通の名前を選んでしまった、
だから、あの時つけられなかった音楽に関する名前を、これから名乗って、
ぜひ音楽活動を続けなさい、と言って応援してくれたのだそうです。
人生の岐路を、こんなにハッキリと見せてもらったのは初めてです。
Jちゃんがんばってね〜〜!