今日は、久しぶりにある会議に出ました。
アーリマンとの戦い(カテゴリ「アーリマン」ご参照ください)により、
20年続けてきた職場を一時離れていたのですが、
アーリマン奥目王子の異動により、
少しだけ仕事を再開することになったのです。
いやぁ、半年も離れていると、違和感たっぷりです。
離れていた半年の間に、
同僚のおめでたの話がいくつかあったようです。
結婚、妊娠、出産など。
それはとてもめでたいし、うれしい報告だと、個人的には思ったので、
「わ〜よかったね〜!」
と言ったら、
「何言ってるの、同じ時期にふたりも妊娠するなんて、迷惑でしょ!」
と言われてしまいました。
クリキンディの職種は、技術職で、
代わりの人を捜すのがとても大変な仕事なので、
まぁ、そういう意味では迷惑と言えなくもないのですが、
それってどうなのよ、と思うわけです。
会社、という視点で見たら、
せっかく育てて一人前になった人が突然抜けるのは痛手です。
正直、業績マイナスに直接結びつきます。
ですが、もっと広い視点で見れば、
少子化の現代、
子供たちの数が減っていることで、
クリキンディの職場の売り上げが先細りしているのは事実なんです。
もっと長い目で見られないのかなぁ。
以前見たTVで、
カナダの氷河からとれるミネラルウォーターを作っている会社の人に、
「温暖化が懸念されていますが、氷河がすべて解けてしまったら、ミネラルウォーターは作れなくなりますよね?」
とインタビューしていました。
「大丈夫、俺たちが生きている間はなくならないさ、ハハハ!」
と答えていたのを見て愕然としたことを思い出しました。
そして、1983年に、原発について、
こんなことを言っちゃってる敦賀市長もいました。
「その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。
わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。」
(詳しくはこちらをどうぞ http://trust.watsystems.net/matuo/matuo3.html )
どちらの例も、
とても狭い視点で、今現在の利益のことだけしか考えていません。
これじゃ、死んだ後どころか、自分の子供すら守れないということに気付いているんでしょうか。
気付いてたらやりませんよね、こんなこと…。
なんかね、
せっかく復帰した職場だけれど、
やってることは五十歩百歩です。
ものすごくテンション下がってしまったのでした。