人生は修行場?

久しぶりに、離れたところに住んでいる従姉妹と会ったのですが、
家族の近況もひととおり報告が済み、
あれこれ話をしているうちに、
「どうやらうちの親類はスピ系の人が多いらしい」
ということに、お互いが気付きました。(笑)
まぁ、全員ってことじゃないんですが。

この従姉妹、なんだか不思議と境遇が似てるんです。
ちょっとミラクルな確率で。
まぁ、父親の代から縁が深いんでしょうね〜。

そして、いろいろ話しているうちに、従姉妹が、
「まったく、私はまだまだ修行しなくちゃいけないってことなのね」
と言ったんです。

それは、ちょっとした愚痴の後に出た言葉だったのですが、
彼女にとって、決して「心地よい状況ではない」事柄について、
「自分の魂の成長に必要な修行である」
と認識しているんだなぁ、ということがわかりました。

ただただ、
自分の不幸を嘆くだけでなく、誰かを一方的に責めるのでなく、
それを、自分のカルマである、と言うのです。

偉いなぁ。

…だけど、辛そうだなぁ。

なんとなく、「自分の罪を償うための”刑期”がまだ終わらないのよ」
と言っているように聞こえちゃいました。

人生を辛い修行と、考えるのか、
楽しい冒険と、考えるのか、

同じ経験をしたとしても、
なんだか気分が随分違いますよね。
でも、それも自分の好みのタイプを選んでいるだけ、とも言えますよね。

ん〜、
人は、自分の人生の青写真を持って生まれてくると言いますが、
ホントなのかなぁ。

カルマがどうとか、
前世の積み残しとか、
世界は自分の心の反映であるとか、

なんとなくわかっているつもりでしたが、
「なんとなく」でしかないんですよね。

確信したいなぁ。
「腑に落ちる」って気持ちいいですもんね〜。

人気ブログランキングへ←順位が落ちるのは辛いです…

[本]ももこのトンデモ大冒険

ほぼ日更新を志していたのに、すっかりご無沙汰。
ネタがなかったわけでもなく、時間がなかったわけでもなかったけれど、
なんとなく気が進まなかったので、心のコンパスに従ってみました。
(ただの言い訳かよ!)

さて今日は、本のご紹介。
mixiの「アミ小さな宇宙人コミュニティ」で、
さくらももこさんの本が紹介されていたので、さっそく読んでみました。

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[映画]ムーンウォーカー 回線繋がりました

マイケル・ジャクソンの1988年の作品
「ムーンウォーカー」が短期間だけ、劇場公開されているということで
あわてて見てきました。

いやぁ、参りました。
始まると同時に号泣です。
「Man in the mirror」なら、Youtubeで何度も見ているはずなのに、
やっぱり大画面で見ると違うものですね。

マイケルそんなに好きだったっけ?
って聞かれることがあるんですが、
ん〜、普通にファンでした。
CDは何枚か持ってるけど、
ダンスサウンドとしてしか聴いていなかったような気がします。

「We are the world」をはじめ、
「Heal the world」などのメッセージソングも
普通にかっこいい〜!としか思ってませんでした。

しかし、マイケルが亡くなってから、
あらためてYoutubeで、いろんな曲や画像、歌詞を知り、
私はマイケルのほんの一部しか見ていなかったんだということを痛感しています。

そして、「ムーンウォーカー」を見て、
あらためて、
私はマイケルが大好き、愛してる!
ということを確信しました。

古い映画なので、画像は荒いし、最近のCGを見慣れている私たちにとって、
決してかっこいい映画ではありません。
Youtubeの画像をいくつか拾って繋げただけのような、
PVばかりの映画なので、
ストーリーも一部(スムース・クリミナル等)ありますが、
映画を楽しみたい、と思って予備知識なく見た人は、
ものすごい肩すかしをくらうと思います。

しかし、マイケルに恋しちゃってる私には、
その歌も、ダンスも、笑顔も、すべてが素敵過ぎて、
最後までうっとりでした。

しかし…
もうこの世に彼はいないのよね。
今頃になって、おいおい泣けてきます。

彼は、生きている間に、
山ほどのメッセージを発信し続けていたのに、
それに気付けなかった。

もうそれでは間に合わない、
それなら、命をかけて、もう一度メッセージを伝えるよ!
今度こそ受け取って!!

はい。
今度こそ受け取りました。
天国のマイケルと繋がった回線、
ちゃんと電波を拾い続けられるように、がんばらなくちゃ。

p.s.
予告編で「2012」が流れたのも、ダメ押しのメッセージ。

人気ブログランキングへ←このモチベーションを持ち続けられますように!

解放

ゲイの友人がいます。
だけど、彼はカミングアウトしていません。
まわりの友人は、うすうす(というかほぼ確信)わかっているのだけれど、

「僕がゲイなわけないじゃん!あっはっは!」と、
笑い飛ばされると、
とても辛い気持ちになります。

それは、彼が自分に嘘をつかなくてはならないのが、
とても痛々しく見えることと、

私のことを信頼してくれていないんだなぁ、
だから本当のことを言ってくれないんだなぁ、
という辛さ。

心に大きな嘘をひとつ抱えて、
キレイに塗り固めて、
彼はどこまで行くんだろう。

そんな彼が、私の鏡となって教えてくれること。
それは、
私の心にある大きな嘘。

これを解放しないと先へ進めないんだろうなぁ。

人気ブログランキングへ←落ち込みモードのクリキンディを応援してくれますか…

「もう、なんにもできなくなっちゃったよ…」

今日久しぶりに実家へ行ったら、
父親の車がなくなっていました。

もう平均寿命をとっくに超えているクリキンディの父親は、
まだ免許証を返していません。
80歳を超えて、目も耳も、身体の反応もすべてに鈍くなってしまっている父は、
これまでに何度も小さな事故を起こしており、
その都度「今度こそ運転やめようね」と、
家族に言われながらも、なかなかやめられずにいました。

しかし、一日に2度も車をぶつけた日を境に、
ようやく運転を諦めたのでした。

しかし、それ以来ふさぎこんでしまい、
一歩も外へ出ることもなくなり、
半分寝たきりの状態に突入してしまいました。

それでも、まだ免許証は返さず…。
それから、ようやく2ヶ月経って、車を廃車すると決心したようです。

クリキンディ、車のことには一言も触れなかったのですが、
父がポロッと一言放ったのが、冒頭の言葉でした。

「もう、なんにもできなくなっちゃったよ…」

確かに、運転はできない、もう雨漏りの修理もできない、重いものも持てない、パソコンの操作も携帯のメールも覚えられない、旅行することもできない…

できないことは増えたかもしれないけど、
何にもできないわけじゃないじゃん、
目も見えるし、耳も聞こえる、しゃべれるし、歩けるし、ご飯も食べられるし!
ヘレン・ケラーよりずっとすごいじゃん!

とわざと冗談ぽく言ってみました。

すると、反発するかと思った父が、素直に
「そうだな…なんにもできないわけじゃないな、ありがとう」って言ったんです。

普段の父を考えたら、奇跡とも思える前向き発言でした。
おやじが、なんかいい人になっちゃってる…。

……ということは……
もしかしたら、
次のステージが近いのかもしれない…。

家族はこうして、少しずつ覚悟をさせられていくんですね…。

人気ブログランキングへ←ボタンを押す覚悟はできていますか…?

心のコンパスに従って生きていたら、いろんなことが見えてきました。