「今忙しいから、ちょっと待ってね」
よく言いますよね。
というか、言われます。
人は、自分の中で優先順位をつけて行動します。
たとえば、締め切りが近い仕事は優先順位が上がりますし、
時間のかからなさそうなものを先にやる人もいれば、
時間のかかりそうなものを先に片付ける人もいます。
自分が先にやってしまいたい案件、後回しにしたい案件、
いろいろです。
クリキンディは、何かに集中している時には、
トイレにいくのを後回しにします。
もう漏れそう〜〜!って思うまで我慢しちゃいます。
そんな話はおいておいて…
「忙しいからちょっと待ってね」
と言うのは、
「あなたの優先順位は、今私がやっていることより低いですよ」
と言うのと同じなんだなぁ、と思ったんです。
例えば、子供が「パパ遊んで〜!」とまとわりついて来た時に、
「パパは今新聞読んでるから後でね」
なんて言っちゃいますよね。
それは、即ち、
子供と遊ぶより、新聞を読む方が、パパにとって優先事項なわけです。
で、新聞を読み終わってから、ちゃんと向き合って遊んであげているかと言えば、
「パパは今からパソコンでお仕事しなくちゃいけないから後でね」
な〜んて人も多いのでは。(全員とは言いませんが、パーセンテージにしたら半分以上いるかも?)
子供は、
「パパは、自分より新聞やお仕事が大切なんだ…」
「自分は、お仕事より価値がないんだ…」
って無意識のうちに刷り込まれますよね。
いやいや、パパだけを責めているわけじゃなく、
ママだって同じです。
クリキンディも、そんな小さな罪を、限りなくたくさん重ねてきた気がします。
そしてさらに遡れば、自分が子供の頃に、
親のこのような言動で、自分を価値の低い存在だと位置づけてしまったのかもしれません。
もし、
「今とても忙しいけど、ちょっとだけならいいよ」
って言ってくれたら、
言われた人は(たとえ子供じゃなくても)すごくうれしいですよね。
「自分は大切にされている」って感じられると思いませんか?
そんな風に余裕をもって人と接したいなぁ。
さぁ、書き終わったから、やっとトイレに行ける〜〜!