ひとばしら〜あとがき〜


創作「ひとばしら」いかがでしたか?

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
これは、実際にあったお話を、クリキンディが脚色したものです。

ケイコさん(仮名)は、霊能者に、この前世の出来事を伝えられて以来、
ずっと自分を責め続けており、さぞかし苦しかったことと思います。

平岡さん(仮名)は、そんなケイコさんの事情を知らずに、
このことをたまたま話題にしたそうなのですが、

それ、どう考えても必然、ですよね。
ケイコさんと平岡さんが、
本当に親子だったのかどうか、それはわかりません。

でも、おそらく似たような時代を生き抜いて、
同じような苦しみを抱えていたのは、
この二人だけではないと思うのです。

自分の立場と、考え方だけでは、計れないものがある、
いろんな感じ方、見方がある、ということに気付くだけで、
楽になれることもあるんだなぁと思います。

こんな風に人の心がほどけていく瞬間に立ち会えるのは、
すごくうれし〜〜〜〜!!

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