手作りバターの作り方


市場からバターが消えているそうで…
その理由についてはまぁいろいろと憶測もありますが……
まぁそこはぐっとこらえて、今日はとりあえずバターの作り方を。


材料

基本的な材料は、生クリームと塩。
以上!
なのですが、これもいくつかコツがありまして。

まず、うちの近所のスーパーで手に入る生クリームは、
これとこれ。(植物性のものは省きますよー)
537237l

どちらも試した結果、バターにしやすいのは雪印。
でも味は十勝の方が好き。
なので、今日は十勝の生クリームでバターを作る手順をご紹介。


作り方

よく紹介される方法として、500mmのペットボトルに生クリームを入れて、シャカシャカする、というのがあります。
たぶん雪印の生クリームなら大丈夫だと思いますが、十勝の生クリームは、とにかく分離しにくい!
なので、初めてペットボトルでチャレンジした時は、できるまでに2日かかるわ、腕が筋肉痛になるわ、で本当に大変でした。

なので、ボウルと泡立て器。これが断然お勧めです。
 
もちろん電動ハンドミキサーを持っている方はそれが一番早いです。

1. まずは、泡立て生クリーム状態にします。しっかり固く泡立ててください。
  生クリームが冷えている方が泡立ちやすいので、暑い時期なら氷を入れたボウルに当てて。
バター1

2. ここから、ゴムベラに持ち替えて、ひたすらこねてまとめていきます。
  生クリームが冷えていると分離しにくいので、ここはなるべく暖かい部屋で。
バター2

3. 約15分こねくりまわしてこんな感じ。夏ならもうちょっと早いかな。
バター3

4. ぎゅっと押し付けると水分が出てくるまでがんばって。
バター4

5. ここで、しっかりと油分と水分を分けておかないと、保存がきかなくなります。
  脂肪分45%の生クリームなので、半分は水分(牛乳)と思っていいです。
バター5

6. 完全に分離してから塩を投入します。おススメは岩塩2g。
  ハーブを入れたり、ガーリックバターにしたり、お好きにどうぞ!
  味にムラが出来ないようにしっかり混ぜてくださいね。
バター6
 あ、牛乳は飲んでしまいましょう!


ポイント

生クリームのメーカーや種類によって、味も分離の仕方も違いますので、いろいろ試してくださいね。
選ぶ時には乳脂肪が40%以上のものを。

また、先に塩を投入してしまうと、分離した時に、ほとんどの塩分が水分と一緒に流れ出てしまいます。たくさんお塩を入れたのにちっとも味がないよー、ってことになります。

ここまで分離させずに、ホイップ状態で塩を入れて、ホイップバターとして食べるのもアリですが、
水分が多い状態だと傷みやすいので、すぐに食べてくださいね。

塩分を濃いめにすれば保存期間が長くなるかもしれませんが、
おいしいうちに、早めに食べちゃってください!
手間はかかるけど、手作りバターはおいしいですよー!


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