いろいろあって、急遽常夏の国へ行ってきました〜。
今回ももちろんミラクル山盛りでしたのでいくつか記録として残しておこうと思います。
はじまりからミラクル
始まりは私のスケジュールでした。
なぜか2月の2週目にぽっかりと1週間休みがとれちゃったんです。
家でやりたいことは山積みなんだけど、なんだかずっと家にいるのももったいないと思っていたところに、
マレーシア在住の友達から「3月に海外赴任を解かれて帰国する」というお知らせが。
あら、帰国の前に遊びに行っちゃおうかな?と打診したのが出国の3週間前ですわ。
しかしちょっと急すぎるよなぁ。
たぶん、誰も誘えないだろうし。
と思ったら、
共通の友人が「行きたーい」と手を上げてくれた〜?!
なにこの流れ…?
そこからスケジュールを相談しはじめて、結局エアチケットをとったのは、出国の1週間前!(笑)
背中を押してくれたメッセージ
なぜ打診からスケジュール決定までに時間がかかったのかと言うと、
実はその間に、いくつかの予定がポツポツ入っていたからなんです。
それらをキャンセルするのか、日程を変更するのか、
悶々としていた時に、ある本を読んでいたのですが、そこに書いてあったのが
「やりたいことに優先順位をつけてはいけない」
という内容。
すごく簡単に説明すると、
「やらなくてはならないこと」
「やりたいこと」
がある場合、普通はやらなくてはならないことを優先しますよね。
大人だし、社会人だし。(笑)
その状況で、やりたいことがいくつかあったとして、それらに優先順位をつけてしまったら、
やりたいことの5番目以降にリストアップされていることは、
一生やらない可能性が高い。
だからそれを同列に扱うことで、もっと人生を豊かに生きることができる、
みたいな内容だったんです。
正直、慌ただしいのは嫌いなので、ギリギリのスケジュールなんか普段は組みません。
だけど、目の前にあるスケジュールを全部組み込んでみたら、
まるでジグソーパズルのようにハマっちゃった!
読んでいたのはこちらの本。
AmazonのKindle読み放題で昨年の8月にダウンロードしていたのに、全然手つかずで、
なぜか1月になってから読み始めていたという。
ほんとに、見事なまでのタイミングでござる。
その日にしか見られないもの
結局、マレーシアへの滞在は4泊5日となったのですが、
その間に、なんと年に一度のヒンドゥー教のお祭りが開催されていたんです。
クアラルンプールの北部にバトゥケーブスという観光名所があります。
大小様々な洞窟(鍾乳洞)を利用して作られたヒンドゥー教の寺院をゴールとして、
各地から信者が集まってくる大きなお祭りで「タイプーサム」と呼ばれています。
その中でものすごい苦行をする人たちがいるんです。
↓はちょっと閲覧注意ですよ。
この人は背中にたくさんの釣り針のようなものを引っ掛けて、
肩には重たい飾りを背負って、前日からずっと夜中じゅう歩き続けてここまできたのだそうです。
そして、最後の難関が272段の階段。
もうね、5段上がっては休み、お伴している人に水を飲ませてもらってはまた上がって休み、
気温が35度近い炎天下で、もういつ倒れるか…みたいな感じです。
他にも痛々しい格好でお参りをする人がたくさんいます。
このお参り方法はあまりに過酷なので、本家のインドではすでに禁止されているらしいのですよ。
これでご利益がなかったら怒っちゃいますよね。
マレーシア版のウユニ塩湖
旅行好きな方なら一度は行ってみたいと思うウユニ塩湖。
普段はカラカラの大地ですが、雨が降るとまるで鏡のように空を映す風景が有名です。
そのマレーシア版があるということは知っていましたが、干潮の時にしか現れないので、月に2回ぐらいしかチャンスがないと聞いていました。
ええ、もちろん滞在中に干潮がありましたとも!満月だったし。
予約はしたものの、
実は船が苦手なクリキンディ。
さらに、炎天下で海沿いを何時間も歩く牡蠣採りオプションがもれなくついてくる。
暑さで熱中症の一歩手前で、テンションだだ下がりです。
もうキャンセルの「キ」が口から出そうになってました。
そこで、守護霊的な存在に「行った方がいいのか、キャンセルした方がいいのかわかんないから、なんかわかりやすいメッセージをちょうだい」と心で話しかけてみたんです。
そうしたら、ちゃんとわかりやすいメッセージ、いただきました!
それはツァーの前夜、夜中にふと目が覚めたら、部屋の壁にパッと文字が浮かんだんです。たぶん1秒ぐらい。
そこには、ゴシック体の文字で
「Believe」
と書かれていました。
信じろと言われたら行くしかないっしょ。
それでも疑り深いクリキンディ。
あー、船は嫌だなぁ〜。
ライフジャケットは暑いし、磯歩き用の長靴はサイズが合わないし、ガイドは中国語しかしゃべらないし、
やっぱ来ない方がよかったのかなぁ。
「信じろ」は「自分の気持ちを信じろ」ってことだったんじゃないのかな…
なんて思いながら船が沖に出たら、風が涼しくてとても気持ちがいい〜!
しばし、潮風の感覚を感じていたら、ふと脳内にゆっくりした低めの声が聞こえました。
「ほら、やっぱり来てよかったではないか」
詳しい説明は省きますが、この口調はあの人だ!とわかるようなしゃべり方でした。
世界一有名と言ってもいいイエシュア・ベン・ヨセフです。
もちろん、証明できませんし、私がそう感じた、としか言いようがないのですが。
その時、船を操舵していたおじさんが私の後ろを指差して何か叫びました。
振り返って見ると、青くて細長いキレイな魚が船の横をジャンプして遠ざかっていくところでした。
日本人にはあまり馴染みがないのですが、本来イエスのマークはこんな形です。
こんなにわかりやすいメッセージを続けざまにもらって、ようやく信じた私です……。
まとめ
今回の旅では「自分の内なる神を信じなさい」がテーマだったなぁと感じます。
すべては必然で、ちょうどいいタイミングでいろんなことが起こっていて、
ちゃんと流れに乗っているよ、大丈夫だよ、と常に励まされ続けた気分でした。
そして最後に。
いつもなら現地通貨はなるべく残さないように使い切るのですが、今回はなぜか中途半端に残っちゃってました。
帰国してから両替するほどの金額でもないし、まあしょうがないか…と思っていたら、
帰国して2時間後に会った人が「私、明日からマレーシアに行くの」と言うじゃないですか。
なにそのタイミング!
そのままそっくり差し上げました。
毎日こんなミラクルが起きるから、もうそろそろ慣れても良さそうなのに、やっぱり毎回びっくりしちゃう私なのでした。