勘違いから生まれた結果オーライは必然だよね


わー!知らなかったよ!みんな知ってたの?
ああ、ちょっと恥ずかしいけど書いちゃいます。

政治になんかまったく興味がなく、
ましてドイツなんてなんだか堅そうなイメージの国にも興味がなく、
バンドやったりミュージカルやったり恋愛したりして、
クリキンディが青春を謳歌していた1989年の11月、
いわゆるベルリンの壁が崩壊するという歴史的な事件が起こっていたようですね…

ようですね…って人ごとですね、すみません。
確かにニュースの映像で見た記憶はありますが、
まだ誰もインターネットも携帯もほとんど使っていなかった時代、
詳しいことは知りませんでした。

で、現在テレビを持っていないクリキンディ、
都知事選の開票待ちの間、
Youtubeで古い番組を探してダラダラ見ていました。

そこで見たのがベルリンの壁崩壊にまつわる裏事情を取り上げていた世界仰天ニュース。
(OAは2013年8月だったようです)
裏と言ってもすでに公開されている話なので、あやしい内容ではありません。

簡単に説明すると、
東と西に分かれていたドイツで、飛び地となってしまった西ベルリン、
様々な不満を抱えて日常的にデモを行っていた市民に、
政府が妥協案を発表して沈静化を図ろうとしていたところ、
公式に発表する段階で、
担当のギュンター・シャボウスキー報道官が、
正しくその内容を把握していなかったため、原稿の読み違いによって
「西ベルリン市民は今すぐ自由に外国へ行き来できる」と発表してしまい、
訂正する間もなく、なし崩し的に壁が崩壊していった、
というお話でした。

結果オーライでドイツはとても平和裡に統一されたわけですが、
なぜこの報道官が内容を把握していなかったのかというと、
記者会見の準備のため、会議に遅れて参加したためだというのです。
言葉を替えて言いますよ。
「遅刻」です。ちこく。

皆さん、「遅刻」って悪い事だと思ってるでしょ?
どんな理由であれ約束の時間に遅れるのは罪であると。
その罪を犯してしまった時、
人は少しでも罪を軽くしようと、
遅れたことを「誰かのせい」にしようとします。
例えば大雪で電車が遅れた、とかね。
自分はその時間に到着するために努力を払ったのに遅れたんです…
と言い訳しますよね、普通は。

ある日、クリキンディが寝坊して遅刻した時、
会社に電話をかけて「すみません、寝坊しました、急いで行きます」
と連絡したら、同僚にものすごくびっくりされました。
「遅刻の連絡に、寝坊したって言う人をはじめて見た」って。
つまり、本当は寝坊であったとしても、もっともらしい嘘をつくのが大人だと、
その同僚は信じていたわけです。

この人は子供の頃に「嘘をついちゃいけないよ」って教えてもらわなかったのかなぁ…

えー、話が逸れました。
ここで言いたかったのは、
「遅刻」そのものは、その時間にそこに居たか居なかったか、
その状況を表現しているだけで
罪でも悪でもない、ということなんです。

「バシャール」という宇宙人のチャネリング本がありまして、
(10冊以上出版されています。とても読みやすいので立ち読みでもぜひ。)
その中に、出来事に幸も不幸もない、すべては中立であって、
それに意味を与えるのは自分である、という表現が何度も出てきます。

例えば、自分が乗ろうとしていた電車に乗り遅れてしまった、
この時点で遅刻が確定です。
一見不幸に思える状況で、気分が落ち込んでしまいそうですが、
次の電車に乗ったら、何年も会っていなかった友人に再会し、
そこから新しい人生が開けた、となったら、
電車に乗れなかったことこそが、幸せの始まりになります。
もしくは、乗れなかった電車で事故が起きるとかね。

そんなに都合良くいくわけないじゃん、と思わずに、
冷静に状況を観察する習慣をつけてみると、
面白いほどに人生が変わっていきます。

例えば、クリキンディは超がつく方向音痴のくせに、ドライブ大好きです。
カーナビはほとんど使わないので、本当によく道を間違います。
今日も気がついたら全然違う道を逆方向に走ってました。(^=^;;
ですが、間違ったおかげで新しい道を覚えることができ、
探していたお店や施設を見つけることができました。
ああ、ここに導かれたんだなぁ、守護霊さんありがと!って思います。

またまた話しが逸れましたが、
つまり、ドイツの場合、
この報道官が遅刻したために、ベルリンの壁崩壊が起こったわけです。
遅刻バンザイ!
ってなんか違うような気もしますが…。

そして、都知事選の開票作業はまだ始まったばかりですが、
すでに出口調査などの状況から、
マスゾエ氏の当確の第一報が出ています。

もうね、すごく正直に言えば、はらわたが煮えくり返るほどの気分なんですが、
ここから何がどう転がっていくのか、
こうなったら腹をくくって観察するだけですよ。
一見不幸に見える出来事から、
日本がどうなっていくのか、
あああああ、たのしみ、で、す…よ…………バタッ。


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