防府天満宮

えー、ちょっと旅に出ております。
いつもながらとても行き当たりばったりで無計画な旅なんですが、
まず家を出たのが夕方で、とりあえず行けるところまで行こうと高速に向かったものの、
車線を間違って高速へのルートに乗れずぐるっと回り道。
ようやくインターに着いたら7km渋滞って表示されてるし…
これって今日は出発するなってことなのか…?
渋滞の高速ほどイヤなものはないので、
仕方なく乗らずに下道を走っていると、ラジオから聞こえてきた交通情報では、
今走っている国道のちょっと先の方で、
急遽明日の朝まで工事するため渋滞が予想されます、だって。

もう今日はやめようと思ったものの、
買い物があったことを思い出し、ちょっと寄り道を。
お店を出た時にはすでに7時半を回っていたけど、
なんとなく自宅に帰って寝るモードにも戻れない気分。

とりあえず次の高速のインターで乗れたら行っちゃおう。
車線選択ミスで乗れなかったら今日は諦めて帰ろうと決めたら、
あら、スムーズに乗れちゃった。

このまま夜中まで走るつもりだったけれど、
山口県に入ったらすごい霧。
一旦パーキングに入って様子を見ようと思ったら、
あれ…?結構眠くなってる自分に気がつきました。

仕方なくここから30分程度の場所にあったビジネスホテルを予約して、
高速を降りて街中に入ってみたら…
あらら、
ホテルのすぐそばにあったのは、
「防府天満宮」
っておいおい、
確かに私はここのところ太宰府天満宮に通ってましたよ、
なんか縁があるかもねーなんて書きましたよ。

しかし、まったく名前を聞いた事もなかったこの町、
防府市ってボウフ市じゃないんですよ、ホウフ市なんですよ、知ってました?
でもって、日本全国にたっくさんある天満宮の中でも、
日本三大天満宮とよばれる神社に入っているらしいじゃないっすか。
完全に、呼ばれましたね。

だって、もっと早く出発していたら、
山口県で宿泊って考えられないですもん…
はい、明日の朝お参りしようと思います。

天満宮といえば、学問の神様の菅原道真がまつられているところ、
まさか、今さらなんか受験しろとかそういうメッセージじゃないよね???

浄化されちゃった六神丸?

えー、私のバッグは、
「ドラえもんか!?」とよく突っ込まれるほど、
いろんなものが入っています。

先日、ちょっとお疲れで足がつっちゃって治らない、
という方がいたので、
持っていたミネラルとかもろもろ差し上げて、
ちょこっと足裏を揉ませて頂いたのですが、
その時に、バッグの中で、いろんなものがぐちゃぐちゃになった模様…。

そして、なぜかピンクソルトと六神丸の小びんのふたが空いていて、
こぼれちゃってるねー。
幸いジップロックの中だったので、被害は最小限でしたが、
こんな感じになっちゃってました。

あはは、これって六神丸を岩塩で浄化しちゃった感じ?
もったいないので全部拾って元のビンに戻しましたよ。

なんかどっちも強化されてる感じがしますね。
でもって、どっちも今の私に必要なもの。

早くぼくたちを飲んでー!
わーわー!
もう待てないよー!
びんから飛び出しちゃえー!
わーわー!

て言ってるよね、この六神丸。
うん…まあ、ありがと!!

あ、もひとつ。
本日はPM2.5注意報が出ていましたが、皆さんはどう感じましたか?

クリキンディの住んでいる地域では朝からずっと雨が降っていました。
夜になって、風もとても強くなってきています。
飛んでいるものがPM2.5なのか、黄砂なのか、放射能なのか、
詳しい事はわかりませんが、
雨と風によって浄化しないといけないものが飛んでいるということだと思います。
地球の自浄作用ってすばらしい!

いろんなことが、必然なんだと実感できるふたつの出来事でした。

行列のできる店

もうひとつ、太宰府天満宮の梅ヶ枝餅ネタを…

もともと、なぜ太宰府でこのお餅が売られるようになったのか、
そのエピソードはいくつかあって確かではありませんし、
どのお店が元祖なのか、それも不明らしいですが、
とにかく参道には梅の香りがするわけでもないこの焼き餅を売っているお店がたくさんあります。

食べた事のない方に一応ご説明しておきますと、
あんこの入ったお餅(おそらく餅ではなく餅粉だと思われます)を、
たい焼き器とかホットサンドメーカーみたいな感じの
専用の器具で挟んで軽く焼いたもので、
とっても素朴な味わいなのですが、
これが参拝でちょっと歩き疲れた時にちょっと食べると実においしいんですね。

そしてどのお店で食べてもあまり当たり外れがないので、
空いているお店で買えばいいのに、
なぜかみんな行列のできているお店に並んでしまうんです。
これは「人が並んでいるお店はおいしいはずだ」という思い込みによるわけで、
これを逆手にとって「行列アルバイト」なる職業が存在することを知っても、
それでもついつい並んでいるお店に行きたくなっちゃう。

面白いことに、誰も並んでいないお店に、
誰かが買いに行って、
たまたま「焼き上がりまでちょっと待ってね」という状況の時に、
どんどん行列が膨らんでいくという状況もあるようです。

たぶんね、ここで働いている人たちは、
人は「おいしいと知っているから並んでいる」わけじゃなくて、
「なんとなく行列ができているから並んでいる」
ということをわかっているんでしょうね。

だって、オフィス街のランチなら、お客さんはどのお店がおいしいかよく知ってるけど、
ここは観光地であって、ほとんどの人が「ここへ初めて来た」人なんですよね。
まぁ、ガイドブックやレビューを見てくる人もいるでしょうけど、ごく一部でしょうから。

だけど、あんまり列が長過ぎても、待つのがいやになっちゃう。
同じお金を払うならおいしいものを食べたい、
でも待ちすぎると、損をしたような気分になっちゃうんですよね。
なんだかせせこましいような気もしますが、
それは生き残るための人間の本能でもあるかもしれませんね。

同じ場所に何度も行く事で見えてくる風景もあるというお話でした

太宰府天満宮の梅花祭

昨日小耳にはさんだ情報を頼りに、
本日太宰府天満宮へ行って参りました!

昨日の出来事をちょっと整理して書いておきますと、
梅の花の香りが大好きなクリキンディ、
運動不足解消を兼ねて梅を見に太宰府まで出かけた折に、
次の日が菅原道真公の命日でありお祭りがあること、
25日に売り出される特別な梅干しがあること、
という情報を得たのでした。

命日のお祭りだけなら別に行かなくてもいいかなと思っていたのですが、
梅干し大好きなクリキンディとしては、
やはりここは買いに行くべきでしょう〜
ということで出かけるつもりはあったものの、
別に義務なわけでもなく、だいたい儀式が何時から行われるのかも知らず、
なんとなく朝寝坊していました。

ベッドでうつらうつらしている時に、
ピンポン!とチャイムの音が。
は!誰か来た?郵便?宅配便?
と思って目覚めたものの、誰も来た気配はありません。

こんな時は、だいたい守護霊さんの差し金のことが多いんですね。
「そろそろ起きた方がいいんじゃないかね?」と、
脳内でピンポン鳴らしてくれる。
もしくは、実際にお隣さんのピンポンが鳴ってるとかね。

ああ、やっぱりお参りに出かけた方がいいってことですかいな、
と思ってまたもや自転車で出かけたというわけです。

お祭りだからなのか、平日にも関わらず、
近辺の道路は結構渋滞しているし、
観光客もけっこうたくさん来ています。
手水を使っている最中に、ドンと太鼓の音が聞こえました。
うんうん、どうやらちょうど儀式が始まるところに到着できたようです。
こういうところが天の采配を実感できるところです。

祝詞を聞き、巫女の舞を見て、
(写真撮影はオッケーだったけど場所が悪かったので撮影しませんでした)
どこかのテレビ局が取材している風景を見て、
無事に梅干しをゲットしてきました。

このパッケージかわいい!
梅の花のモチーフってなんか好きなんですよね。

というわけで、ちょっと拍子抜けするくらいあっさり儀式も終了、
梅ヶ枝餅でも食べて帰ろうかと思ったのですが、
ふと「あの大楠にだけあいさつしてこよう」と思い立って、本殿の脇道を戻りました。

すると、その楠の下でさきほど儀式をされていた方たちが記念撮影をしているじゃないですか。
なるほど、ここへ導かれたわけか…と思い、盗撮させていただきました!

中心にいる黒いスーツの女性はスタッフのように見えますが、女王様です。
ん?女王ってなんだろう?日本にそんな位あったっけ?と思って調べてみたら、あったんですねー。
ヒゲの殿下と呼ばれ親しまれた寛仁親王のお嬢様で、
彬子女王殿下とおっしゃるそうです。

ちょうどサアラの著書「宇宙パラレルワールドの超しくみ」を読み直していて、
皇室に関する興味深い記述を読んでいた私には、とてもタイムリーな出会いでした。

さて太宰府天満宮の観光大使として(誰にも任命されてないけど…)
おいしいものをふたつご紹介しておきます。

まずは、「太宰府バーガー」。

鳥の唐揚げに、梅しそソースがかかっていてふしぎなおいしさ!
ハンバーガーに梅ソース?合うのかな、と恐る恐る食べてみましたが、本当においしかったです。
参道からちょっと脇道に入ったところにある目立たないお店なので、
興味のある方はがんばって探してみてくださいね。
他にもいろいろおいしそうなメニューがありましたよー。

もうひとつは、月に一度しか食べられない幻の「よもぎ入梅ヶ枝餅」。
参道には梅ヶ枝餅のお店がたっくさんあるのですが、
毎月25日のみ、ほぼすべてのお店でこのよもぎ入のお餅を販売します。
だいたいこのお餅はどこで食べても当たり外れはないのですが、
見る限りでは、よもぎの配分がちょっとずつ違っていたりして、
お店によってちょっと味が違うのかも?
今日食べたのはとってもおいしかったけど、また来月別なお店にチャレンジしてみようと思います。

音楽で世界平和を目指すことができるのかな

先日、タマラヒーラーさんたちの集いに参加させていただきました。
皆さんとても素敵な方たちで、あちこちでさりげなくヒーリングが始まっていたりして、
いろいろ刺激を受けてきました。

その中にミュージシャンのご夫婦がいらっしゃいました。
奥様はタマラヒーラーのインストラクターもされているのですが、
自宅でピアノのレッスンもしていらっしゃったそうです。
ですが、自分がやりたいのはレッスンではなく演奏活動だ、ということに気付いてから、
少しずつレッスンを減らし、今ではあちこちで演奏されていらっしゃいます。

そこで参加者の方から
「なぜ演奏活動を続けているの?」という問いが飛びました。

「うーん、世界平和かな…」
さすがヒーラーらしいお答えですね。

そこでクリキンディもハッと思い出しました。
以前セルフヒプノセラピーをしていた時に出てきた前世のことを。

時代はおそらく100年ぐらい前、
オーストリアの湖畔に実家がある若いハンサムな(!?)兵士だったことがありました。
軍服の腰には細身の剣を下げていて、馬にも乗っていたようです。
20代前半の頃だと思うのですが、ある戦場で間違って味方を攻撃してしまい、
そのことに大変ショックを受けて実家に戻ってきたようでした。
もう二度と戦場に戻りたくない、と家に引きこもってしまい、
毎日、自宅にあったグランドピアノを弾いていたようなのです。

てかこの時代にグランドピアノを持っている家ってめっちゃお金持ちですよね?
だからこそ軍隊に戻らずに済んだのかもしれませんが…

この人生での、他の詳しい事情はわかりませんでしたが、
ただ、死ぬ時に、
「もう戦争はイヤだ。生まれ変わったら、戦争のない平和な世界を目指したい。そのために音楽をやろう」
そう思って亡くなったようでした。

ものすごく腑に落ちました。
クリキンディは、小さい頃から本当にピアノが大好きで、
ちゃんと習い始めたのは小学校3年生だったのですが、
習う前から、保育園や学校では教室のオルガンを勝手に弾き、
誰かの家やお店など、鍵盤を見つけるとすぐに弾きたがる子供でした。

中学に入って、難しい教本に入ったら、
急に弾けなくなっちゃって、クラシックピアノのレッスンをやめ、
楽しそうなバンド活動に入っちゃったのですが、
思えば、前世で弾けたところがそこまでだったんでしょうね。

まぁ、前世の話はともかく、
「音楽で世界を平和にしたい」なんて、
なんと大それた目標を持って生まれてきちゃったんでしょうね、私。
いったい、何をどうしたら音楽から世界平和に辿り着けるのか、
完全にスタック状態です。

きっと、世界中にいる有名なミュージシャンの中には、
同じような目標を持っている人もいると思います。
すぐに思いつくのは、マイケル・ジャクソン。
彼のダンスを真似する人が大勢いるので、あまり歌について注目されにくいのですが、
We are the world以降、
彼の作る曲は、とてもメッセージ性が強いものが増え、
本当に、音楽で世界平和を目指しているんだなと思える歌詞がたくさんあります。

とりあえずふたつだけリンクはっておきます。

“cry”
http://youtu.be/mj3MfUR35CM

“Earth song”
http://youtu.be/fobt5nSpwhY

こんなに有名になって、たくさんの苦しみも喜びも引き受けて、
たくさんの人に向けてメッセージを発信し続けて、
それでも伝えたいことの半分も伝わらないままに亡くなってしまいました。

マイケルでさえできなかった「音楽で世界平和」を、クリキンディが実現できるわけ、
そりゃないですよねー。
そりゃ雪道スタックするわけだ。
砂漠で遭難するわけだ。

あーあ。

そんなことを思っていた時に、
参加者の方から、
「ハチドリの話、知ってる?」
と話しかけられました。
「知ってるもなにも、私のハンドルネームはそこからつけたんですよ」
と言ってハッとしました。

そうですよね、私は私にできることをするだけ。
それが音楽であろうと、革細工であろうと、文章を書く事であろうと、
ただ、自分にできることをしていけばいいんだなぁ。
皆さん、ありがとうございました!

心のコンパスに従って生きていたら、いろんなことが見えてきました。