ドラえもんにお願いしたいこと

息子が「ドラえもんが欲しい」と言い出しました。
いったいどんな道具を出してもらいたいの?と聞くと、
「地球が欲しい」と言います。
そういえば、そんなネタがあったような気もします。

小さな地球を浮かべて、たくさんの植物や動物を育てて、
それらの進化を観察したいのだそうです。
ちょっと時間を巻き戻してみようか…とか
100年ぐらい時間を進めてどうなったか見てみる…とか
やってみたいのだそうです。

ちょっと前に「巨人のドシン」というゲームがありまして、
巨人が人間をいろんな場所に配置して、
土地の様子が変化するのを楽しむゲームだったらしいのですが、
「人間だけじゃなくて、いろんな種類の生き物を育てたいんだよ」
と言います。

うーむ、それは…
「カミサマ」になりたいってことじゃないのかね…?

もし「カミサマ」という人格がいるのなら、
案外こんな気持ちで星々を眺めているのかもしれません。

とりあえず、カミサマになるのは難しいので、
「プログラミング得意なんだから、そういうゲーム作ったらいいんじゃないの?」
と提案してみました。

「オレは、ゲームが作りたいんじゃなくて、そのゲームをプレイしたいだけなんだよ!」
と言われてハッとしました。

震災からまもなく2年、
福島原発は収束の目処が立っておらず、
放射能に関する報道と、人々の記憶だけが収束しています。
食べ物もほとんど汚染されてきています。

放射能だけでなく、
遺伝子組み換え食品や合成保存料、合成調味料、合成肥料などによる
汚染もどんどん増えています。

子供の頃から味覚が敏感だったクリキンディ、
おいしいと思える食材が日に日に少なくなっています。
食べ物のことで愚痴を言うと、母から
「もう自分で畑を作るしかないでしょ!」と言われます。

ですが、クリキンディは作物を作りたいわけではないんです。
ついでに言うと、料理をしたいわけでもありません。
ただ、おいしいものを食べたいだけなんです。

まったく、息子と一緒っす。

ですが、これって、わがままというわけでもありませんよね。
ゲームをプログラムするのが楽しい人もいて、
プログラムはできないけどゲームをプレイするのが楽しい人もいて、
畑で作物を育てるのが好きな人がいて、
畑を耕すことはできないけど、
食べるのが好きな人がいて、
ものを作るのが好きな人がいて、
作るのは興味ないけど、ものをたくさんコレクションしたい人もいて、
運転が好きな人もいれば、
運転はイヤだけど旅行は好きという人もいて、
算数が嫌いな人もいれば、
難しい計算問題を解くのが楽しくてしょうがない人もいる。

それで世の中ちゃんと回っている。

オールマイティでなければいけない、と思い込まされている私たち、
自分のことを、わがままだと責めなくてもいいんだなぁ。
そのまま、ありのままに、自分の心に正直に生きていれば、
いろんなことがスムーズに回り出すんじゃないかなぁ…

というわけで、
どなたか、地球観察ゲームとおいしい野菜を作ってください。
お願いします。

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ロシアに落ちたのは本当に隕石なのかな…

今日は、ロシアに隕石が落ちて、たくさんの負傷者が出ているらしい、
というニュースが駆け巡りましたね。
車のドライブレコーダーや、監視カメラの映像もたくさんネット上に上がっていました。

↓ここはとてもたくさん写真や動画がまとまっています。
http://zyalt.livejournal.com/722930.html

明日は、直径45mほどの小惑星が、地球に最接近すると言われていたので、
それと関係あるのか?とか、
地上に激突する直前にミサイルで砕いたらしいとか、
実は隕石ではないのでは…?なんて憶測も飛び交っていましたが、今のところ詳細は不明です。
明日以降、いろんなことがわかってくると思います。

地球には、毎日たくさんの隕石や流星がやってきているし、
観光名所になっているクレーター跡もあります。
ですが、今回のように市街地で大きな被害があった事例は今までなかったのだそうです。

つい先日も、東京上空で火球が多数目撃されていましたが、
幸いなことに、空中で燃え尽きたらしく、被害報告はありませんでした。

うーん、なんでしょう、やっぱり地球が大きな転換期を迎えているような……

しかし、このニュースを知ったうちの母の言葉に、
クリキンディはちょっとショックを受けてしまいました。

「え?ロシアに隕石?そんなに負傷者が出てるの?
どうせなら中国に落ちてくれたらいいのにね〜」

え?!!

一体なんでそんなセリフが出てきたのかと聞いてみると、
「だって、尖閣諸島問題とかあるし、日本を攻撃しようとしてるでしょ?」

思わず、母親に言うべきではない言葉を言ってしまいました。
「かあちゃん、アホなの?」

おそるべし日本のメディア。
テレビと新聞の情報を素直に信じているうちの母の認識では、
中国は、日本の領土を奪おうとしていて、
PM2.5とかいう大気汚染物質をまき散らしていて、
農薬入のギョウザを日本に売りつけたり、
あらゆる粗悪なコピー商品を作ったり、
日本と戦争をしたがっていたりする国らしいので、
隕石でも落ちて罰が当たればいい、ということのようです。

これはクリキンディの憶測ですが、
今や13億人を超える中国人にアンケートをとったら、
尖閣諸島のことを知っている人は、きっと1%にも満たないと思います。
うーん、むしろ聞いてみたい!どこかの番組でやってくれないかな。
いやでも、その数字やインタビューもイメージ操作されちゃいそうですね。

中国だけでなく、北朝鮮についても、
「なんとなく嫌いな国」という認識を持っている日本人は多いように思います。

行った事もなければ、中国や北朝鮮の友人もいないのに、
なぜ「嫌い」と思うかと言えば、
マイナスイメージの報道が多いからに他なりません。

例えば、先日北朝鮮が核実験を行ったという報道について、
不快感を持っている人は多いと思いますが、
過去、核実験を行った回数で言えば、
世界一多い国がアメリカで、1000回を優に超えています。
北朝鮮は3回です。

つまり、情報がこれだけなら、
どう考えてもアメリカの方が悪いイメージのはずですが、
他の様々な報道によって、北朝鮮の方が悪いイメージになっているのです。

ロシアの隕石からずいぶん話がそれてしまいましたが、
報道の仕方によって、私たちは様々な印象を操作されている可能性について、
少し考えてみてもいいと思いませんか。

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←このランキングは本当に素晴らしい!…と印象操作してみる……

もっと燃費がよくなればいいのになぁ

今年の初売りで、ついに車を買い替えました。
今流行のアイドリングストップ機能がついています。
スピードメーター以外、距離も燃料計もみんなデジタルですが、
燃費に関する項目が結構たくさんあります。
今まで、走行距離を記録しておいて、ガソリン給油の時に、
ちまちまと計算して、リッターあたりの走行距離を測っていましたが、
今は勝手に計算して表示してくれます。
アイドリングストップ車の割に、燃費が伸びません。
んだよぉ〜!ちっ。

さて、今日の本当の話題は、車の燃費の話ではありません。
人間の燃費についてです。
人間も燃料を補給しないことには動きません。
つまり食事です。

人間って1日3回も補給しないと動かないんですよ〜!
ちょっと奥さん、アメ車だって、1日3回も給油する車はありませんよ!
なんて燃費が悪いんでしょう〜!
人間を創ったカミサマは、なぜこんなに燃費の悪いロボットを創ったんでしょうね?
(ちなみに1日3回の食事を推奨したのはエジソンです。それまでは1日2食が普通でした。)

車の場合、その存在目的は「走ること」「人間や物を載せて移動すること」にあります。
決して「給油すること」が目的ではありません。

ですが、1日に何度も補給しなくてはならないロボットの場合、
あまりにも補給が忙しくて、
本来の存在理由を忘れちゃってるのかもしれません。

人間として3次元に生まれて、何かしらの目的を持ってきたはずなのに、
「食うためには、自分のやりたいことを犠牲にして働かなくてはならない」
って思い込まされてますよね〜?

本来は、何か自分がやりたいことがあって、
それを実現するために、この肉体を維持しなくてはならないので、
食事という形でこまめに補給をする、
ってことだと思うんだけどなぁ。

ああ、ほんとに食事のことを考えるのがめんどくさい〜。

しかも、市場に出回っている食材は、放射能まみれだし、
水も空気も汚染されてしまって、
燃費の心配をする以前に、
質の悪いガソリンしか手に入らない世界になっちゃってるし。

「そんなに放射能放射能!って言うなら、自分で畑でも作って自給自足の暮らしをするしかないでしょ」
って母ちゃんに言われたけど、
私は農業をしたいわけじゃない。
食べることに、これ以上エネルギーを使いたくない。

どうしたらもっと燃費のいい人間になれるんでしょうね〜?

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←エネルギー使わせてすみません…

羊たちのアセンション

「神々の牧場」の続きです。こちらから先にどうぞ。

メリー「もぐもぐ、もぐもぐ。」

メー太郎「もぐもぐ、もぐもぐ。」

メリー「クシュン!」

メー太郎「おや、メリーちゃん風邪かい?くしゃみなんかして」

メリー「だって、今朝すっかりふわふわの毛を刈られちゃったのよ。寒くてたまらないわ。」

メー太郎「ああ、そうかどうりでなんかスッキリしてると思った。もぐもぐ。」

メリー「もう!あんたはどうしていつもそうなのよ!私が髪型変えても、まつげのエクステしても、
  まったく気付いてくれないし。」

メー太郎「うん、ごめん。もぐもぐ。」

メリー「ねぇ、あんたは食べることとヤルことしか興味ないわけ?」

メー太郎「もぐもぐ、もぐもぐ。」

メリー「羊ってさ、なんのために生きてると思う?」

メー太郎「食ってヤッて子孫残すためだろ、もぐもぐ。」

メリー「ほんとにそれだけなのかな。あの柵の向こうに何があるのか知りたくない?」

メー太郎「そんなこと考えたってムダムダ。
  ここにいればさ、とりあえずメシ食えるじゃん。
  安心して子育てできるじゃん。柵を出たやつはオオカミに食われるんだって聞いてるぜ。
  そりゃふわふわの毛を刈られるのは辛いけどさ、それは羊の義務でしょ。
  その代わり、柵で敵から守られて、飢えることもないんだからさ、いいじゃん。
  メリーったらもしかして欲求不満なの?後から乗っかってカクカクしてあげよっか〜?」

メリー「やめてよ!もうこんな生活うんざり!
  昨日まで一緒に草を食べてたメー助が、どこに連れていかれたのか、あんたは気にならないの?
  羊は死んだらどこに行くのかあたしは知りたいのよ。」

メー太郎「行いのいいヤツは天国。悪いヤツは地獄って決まってるじゃん。」

メリー「そんなおとぎ話、あんた本気で信じてるの?
  あたしは自分で確かめたいのよ。
  あの柵の向こうに何があるのか、死んだ羊がどうなるのか、一体何のために生きているのか。」

メー太郎「またその話かよ。考えたってわかんねぇんだからよ、
  考えるのをやめて、毎日、草食って楽しく生きて行けばいいじゃん。」

メリー「もういいわ。あたしひとりで行くから。
  あの柵を越えて、きっと真実にたどり着いてみせるわ。さよなら。」

メー太郎「はいはい。もぐもぐ。もぐもぐ。」

〜〜〜天上の神々の会話〜〜〜

「お、ちょっと見てみろよ、こっちの牧場で、一匹アセンションした羊がいるぜ。」

「ほう、この羊、この後オオカミに食われる予定だろ?
そしたら魂の経験値上げてもらうためにさ、土星とかに生まれ変わらせようか。」

「あ、それいいかも。またちょっと個性的な魂が食えるぞ〜!楽しみだなぁ。」

  

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神々の牧場

「おい、今晩ヒマ?一緒に飯食おうぜ、あの幻の食材がついに手に入りそうなんだよ。」

「お、すげぇじゃん!行く行く!」

「ここしばらくはさ、ありきたりなものしか食ってなかったじゃん。
こっちの牧場では、早く成長するようにいろいろ新しい餌を与えていたのに、
さっぱり効果を感じなかったもんな。」

「確かに、まぁ育つのは早いっちゃ早いんだけどな、中身がないっていうか、
ちっともおいしいと思えなかったよなぁ。」

「あっち側の牧場はさ、ちょっと厳しい環境でも育つかなぁと思って、
ほとんど日が当たらないようにして、あまり栄養も与えなかったんだけど、意外にうまかったよな。」

「うんうん、なんていうか味が複雑で、噛めば噛むほど味が出るって感じだった。」

「今日のは特別だぜ。
いろんな牧場を定期的に移動させて育てたんだ。
しかも、こいつはそのすべての牧場で、他の家畜たちのリーダーになったんだぜ。」

「牧場は全部環境が違うし、家畜たちはみんな性格も違うのに?」

「ああ、運動能力の高いグループでは、誰にも負けないパワーを出したし、
ちょっと賢いグループに放った時も、他のやつらが一目置くようになったんだ。
大食いのグループじゃ、一番餌を食ってたし、
餌を与えないグループに放り込んだ時は、水だけで生きていやがった。」

「すげぇな、どんな環境にも適応できるなんて、完璧じゃねぇか!
こいつの遺伝子をクローン増殖させれば、もう他の家畜は必要ないんじゃねぇのか?」

「ああ、もちろんやってみたさ。
だけど、クローンじゃダメなんだ。
大事なのはDNAじゃなかったんだ。」

「ってことは何か他に大事なものがあったのか?」

「ああ、家畜たちがうまく育つために一番大事だったのは何だと思う?
経験値だよ。
環境をどんどん変化させれば、それに対処できたやつは、それだけ経験値が上がる。
経験値はDNAに書き込まれるんじゃないんだぜ。」

「どこだよ?」

「魂だよ。」

「ああ!そうか!経験値の高い魂が一番うまい!ってことか!
今までいくつも魂を食ってきたのに、気付かなかったぜ。」

「今日の魂はな、最初はオリオン座の牧場で生まれたんだよ、
その後、M78星雲を経て、太陽系の金星で長い事育てたんだ。
でも、こいつが経験値を一番上げた星はどこだと思う?」

「うーん、アンドロメダ?じゃないよな?」

「お前、知ってる?すげぇ小さな星でさ、太陽系の中にある地球って星なんだぜ。」

「ああ、知ってるよ、ほとんど地獄って呼ばれてる星だよな。」

「その地球で育てた、経験値の高い人間の魂が、もうすぐここへ届くのさ〜!
とびきりの食材だよ。」

「その家畜、地球じゃなんて呼ばれてたんだ?」

「ああ、確かイエスとか言ったかな。
さぁ、やつの魂が、そろそろこっちへ上がってくる頃だな。
ツルッと踊り食いしちゃおうぜ〜〜!」

「羊たちのアセンション」へつづく

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心のコンパスに従って生きていたら、いろんなことが見えてきました。