アシナガバチが教えてくれたこと

sozai_18210
今年も、女王蜂候補者が新たな王国作りに励む時期がやってまいりました。
以前、こんな記事を書きました。
「アシナガバチを呼び寄せたもの」

簡単に要約しますと、
アシナガバチは自分の好きな場所に巣を作っているわけではなく、
人間の心の波動のようなものを感じ取って巣の場所を決めているのではないか…
というお話でした。

あれから数年、我が家にアシナガバチさんはやってきていませんでしたが、
今年は、縁側の西側の軒先に巣を作っていました。
折しも、
「夏が来る前に縁側にすだれをかけてくれ」と母から頼まれて、
脚立に乗っている時に発見したのですが、
まさに、前回の仮定を裏付けるような場所だったので、
「またか…」と思いながら「やっぱりね」という面白さも感じちゃいました。

今回すだれをかけようとしていた場所、
それは、まさに母親が地味〜にストレスを感じている場所だったんです。

2011年の大震災の時、
我が家は本当に奇跡的に大きな被害がなかったのですが、
西側のお隣との境にあるブロック塀には、
横に長い亀裂が入っていて、すぐに倒れることはないかもしれないけれど、
余震も多いし、なんとかした方がいいよなぁと思っていました。

ただ、大家さんとお隣さんとの交渉がなかなか進まなかったようで、
ようやく昨年撤去されたのです。
その後に、板塀か何か作るのかと思いきや、そのままで作業は完了してしまい、
今では、お隣さんとの間を隔てるものは何もありません。

それがイヤでたまらなかった母は、
とりあえずすだれをかけることで、目隠しをつけようとしていたんですね。
まさに、その場所にアシナガバチさん登場。

仕方なく女王のいない隙に巣を落としたものの、
今回はすぐに諦めなかった女王さん。
再び同じ場所に巣を作り始めました。
またお出かけの隙をついて巣を落とす、また作る
ということを3度ほど繰り返した後、
これはらちがあかないなぁと思って、ついに母親に話してみました。

「あのさ、前にアシナガバチの巣を3つ落とした年があったじゃない?
あの時、巣があった場所覚えてるかな〜?
人が常に訪れる場所で、母ちゃんがストレスに感じていた場所だったと思わない?
そして今回巣を作った場所は、お隣さん丸見えでストレス感じてた場所でしょ?
実は母ちゃんの心が、アシナガバチを呼び寄せていたんじゃないかなと思うんだけど…」

こんな話、娘にされたくないですよね。
ちょっと抵抗はありましたが、とりあえず話は受入れてもらえました。

私の仮説が正しければ、
その理由を母親が認識した今、
アシナガバチさんは、もう同じ場所に巣を作ろうと思わないはずなんですが…。
どうなったのか、近いうちにご報告しますね。

さて、もうひとつ、別の観点からこの女王さんの巣作りを眺めてみました。

女王は、「なーんかこの場所が良さげだからここに巣を作って卵生んじゃおう〜」と決めました。
しかし、自分がお腹が空いてご飯を食べに出ている間に、
建築途中の家と、大事な卵がなくなっています。
大災害です。
何にも悪いことしていないのに、一生懸命生きているだけなのに、
神様は、なぜ私をこんな辛い目に合わせるのよ!
一時落ち込んでから、女王は「あたし、負けないわ!」と再度巣作りをはじめます。

しかし、またもやある日家に帰ると、大事な卵が巣ごとなくなっています。
なんということでしょう。
新築の家を津波で流された後に、また新築の家を大雨で流されるような状況です。
それでも女王は負けません。
今度はなるべく、巣を離れる時間を少なくして卵を守ります。
その甲斐あって、卵はかわいい幼虫に育ちました。
もう大丈夫、少なくとも自分が生きている間には、大きな災害は来ないはず、
そう思って少し安心して餌を取りに出かけた後、
またもや女王は大事な家と子供たちがいなくなっているのを目の当たりにするのです。
これが人間だったらどうでしょう?

311の地震や津波で、家や家族を失った方々を見ていて、
同じ場所に住むのはイヤじゃないのだろうか?と思っていました。
また、原発事故以来、放射能の危険性をいくら叫んでも、
なかなか避難する人はいません。
みんなそれぞれの土地で、一生懸命生きていて、何も罰を受けるようなことはしていないのに、
畳み込むように、何度も続けて災害に遭われた方もいます。
それでも、その場所を離れないのは、自分の意思だけではない、
何か大きな力が働いているのかもしれないなと思うのです。

何度家を壊されてもその場所でがんばろうと思う人、
その場所を早く離れたいと感じる人、
それぞれに、大きな必然性があるのかもしれませんね。

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最近天気予報が当たらない理由

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はじめにお断りしておきます。
この「天気予報が当たらない」印象が全国的なものなのかどうかわかりません。
クリキンディの暮らしている地域(東北地方)で感じている状況ですので、
これを読んだ皆さんのお住まいの地域に当てはまらない場合はスルーしてください。
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クリキンディが子供の頃、つまり昭和の時代、
天気予報というのは、まぁだいたい当たらないものでした。

それがパーセンテージで予報されるようになったのは、1980年頃のことです。
スーパーコンピュータで、過去の気象状況から予測される天気を計算できるようになったんですね。

はじめの頃は「今日は雨の降る確率30%」みたいな予報だったのですが、
だんだんに精度が上がってきて、
今では地域毎に、また一時間毎に天気予報や気温予測が発表されています。

そして、それが当たる確率もどんどん上がっていて、
傘を持っていくかどうかだけでなく、
その日、何を着て出かけるかも、
天気予報を見てから決める習慣ができた人も多いと思います。

ところが、「最近、天気予報が当たらない」と思いませんか?
晴れの予報だったのに雨なんてこともよくあるし、
まず、気温の予測がどうも当たらない。

以前は、天気予報をするのは気象協会の人だけだったのに、
気象予報士の資格を持った人が増えて、
予報を出す機関と、それを発表する場所(ネット上など)が増えたため、
予報もバラバラになっているのは確かです。

ですが、それでも数年前に比較して、
その予報のほとんどが、どんどん当たらなくなっている印象です。

世界的に見ても、
「異常気象」という言葉をよく見かける時代です。
「観測史上、最高気温」とか「観測史上、◯◯年ぶりの気象」
というのもよく聞きます。

おそらく、今までのデータを参考にしただけでは、予報ができない時代になっているんじゃないでしょうか。
テレビやラジオの天気予報番組では、
お天気おねえさんが(おにいさんやおじさんもいますが…)
にこやかに「これは観測史上もっとも早い開花となりま〜す」なんて感じで言っていますが、
実は、地球の危機を一番に感じ取っているのは、気象予報士の方じゃないでしょうか?

一体、なぜこんなにも天気予報が当たらなくなっているのでしょうね。

もうひとつ、「気温差」が激しくなっていると思いませんか?
陽が差している場所と、日陰の気温差、
昼と夜の気温差、
夏と冬の気温差、
気温の上下が以前に比べて、とても激しいように感じている人は多いのでは?

では、「以前に比べて」の以前って、いつ頃でしょう?

過去の気象データをちゃんと比較したわけではないので、
ここからは、クリキンディの想像に過ぎませんが、
(というか、ぜひどなたか検証してください〜)
311の数年前から、「異常気象」という言葉を聞く機会が増えたように感じています。

数年前、と言えば「地球温暖化」と盛んに言われ始めた頃。
2007年に日本でも公開された映画「不都合な真実」あたりがピークでしょうか。

二酸化炭素が増えて、地球の温度がどんどん上がっている、
このままでは地球があぶない!というような内容でした。

当時は二酸化炭素をいかに減らすか、という主眼で、様々な運動が行われていました。
何か効果はあったのでしょうか?
少なくとも、「地球環境」について考える時間は増えたような気がします。

それでも、地球のあちこちで、「記録を塗り替える」出来事は起こり続けました。
最高、最低気温の更新、
季節外れの大雪、凍結、
超大型の台風、竜巻、
ゲリラ豪雨、洪水、
植物の狂い咲き、昆虫の大発生、
火山の噴火、地面の陥没、
etc…

でも、まだ、天気予報がさほど大きく外れている印象はありませんでした。
天気予報で「暑くなる」と言われれば、暑くなっていました。
ただ、ゲリラ豪雨については「予測が非常に難しい」ということを知りましたが。

そして311の地震、津波、福島原発の崩壊が起こり、
大量の放射能がまき散らされました。
放射性物質が風に乗って飛び散り、そこから放射線が放射され、
目に見えず、ニオイもなく、ただちに人体に影響を与えないために、それを避けることも難しく、
空気も土も水も食べ物も、気付かないうちにどんどん汚染され続けています。

それが天気に一体どんな影響があるの?と思いますよね。

放射能が人体に与える影響が、ちゃんと研究されていない(もしくは研究されていても公になっていない)日本で、
放射能と天気についての研究をしている人はほとんどいないと思われます。
誰か、ちゃんと研究をして欲しい!(切実)
ですので、あくまで仮説ですが、
放射性物質の持つ不安定な性格が、空気中の分子に影響を与えないわけはないですよね。

目に見えないその分子が、放射能の影響を受けて、
通常自然界にある形とは違うものになっているのではないか、
そして、それが気温に大きく影響を与えているのではないか、
というのが、この仮説です。

「気温と放射能の関係」

これは、クリキンディの師匠的存在の「森のトトロ」氏の立てた仮説ですが、
この後、中性子による影響により、
ごく狭い範囲内で「もやもやと暑く感じる」空気と「ヒヤッと冷たく感じる」空気が混在する、
という仮説も立てています。
(化学が苦手なクリキンディにはこれ以上説明できません…ごめんなさい)

さて、最初の話に戻りますが、
日本で気象データが観測されはじめてから、まだほんの100年余り、
放射能を浴びた空気の観測など、はじめてのことなのです。
過去のデータを元に気象を予測していても当たるわけはありません。

日によって、激しい温度差があり、一日の中で、晴れたり降ったり風が吹いたり、
激しい変化がある日は、今後も続くのだと思います。
それらのデータが何十年も蓄積されていって、
また少しずつ天気予報が当たる確率は上がっていくのでしょう。

最後に、
「異常気象」と「地球温暖化」について、原因が二酸化炭素だけという単純なものではない、
ということは、少しずつ認識されてきていると思います。
では、なぜ異常気象が増えているのか、
これもまた、大それた仮説になりますが、
「もし地球が生き物で、この大地が肉体だったとしたら」
と考えたらどうでしょう?

ホコリが積もれば吹き飛ばしたくなるし、
手が汚れたら洗いたくなるし、
冷えすぎれば暖めたくなる、

そして、どうにも対処できなくなった時に、
人間は病に冒されて死ぬこともあります。

さて、地球は今……?

皆さんのお住まいの地域の状況もぜひ教えてくださいね。

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←人間はボタンがあったら押したくなるけど地球はどうでしょうね?

諦めよう…



GWですね。
いろんなところが混雑しているんでしょうね。

街中に出る用事があって、アーケード街を歩いていたら、
にぎやかな集団に出くわしました。
遠くから太鼓の音が響いてきます。
なにかと思って立ち止まってみたら、
原発反対のデモ隊でした。

おそらく一時期に比べたら人数は減っているんでしょう…

そこへ混じって一緒に声を上げたいとは思いませんでした。

今すぐに原発を止めたい、
クリキンディはそう思っています。

ですが、どんなに声を上げたところで、
無関心な人はうさんくさそうに通り過ぎるだけ。
少し関心を持った人が増えたとしても、

署名をしても、
政治家に訴えても、
ブログに書いても、
誰かに話しかけても、

何か大きな力でもみ消されていきます。
衆院選で集計を一手に引き受けているある会社が票を操作したのではないか、
そんな噂もありました。

911やボストンマラソンについても、
自作自演であるらしい証拠はネット上にいくつも挙がっているのに、
それを取り締まる側がまったく動く気配がない。

もうね、
無理。

声高にアーケードを通り過ぎるデモ隊を見ながら、
涙が止まらなくなってしまった。
なんだろう、悔し涙なのかな。

クリキンディ、諦めます。

…ホントに諦められるかな…
まるで失恋した人みたいだね。

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←ここも諦めようか。


談合する?それとも正直に生きる?



「タイムスクープハンター」というテレビ番組をご存知でしょうか。
過去の日本にタイムスリップして、
一般市民の生活に照準を合わせて、その時代の実情を取材するジャーナリストのお話です。
フィクションではありますが、
一応、記録の残っている資料を元に作られているので、
時代劇とは違うリアルなドラマが見られてなかなか面白いです。

その番組のシーズン5の1回目のテーマは「談合」でした。
時代は江戸時代、
大きな橋の架け替え工事を行うことになり、
その請け負い業者を、入札で決めることになったというお知らせが出たものの、
入札に参加するためには、役人への賄賂が必須、
またうまく入札に参加できたとしても、
すでに業者間での談合が定例化しており、
入札前にどの業者が請け負う事になっているのか決まっているという。

え〜〜〜!?
談合って江戸時代から行われていたわけ?

番組のストーリー上、
談合組織に加盟していなかった業者が、
それを痛快に暴いていくということになっていましたが…。

現代でも、談合なんてなくなってないじゃん!!
何百年も前から、
役人は賄賂で懐を肥やし、
業者は談合で利益を上げ、
正直者がずっと馬鹿を見てきたということなのか…。

人がお金に執着している限り、
どんなに法律が変わろうとも、誰が捕まろうとも、
このような賄賂と談合は絶対になくならないんでしょうね。

なんだろうなぁ、
この3次元に、何をしに生まれてきたのかさっぱりわかりません。
正直者になろうと努力してきたつもりでしたが、
そもそもそこが間違っていたんでしょうか。

「いい人間」になろうと目指してきました。
でもそれこそが間違った思い込みだったのかもしれません。

この洗脳、深いなぁ〜

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心のコンパスに従って生きていたら、いろんなことが見えてきました。