[書き起し] 山本太郎全国キャラバンin仙台 その1


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2014年9月12日、仙台で行われた山本太郎さんの街頭演説の書き起しです。
読みやすくするために、勝手に見出しをつけています。
漢字の間違いや、聞き取りミスなどありましたらコメントください。直します。
また明らかな言い間違いについては書き換えています。

動画はこちら


労働時間の規制緩和

(ここから動画始まり)‥‥サービス残業という形でこれを認めようじゃないかと。働く人々はサービスでやっている。でもこれあまりにもひどい長時間労働があった場合、自分の身体が壊れてしまった、心が壊れてしまった。そんな時には裁判で闘えるんですよ。その勤務実態をちゃんと証明できるような証拠さえ残しておけば。
でも、残業代ゼロ、労働時間の規制緩和、この規制がなくなってしまうってことは、もともとのルールがなくなっちゃうってことですよ。「賃金の発生しない労働が違法」このルールがなくなっちゃったら定額でずっと働け、という話になる。
で、ここで皆さんの首を絞めるような状況を加速させるようなことを、今の自民・公民の連立政権、そして野党のフリをした第2自民党、第3自民党というような議員たちが考えていること、外国人労働者を流入させようとしている。


外国人労働者が入るということ

外国人労働者を流入させるということがどういうことか。外国人を日本に入れるなというような差別的な意味で言ってるのではないと、おわかり頂けると思います。排外的な思いはひとつもない。ただ賃金の安い外国人労働者が大量に入ってきたら、あなたの仕事が奪われませんか?って話なの。あなたよりも長時間、安い賃金で働く、そんな労働者が増えたら…。
「大丈夫だオレは特別な才能を持ってる、特殊な技能を持ってるんだ」そういう方なら大丈夫かもしれません。でもそんな技能、そんな才能を持った人、どれぐらいいらっしゃいますか?自分は大丈夫だって手を挙げられる人、どれぐらいいるんですか?ほとんどの人に当てはまりませんよ。ということは、ほとんどの人たちの仕事、常にビクビクしながら仕事を奪われるんじゃないかということを考えながら仕事をしなきゃいけない。文句も言えない。
「ちょっと仕事しんどいんですけど」
「あ、そう、お前の代わりはいくらでもいるよ」
そんな職場で働きたいか、そんな環境で生きていたいかってことなんです。


国家戦略特区

で、この外国人を大量に労働者として受入れるというようなことが、もうすでに「国家戦略特区」(として)ふたつ前の国会ぐらいで決まったことの中で、もう話し合われて、まずは「家事労働者」として、そして「介護労働者」として、限定的に受け入れようじゃないか。
「国家戦略特区」「特区」の中では特別な規制緩和をしていって、特別に商売できるようにしていこう、その特区がうまいこといったら、この日本、特区以外のところでも解放していこう、という流れです。だとしたらこの労働市場という部分においてもう解放されていく可能性が高い。今、ただでさえ長時間労働、低賃金、非正規という働き方をこれから爆発的に増やされている中で、それに追い打ちをかけるように外国人労働者の流入まで認めてしまう、地ならしがすでにされている。


外国人に永住権を

先の国会で通った法案、これは永住権に繋がっていくような法案だったんです。その内容はどんなことなのか。3年間、すでにもう日本に滞在している外国人の方々に対して、特別な技能、特別な技術を持つ人、その方々には家族も含めて、そしてその人が連れてくる使用人、お手伝いさんなども含めて、無期限の滞留許可を与えようじゃないか。
これ永住権に扉を開くものですよね。で、じゃわかりました、家族とおっしゃいましたが、家族とはどこまでの範囲ですか、奥さんですか旦那さんですか?子供までですか?おじいちゃんおばあちゃんまで?自分の兄弟まで?自分の親戚まで?
際限ないんです。通った法案、法律の改正には一切書かれていない。結局どこまででも規制緩和できる可能性を残して、外側だけ作って、そして数の力で法律を通してしまった。ものすごく危険なんです。これは永住権だけじゃなくて、外国人労働者が、大量に流入してくることの地ならしであるということで。


保守?愛国者?

反対をしたのは誰なんだ、反対、誰がしました?自称「保守」と名乗る人たち、これに反対しなきゃいけないはずなんですよ。反対したのは共産党と山本太郎だけ。はぁ?って話でしょ。意味がわからない。
この国の雇用、この国の仕事をより不安定化させるような状況を作って、何が保守だ、何が愛国者だ、聞いてて恥ずかしくなるわ。この国を順番に切り売りしていっている。それが保守の現状じゃないか。保守の名前返上しろ、ってことなんですよ。スタイルだけかよ、って。結局、やろうとしていることは大企業、大資本が求める安い労働力をどんどん提供できるように、皆さんの賃金が上がらないような施策を数々整えていっている。そればかりじゃなく、外国人労働者も流入してくればもうむちゃくちゃですよ。


日本の貧困層は16%

どうなっていくと思います?貧困層、爆発的に増えますよ。今現在、貧困と言われる人たち、どれぐらいの数が存在しているか皆さんご存知ですよね。その調査結果が8月に発表された。貧困って定義はなんなんだ、いろんな定義があるんですけれども、ひとりあたり9万3千円以下で暮らされている方々、これを貧困と呼ぶらしいです。定義はいろいろあるけれども、一番わかりやすいところで言うとそれ。
この国に16%以上。ということは、6人から7人にひとりは貧困。じゃぁ待ってください、今あなたが立ち止まっている、信号待ちのこの交差点で、だいたい50人ぐらいいますか。もっといるかもしれない。向かい側には?6〜7人にひとりだったら、どれぐらいの数の人が貧困に当てはまるっていう状況なんでしょう?それだけじゃない、一人親世帯、1人で子供を養っている世帯は50%以上の貧困。そんな状況。
美しい国?強い国?どこがだよ。首が絞まるようなことしか決めてないじゃないか。1%、0.1%の人たちしか儲かるような仕組みを作ってないじゃないか。そういう話なんです。


機能していないセーフティネット

で、これからこの貧困、このような労働環境がますます悪くなって行く中で、そしてこれからどんどん貧困が進んでいく、この貧困対策もまったくされていない。じゃ、自分が生活できなくなった時のためのセーフティネット、行政が、国が手を差し伸べてくれるシステム、この国にはどんなものがあるか、もう皆さんご存知ですよね。
一番下のセーフティネットが「生活保護」。その手前にあるのが「失業給付」。これちゃんと機能してるんでしょうか。残念ながらほぼ機能していない、と言っても過言ではない。どうしてか。
失業給付、会社をクビになった、会社を辞めた、その時に失業給付が出される、けれども、申請してからお金が出るまで数ヶ月かかる。これ自己都合退職の場合。「自己都合退職、それはお前自分で辞めるって言ったんだから、失業給付がしばらくもらえなくたってしょうがないだろ」と思う方もいらっしゃるかもしれない、けれどもこれブラック企業の手口なんです。
自己都合退職ということで辞めさせる。そうすれば目をつけられることもないですもんね。自己都合退職で辞めさせる。辞めるなら自己都合退職だ。三ヶ月間失業給付が出なければ、その間に貯えもなければ、もう次の就職を決めないといけない。失業給付なんてもらえないんです。
次の就職を焦って、またブラック企業からブラック企業へ。そんな状況になっていく。そして次の就職にいけなかった人たちが生活保護に流れ込んでいる。生活保護が爆発的に増えてるとか言われてますけど、当たり前なんですよ。生活保護の前のセーフティネット「失業給付」がしっかりと整備されていないから。


捕捉率

じゃ失業給付を受けている人はどれぐらいいるの?って話なんですけど、「捕捉率」という言葉があります。受けられるべき人たちがどれぐらい受けているのかということを示す捕捉率。失業給付が2割程度。生活保護だったら2割から3割。
受けるべき人たちが受けられる、だったら100%を目指さなければいけないんですよ。なのに2割、多くて2割から3割程度というセーフティネット。ちゃんとセーフティネットが機能していないからこんなことになってしまう。当たり前なんです。でもそれは整備しない。どうして?お金がかかるから。そういう人たちは自己責任でいってしまいます、という世の中になってしまっているんです。政治の模索じゃない、意図的な流れですよ、これは。


生活保護の誤解

話戻ります。生活保護、生活保護とうるさいなコイツ、そう思われるかもしれない。でもあなたの人生いつまでうまいこと進みますか?ずっと勝ち続けることできますか?わからないですよね。一寸先は闇。僕なんて明日どうなってるかわかんない。自分が本当に困った時に、行政、国が手を差し伸べてくれなきゃ。そのために税金を払い続けてきたんですよ。そして困っている人たちのためにも使われて欲しい。そのために税金を払ってきたんですよ。

話戻ります。生活保護、不正受給者が爆発的に増えているらしいじゃないか。そんな報道がたくさんあった。不正受給の温床なんだろう?なまけものなんだろう?そんな話になっちゃってる。政治の場でも、メディアも。これには意味がある。どんな意味があるかは後で話す。

まず話さなきゃいけないのは、この生活保護に対しての先入観。ここでもう一度リセットして頂きたい。どういうことなのか。不正受給が爆発的に多いと言われている生活保護。じゃあ数字で見てみよう。不正受給者は1.8%。額に直すと全額から0.5%。
数が少ないからいいじゃないかと言っているわけじゃないんです。全体の98%が適正に受給している人たちなのに、政治とメディアと一緒になって宣伝しているのは、ほとんどが不正受給者じゃないかって勘違いしてしまうような内容。あまりにもひどい。


生活保護を受けている人はどんな人?

じゃ受けてる人たちはどんな人たちなんでしょうか。一番多いのが高齢者世帯。その次に多いのが障害。病気を持つ人々。その次に受けているのが母子家庭。そしてそれ以外の方々が残りになる。先ほど言った失業給付を受けられなくて、次に流れてきた人たちであったりとか、そしてブラック企業で働いたけれども心を病んでしまって、次のチャンス、ちゃんと健康になるまでちょっと蓄えたい。気持ちを心や身体をちょっと休ませなくちゃいけないという状況の人。
不正受給はほんの少し、その少しの不正は正されなくちゃいけない、でも全体が不正受給者と思われるような報道の仕方、政治での議論、大きな間違いなんですよ。最後の頼みの綱、ここで手を差し伸べてもらわなきゃ、もう命を落としてしまう、そのような状況にある人たち、これを救うものなんですよ。


毎日5人が餓死している

実際に年間に1700人以上の人たちが栄養失調、食料の不足によって餓死している。一日に5人は餓死しているのがこの国の実情。生活保護を受けに行ったけれども、不正受給者が多いというようなイメージの中で、水際作戦。受けさせなくする。
「大丈夫、あなた若いんだから働けるでしょ?」
僕みたいな性格だったら断られたとしてもまた次の日も行く。だけど一回断られたらもう無理だ、と諦める人もいる。その中で姉妹で餓死したり、おにぎりが食べたかったと言って遺書を書いて亡くなる方もいらっしゃる。最後のセーフティネット、これに対してどうして締め付けをするのか。


安倍政権が最初にやったこと

話を大きく戻ります。
安倍政権、第二次安倍政権が誕生して一番最初に手をつけた事、皆さんご存知ですか。
生活保護基準を10%引き下げるということをやった。いやいやオレは生活保護じゃないから関係ないし、と思う人もいるかもしれない。でも心配しないでください。生活保護基準を引き下げられれば、他のいろんなものに影響する。例えば最低賃金。例えば就学援助。生活保護基準を柱にした他のシステム40にも響く。弱い人々を最初に切り捨てるという事を宣言した。政策として示したのが第二次安倍政権の始まり。


宮城県の最低賃金

話戻ります。生活保護基準が10%引き下げられれば、最低賃金にも影響すると言いました。じゃあ皆さん、この宮城県でも最低賃金、いくらぐらいなのかご存知ですか。最低賃金とは、そのまんまです。賃金として支払われる最下限額、最低でもこれぐらい払いなさいねという額。
東京、大阪、このような大都市は800円を超える。宮城県は最低賃金が710円。全国平均は780円。けれども宮城県は710円。
この最低賃金、国連から勧告が出てるんです。日本の最低賃金は安過ぎると。健康的で文化的な暮らしなんかこれじゃできないという、そのような勧告を受けている。世界中から見てもおかしいという話。
この710円をベースに一ヶ月でどれぐらい稼げますかということを考えてみる。一日8時間働いた。月に22日間働いた。出てきた金額は、124,960円。
この金額からいろいろさっ引かれて手取りいくら?そこから家を借りて、光熱費、通信費、食費。お金余る?貯金できる?家族持とうと思う?子供作れる?
なんとか今月乗り切った、というような生活。それを今月もやっと。来月大丈夫かな?そんな不安の中で生きなきゃいけないような最低賃金。
これ絶対上げなきゃいけないんですよ。最低でも時給千円以上にしなきゃいけない。1500円が妥当だというような学者もいる。そんな夢みたいな話、夢も何もないんですよ。賃金を安く抑えて儲かっているのは大企業、大資本なんですよ。内部保留を貯えてそれをトリクルダウンで自分たちに落ちてくると思ったら大間違い。自分たちは賃金が上がったから大丈夫だ、そういうおじさんたちに言いたい。そんなラッキーな人たちはあなたたちだけなんですよ。一応賃金が上がりましたという建前上のことを見せるために、大きな企業はそうなったけれども、ほとんどの企業はそうなっていない。この国には中小企業の数の方が圧倒的に多いんですから。


最低賃金の額が上がらない理由

話は戻ります。最低賃金、もうすでに上がらないようにされている。上がり辛くなるようにされている。先ほど言いました、生活保護基準と連動している。整合性を持たせなきゃいけないという決まりが、最低賃金法の中に書かれている。だからこそ生活保護が10%引き下げることが決まれば、最低賃金が上がるチャンスは失われてしまうんですよ。国連から勧告を受けていても。何されてても。上がっても10円?20円?こんな状況なんですよ。
賃金が安くなればなるほど誰が笑う?安い労働力が爆発的に増えれば誰が笑う?誰が苦しむ?考えれば簡単にわかること。でもそれを全力を持って今汗を流しながら、大企業、大資本のために一生懸命お仕事されているのが、多くの国会議員の皆さん。722人。


若い人に政治に関心を持って欲しい

衆参合わせて722人いる中で、皆さんの将来、豊かになるかどうかとか、健康のこととか考えてる人たちは一握り。当然です。どうして?政治に対して興味がない。関心が薄い。若い人たちは特にそう。自分の首が絞まるのを、今政治に注目しなければ、若者の未来、選挙権が今ないからといって、無関心になっていてもしょうがないんですよ。やっぱり若い人たちが、今「おっさんたちが、おばさんたちが、国会の中で悪い事をやってる」ってことをウォッチし続けないと。君たちの未来なんですよ。最悪、散々好き勝手された後に、ハイバトンタッチ、って言われるのはあなたたちなんですよ。
今参議院の最前列に座っている山本太郎、この一年間を見ていて、日本の将来を見据えた時に暗闇しか見えない。当然じゃないですか、大企業、大資本のためにこの日本の財産を散々規制緩和して売り飛ばそうとする輩、その人たちが保守と名乗り、愛国者と名乗ってるような政治なんですよ。これを変えられるのは、今一瞬耳を傾けてくれたあなたなんですよ。あなたが一歩踏み出す、一歩踏み出すってどういうこと?そんな大それたことをやれなんて言いません。隣の人に、今政治がついている嘘、デタラメを広めていって欲しい。


貧乏人は死ね

話戻ります。
このような状況の中、最低賃金も上がり辛い、そんな状況になっています。そしてこの生活保護基準10%引き下げられたことによって、40ものシステムに影響を及ぼしているということを言いました。
例えばどんなもの?「就学援助」。就学援助ってなに?親がお金がないから、給食費が払えない、文房具が買えない、修学旅行に行けないという子供たちに対して、就学援助というものが行われる。でもこの生活保護の10%を引き下げられる事によって、この就学援助もより影響を受けてしまうというような現状になっている。
公立の小中学校、6人から7人にひとりの生徒は、この就学援助に頼っているとも言われている。
こんな状況の中で、どんどん苦しんでいくのは、弱いものから。もうすでに第二次安倍政権が一番最初に手をつけた、この生活保護基準10%引き下げ、これによって最低賃金が上がり辛くなった。その他のシステムにも影響を及ぼした。これが意味するところ、わかりますよね。自己責任で生きろ、貧乏人は死ね、国に頼るな、国を愛していないのか?国にもたれかかるな…。
冗談じゃないわ。それだけ聞けばもっともらしく聞こえるけれども、なんのために税金を払ってるんだよ。お殿様に年貢を納めているんじゃないんだぞ。ひとりひとりの生活が豊かになるように、そのように考える政治じゃないんだったら、もう政治なんて要らないんじゃないか。大企業に大減税するために、みんなから増税するんだったら、大企業、大資本のおしりを拭くために、皆さんの首を絞めるような政治なんだったら、もう政治なんて必要ないでしょう?きれいごとがどうした、とかって話じゃないんです。


リニアモーターカーはなんのために作られる?

これ、今この状況は日本だけじゃないんですよね。世界中がこの状況にある。どういうことか。新自由主義、コーポラティズム、そのような流れに今この日本も巻き込まれている。どちらかというと、この日本はこのコーポラティズムのショールーム、ショーケースのような状況にこれからなりつつある。
必要のないリニアモーターカー、作るのはなんのためですか?海外にセールスをするため。ショールームとして見せる必要があるから。意味あんのかそれ、って。自然破壊を散々して意味あんのか?って。それでJR東日本が傾いたらどうなんの?って。税金で救済ですよ。何かあった時には皆さんに全部お尻を拭かせるのが今の政治の流儀。当然です。


人権無視、憲法無視

大企業、大資本のために、皆さんは犠牲になって頂く存在。ひとりひとりの存在なんて国からは認識できてない。皆さんは統計であり数である。駒であり、歯車の一部でしかない。そのような感覚、参議院の最前列に座って感じるのは、今の政治はそういう感覚を持っているということなんです。当たり前。
人権無視、憲法無視、そのような法案がどんどん通ってるじゃないですか。憲法?そんなことを言い出すと、イデオロギーの問題とすり替えられるんです。「あいつは右翼だ、あいつは左翼だ」勝手に決めるな。そういう話じゃないんだ。
憲法は世界中の国が持ってるじゃないか。なんのために憲法ってあるんだ?憲法はそれぞれの国の最高法規とされるものなんだ。法律は人々を縛るもの、憲法は権力者を縛るもの。たまたま権力を手に入れた、時の権力者が暴走した時に、市民を守るために、ブレーキをかけるために憲法は存在する。イデオロギーの問題じゃない。右翼も左翼も関係ない。基本中の基本なんですよ。国のあり方、それを示すのが憲法。


自民党の憲法改正草案

でもこの憲法を変えようとしているのが、政府自民党。自分たちの憲法の改正草案というものを持ち込んだ。それをいろんなものに隠しながら、数々の選挙を勝ってきた。その内容、残念ながら皆さんに義務を科すような内容になっている。
おかしいですね。権力者に対して足かせをつけるものが憲法なのに、自民党の憲法草案、そのような内容になっていない。市民に対して足かせをつける、従わせる、そのような内容になっているのが自民党の憲法改正草案。本当に恐ろしいです。このままいってしまえばどうなるのか。
ごめんなさい、これからますます皆さんの首が絞まるという話をした。そらそうです、少子化、それはもう随分前から(そう)なることはわかっていたけれども手は打ってこなかった。安易な考えで乗り越えようとしていた。どのような考え?外国から労働者を連れてきて、住まわして税金を払わしたらいいやん、安い労働力入れて介護とかやらしたらいいやん。そんな適当にやってきたことが、今ツケが回ってきて、そのツケが誰に回るかというと、実際にこの国で働いている人々の首を絞める、当然ですよね。あなたよりも安い賃金が、海外から大量に入ってくれば、あなたである必要がないんだから。日本人であるか外人であるか、賃金が安ければほとんど関係ないですよね。特殊な仕事以外は。日本語が完全にわからなきゃいけない(ような)日本人である必要がない仕事なのであれば、まず最初に奪われていきますよね。


対策されていない少子化問題

話戻ります。
少子化対策と言われても全然それを対策する気がないのが今の政治。自民党も公明党も、第二自民党、第三自民党と言われる野党の議員たち。
じゃ、話戻ります、少子化対策するためには何をすればいいの?
基本的にはふたつ。ひとつ、賃金を上げること、当たり前です。賃金安くて家族を持とうと思う?余裕がないのに子供作ろうと思う?それでも子供を作った、家族を持ったという人たち、少子化(対策)に貢献して下さる人々ですけれども、今現在、日本の31%の世帯が貯蓄ゼロ。貯金ゼロ、こんな状況なんですよ。そら貧困って状態が多いのわかるでしょう。働いても働いても貯められる余裕がない、当然です。賃金上げなきゃ、国連からも勧告出てるんだから。当然の話、これがまずひとつ。


奨学金はサラ金と同じシステム

もうひとつ、教育の無償化。「教育の無償化なんてバカ言ってんじゃないよ」そう思う人もいるかもしれない。これすごく大事なんですよ。年間5千億で、大学までの教育の無償化が実現するという学者がいらっしゃる。で、それが無理なんだったら、せめて奨学金を無利子にするべきだ、そういう話なんです。
教育を受けるために親世帯であったりとか、教育を受ける本人に負担がいかないようにしなきゃ、もうこの時首が絞まるしかなくなるんです。でも残念ながら、この奨学金、民間企業の懐を温めるものになってるんですね。借りたものを返すのは当然だろう、そう思われている方もいらっしゃるかもしれない。でも筋が違う。
どういうことなのか、この奨学金、大学生の二人に1人は何かしらの奨学金を得ている状態。で、山本太郎は高校中退だった。だからよくわかってなかった。奨学金と聞いてなんなのか。「あ、タダでもらえんの?」そう思ってた。
でも残念ながら我が国には、公的な公な給付型、もらえる奨学金は存在しない。じゃ、どんな奨学金が存在しているか。利息がつく奨学金。利息がつかない奨学金。皆さんどっちを借りたいですか?利息がつかない奨学金を借りたいですよね。
でも残念ながら利息がつかない奨学金は審査が厳しい。成績優秀、家にお金がありそう、そんな審査を通らなきゃ利息がない奨学金は借りられない。で、7割以上の人たちが利息を払わなきゃいけない。有利子の奨学金を受けている。これが一番問題。
大人が酒を飲むために、大人が競馬に行くために、大人が遊ぶために、サラ金から金を借りた、そのような返済方法とまったく同じような方式が採られてる。教育を受けるためにお金を借りた学生たちに対して、利息や延滞金で首が回らなくなっているというのが現状。


誰が利益を得ているのか

じゃどんなものがあるのか、どういうスタイルで返済していくのか。まず元金、元のお金がありますよね。大学出るまでに600万円ぐらいの借金を背負うと言われている。大学院まで行くと一千万円以上とも言われている。元金、それに利息が付く。利息が払えなければ延滞金が付く。
で、返済はどこからやっていくか。延滞金を払え、利息を払え、元金に届けば元金が減っていく。でも元金にはなかなか届かない。だから借金がどんどん膨らんでいくというサラ金スタイル。
これで誰がおいしい思いをしているのか。利息、元金、利息と言いました、そして延滞金と言った。この利息の部分、一年間に300億円以上の利益を上げている。誰が懐に入れるか、メガバンクですよ。
延滞金、年間50億円近くの収入がある。収益がある。これが誰の懐に入るか、民間の債券回収会社。サービサーと言われる人たちの懐に入る。
民間企業を潤すために、どうして学生を食い物にするんだよ。意味がわからない。大学卒業時に600万。それぐらいの借金を背負って、そして大学を出ると同時に払い始めなきゃいけない。就職が決まらない、あせる、就活失敗して自分の命を落とす、そんな若者も増えている。焦り過ぎて選べない。とにかく入った企業がブラック企業だった、長時間労働、低賃金、借金はどんどんかさんでいく、そして異性と出会う。社会で異性と出会っても、その出会った異性も同じように奨学金で借金を抱えてる。だとしたら家族を持とうと思うか?子供を作ろうと思うか?


経済的徴兵制

「根性が足りないんだ」「今の若いやつは根性が足らん」そういうお父さんお母さんいるかもしれない。でもね、もうそんな時代とっくの昔に終わってるんですよ。根性の時代じゃないんですよ。バブルじゃないんです。高度経済成長期じゃないんです。
国がこの政策の不備を手直ししていって、この若い人たちを救いあげなきゃ、もうこれどうにもならないんですよ。
でもこれ、貧困層であったり、低所得者層っていうのは、国として置いておきたいんです。どうしてかわかりますか。どうしてそういう一定層を置いておきたいか。

先日、文部科学省の有識者会議の中で話し合われたこと。経済的徴兵制について話し合いが行われている。「経済的徴兵制」。
貧困、低所得者、仕事を持たないもの、奨学金を返せていないものたちに対して、インターンシップ、2年間。もったいないじゃないか、働いてもらおうよ、という話し合いがされている。どこに?警察、消防、防衛省。経済的徴兵制ですよ、これ。もうすでに話し合いされてるんですよ。経済同友会というところの偉いさん、住友生命の偉いさんだった人が、そんなことを言い出してる。防衛省も1~2年だったらいいんじゃないか、みたいな話をしてるって。


集団的自衛権はアメリカ様のため?

そこに加えて集団的自衛権。個別的自衛権だけでもこの国を守れることはハッキリしているのに、集団的自衛権を無理矢理認めて使えるようにしたらどうなるのか。同盟国のアメリカ様、アメリカ様と言ったのは、同盟国じゃないから。実質、日本はアメリカの植民地じゃないですか、悔しいけど。間接支配されてるから気付いてない人が多いけど、実質アメリカの植民地である日本が…
アメリカが自国の経済が、自国の経済が弱る度に、世界中で戦争を繰り返している。一年に一回、2年に一回ぐらいのペースで戦争をしている。今も空爆を始めることを宣言した。
アメリカの戦争に大義があるのかないのか、イラク戦争を見れば一番わかりやすい。イラク戦争、イラクに大量破壊兵器があると言って、戦争を仕掛けようとしたけれども、国連がブレーキをかけた。ブレーキをかけて専門家を送り込んだ。200人。900回以上の調査を行った。結果は大量破壊兵器は存在しませんでした。で、アメリカは「いやいや持っているはずだ」とイラク人を殺しまくった。蓋を開けてみたら、やっぱり大量破壊兵器はなかった。こういうことなんです。
じゃ、なんのために戦争をするの?自国の経済を盛り上げるために、軍需産業を儲かるように、いろんな兵器をどんどん打ち込めば、どんどんコストがかかって、それを払うのは誰?自国民から吸い上げた税金で、世界中に爆弾を落として殺しまくってる。「これはテロとの戦争だ」(というけれど)一番のテロリストはお前たちじゃないかよ。そういう話なんです。

今後間違いなく、このまま集団的自衛権ということが話が進んでいったら、もちろん周辺のいろんな法律を整えていかなくてはいけないという段取りはあるんですけど、それは今しない。どうしてか、この集団的自衛権に対して、不信感、反対、その他いろんな意見の方が多いわけだから、それを今ここで押し進めて行けば不利になるから、もうちょっと先伸ばしにした。
これがでも集団的自衛権、行使が容認されるようになってしまえば、もちろんアメリカ、戦争をこれからやっていきますよ。それをする以外にないんだから。アメリカの経済、いつデフォルトするかわからないような状況なんですから。その時に自衛隊ももちろん連れていかれますよ、お金がない国に対してお金を出す国、それが日本ですから。アメリカに対してね。


特定秘密保護法

で、人も出せって話になってる。アメリカ兵が全員行かなくても、その半分を日本人が賄ってくれるとしたらうれしい話ですよね。そうは言っても、地球の裏側まで行って、交戦することはない、戦争することはない、というようなことを言ってるけれども、そんなこと簡単に隠せるようにもう段取り着いてるんですよ。
「特定秘密保護法」。全部繋がってるんですよ。「知る権利」もう皆さんは、この先奪われていく方向。表現の自由も奪われていく方向。
気付いて下さいよ。もう気付いてるかもしれない。今、動くしかもう方法がないんです。山本太郎が何か信号待ちの皆さんを煽動している、そのように思われている方もいらっしゃるかもしれない。山本太郎を100%信用しろとは言わない。

(その2はこちら)


「[書き起し] 山本太郎全国キャラバンin仙台 その1」への3件のフィードバック

  1. 一通目、ぶっきらぼうですみません。たぶん誤字ではないかと思うところを書き出しました。訂正するかどうかのご判断はお任せ致します。
    (まだ半分しか見れていないです。ごめんなさい。)
    長いのに太郎さんの文字起こし本当にありがとうございました。
    出来れば、コメント残さないで下さい。お願い致します。

    1. ありがとうございます。こちらこそ本当にありがたいと思っていますので、こちらのコメントは残しますね。

  2. チェックありがとうございます!修正しました。
    引き続き気になる部分がありましたらご指摘お願いします。

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