英語を話せるようになりたい、って順番が違うのかも


英語を話せるようになりたい!って言う人はとてもたくさんいるし、
今は小学校から英語の授業もあるのに、
やっぱり英語は苦手、という人もとっても多いですよね。
クリキンディも話せるようになりたいと思っているけど、なかなか上達しません。
まぁ特別努力してるわけでもないけど……

ちょっと話は変わりますが、福島第一原発の事故を受けて、九州へ移住してから約1年、
日々いろいろな発見があるわけで。

クリキンディは生まれが福岡で、親類が九州に多いこともあり、幼い頃から九州の方言を聞く機会があったので、移住してから、方言がきつくて何を言っているのかわからない、ということはありませんでした。
ですが、宮城生まれで成人するまで東北で育った息子には、イントネーションも違うし、結構わからない言葉もあるようです。

その気持ちはもちろんよく知っています。
子供の頃に、何度も転校して、その度にクラスメートだけでなく、先生が何を言っているのかわからない、なんて経験をたくさんしてきました。

まぁそういうわけで、今は九州の方言に囲まれていても、聞きとれないこともないし、意味がわからないこともないので、特に困ることはないのですが、
ただ、私自身、どうしてもまだ九州弁をしゃべれないんです。
これ、とても説明しにくい感覚なのですが、
「I can not」ではないんです。だって方言を知っているし、使い方がわからないわけでもない。
でも、今まで使い慣れた東北弁とは違うので、なんだか恥ずかしくて話せない、という感じなんですね。

そこで思い出したんです。
英語の歌を歌い始めたばかりの頃のことを。

まだ20代の頃、オシャレなカフェバーでピアノを弾きながら「ムーンライトセレナーデ」というスタンダード曲を歌った時に、カウンターにいたバーテンダーの方から
「クリキンディちゃん、セレナーデじゃないよ、セレネイドだよ」とご指摘を受けたんです。

今ではもちろんその意味はわかりますし、セレナーデって歌う方がよっぽど恥ずかしいんですが、当時の私には、セレネイドって歌う方が恥ずかしかったんですね。
それは、セレナーデの方が自分にとって馴染みのある言葉だったからであり、
正しい発音で歌っているレコード(古っ!)をちゃんと聴いたことがなかったからでもあります。

日本にはカタカナという便利な文字があるのですが、これがあるために、英語の発音に馴染む機会が著しく奪われているように思います。

なんだか話が方言と英語と混じってしまいましたが、
要するに、「すべて聞き取れて意味もわかる」言葉であっても話せないこともあるのに、
「カタカナ語が邪魔をして聞き取ることすら難しい言語」を話せるわけがないんです。

だから「英語を話せるようになりたい」という前に、
「英語を話している人の言葉が聞き取れるようになりたい」の方が順番として正しいですよね。

赤ちゃんが人間として、言葉を覚える順番だって同じです。
まずは大人が話していることを聞き取って、意味を理解して、話すのはその後です。

だから、話せるようになることが目的であれば、最初に単語やスペルを覚えるのは、回り道だなぁと思います。
だって、なんのために外国語を覚えるのかって言われたら、その国の人とコミュニケーションをとるためですよね。まぁ受験勉強のため、っていう人もいるかもしれませんが…(笑)

たぶん近いうちにこのブログにも九州弁が登場するかもしれません。
うふふ、私トライリンガルですから!
標準語と東北弁と九州弁ね!


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