[本]アルケミスト〜夢を旅した少年


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しばらくここを更新していませんでしたねー。
久々にいい本に出会ったのでご紹介。

アルケミスト―夢を旅した少年 はブラジルの人気作家パウロ・コエーリョが1988年に書いた小説です。
日本では1994年に山川紘矢+山川亜希子夫妻の訳で出版されました。

山川夫妻の翻訳した本は、かなりたくさん読んでいる方だと思うのですが、この本は知りませんでした。

先日、例によってちょうどいいタイミングで偶然本屋に行き、ちょうど目に飛び込んで来たので、
ふむふむ、これはまた必然ちゃんなのね、と思い596円払って連れ帰ってきたわけです。
薄っぺらい文庫なので、すぐに読めちゃいそうだったんですが、なんだかもったいなくて、
毎週ドラマの続きを見るような気分でゆっくり読みました。

内容を簡単に言うと、羊飼いの少年が宝物を見つけるまでの冒険小説ですが、
わかりやすくいろんなサインが散りばめられています。
ジェームズ・レッドフィールドの「聖なる予言」からサスペンス要素を抜いた感じだなぁと思いました。

星の王子様と同じような印象を受ける人も多いみたいですね。

そこまでメルヘンチックではないけれど、いろんな人生哲学が見えてきます。
これは若者にぜひ読んで欲しい、
とはじめは思ったのですが、
いや、やっぱり大人にも読んで欲しいかも。

今の日本人からすっぽり抜け落ちてしまっている「生きる意味」を考えるのにいいかもしれません。

ところで、最近とんとブログがご無沙汰だったのにはもちろん理由がありまして、
「森のトトロの天気予報」のトトロ氏の長ーいお話を、ここのところずっと編集しているんです。

私はどうやら「書いてものごとを整理する」タイプなので、
聞いただけではわからなかったいろんな話が、文字にすることでハッ!とわかったりして面白いんですよ。
近いうちにここでもご紹介できる予定ですので楽しみにしていてください。
ってそんな人いないか…?


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