まー私の人生すべてが行き当たりばったりなんですけどね〜
家から南西に50km離れた場所で夜9時まで仕事をして、次の日がお休み、という状況ならみなさんどうしますか?
50km戻るより、その先へ行っちゃおう、と考えてしまう私ってやっぱりおかしいでしょうか。
そう決めた当日の朝、「仕事が21時終わりじゃなく18時半終わり」に急に変更になったし!
こういう時は、守護霊さんからGOサインが出てると感じられるので勇気百倍の気分です。
車中泊よりテント泊よりベッド
さて、今回の目的地は「南西」としか決まっていません…(笑)
車中泊すれば、宿の心配をせず、思う存分好きな方向へ行けますから!
ひとまず仕事終わりに、隣町の温泉に入ってから南西方向にある道の駅に向かいます。
車を停めてメーターを見ると、
うふ!57777km。こういうゾロ目ってうれしい!
(ちなみにまだ新車ですけどナニカ。車検は来年一月です。)
夏休みだし、土曜なのに、道の駅「鹿島」にはあまり車も停まっておらず、ゆっくり休めそう〜
シートを倒して寝ようとしたら一匹の蚊が紛れ込んでいるじゃないですか!
大丈夫、こんなこともあろうかとちゃんと蚊取り線香を持ってきています。
われながら用意周到!
しかし、車の中が煙で充満して息が苦しい……
しかも、すでに4〜5ヶ所刺されてる!?
何度も耳元でプーンと羽音を鳴らしながら飛び回るし。(辛うじてまだ聴こえます)
なんでヤツは死なないんだ!?
しかも、ラパンのシートはフルフラットにならないので、どうも寝心地が悪い。
大丈夫、こんなこともあろうかと、ちゃんとテントも持ってきました。
なら最初からテントを使えよ、って話なんですが、ちょっとめんどくさかったんですよ…夜中だし。
とりあえず、用意周到な私ってことにしてもいいでしょうか……
朝起きて、車のドアを開けると、いぶされた煙のにおいと一緒に、
ヤツが外に飛んで行ったのが見えました……
皆さんはちゃんと宿をとってベッドに寝るのが一番いいと思います。
有明海の干潟
普段は朝寝坊の私ですが、テント泊の時はさすがに早く目が覚めます。
明るくなってから、道の駅の裏側に回ってびっくり!
果てしなく広がっている有明海の干潟です。
夕陽みたいに見えますが、朝日です。ええ、早起きしたんで。
ここでは、干潟に入る体験ができるんですって!
スノボよりひとまわり大きいぐらいのこの木の板を使って潟に入るらしいです。
うぉー!興味ある!やってみたい!
だけど受付が始まるまであと4時間もある……
どっちにしても水着やTシャツなど、いろいろ準備が必要のようで、今回は諦めました。
諫早市のバス停
ここからもう少し南に行くと、もう長崎県です。
諫早市のバス停はフルーツになっています。かわいい〜!
手前がメロンで向うがイチゴ。
これはトマト?すもも?
中にはちゃんと窓も座席もあります。
あ、バス自体は普通です…(笑)
雲仙は地獄か極楽か
さらに南に向かって雲仙の温泉を目指してみました。
職場の人から「小地獄温泉」をおススメされていたことを思い出したのも、きっと守護霊さんのおかげです。
雲仙と言えば、1990年頃から噴火が相次ぎ、「火砕流」という言葉を覚えたのもこの頃でした。
この時の噴火口が平成新山と名付けられたんですね。
この近くに結構大きな温泉街「雲仙温泉」があるのですが、
そのエリアに「雲仙地獄」があるというので、早速行ってみました。
もう、温泉街の道路までもくもくと湯気が上がっていて、硫黄の臭いがぷんぷんしているので、5歳ぐらいの子供が「くさーい!」とダダをこねています。
あの子にとってはここは確かに地獄かも…?
ほんの少し高低差はあるけれど、朝の散歩コースにピッタリ!
温泉にお泊まりだったであろうお客様もたくさんいました。
歩きながら思い出していたのは、ニュージーランドのロトルアです。
いや自慢とかじゃなくて、九州に移住する直前に旅をした場所だったので、なんだかその頃のことを思い出したのでした。
でも…ロトルアの方がずっと規模が大きいです。やっぱ自慢か?!
温泉街を抜けたところにあるのが立寄湯の「小地獄温泉」。
とても濃い硫黄泉で、湯船の底が見えません!
いわゆる秘湯系に分類されるであろう地味な温泉ですが、とても気持ちいい〜!
やっぱ雲仙は極楽です。
丸見えの露天風呂
そこから西に向かったところに「小浜温泉」があります。
「オバマオンセン」です。
ここは海を眺めながら入れる日本一長い足湯があったり、その隣に蒸し場があったりして、なかなか楽しい温泉です。
でも本日の目的は「波の湯 茜」。
すぐ側にある「海鮮市場蒸し釜や」で300円のチケットを購入、
海側にある塀のポストにチケットを入れます。
そこから階段を5段ぐらい下りたらもう温泉!
幸い誰も入っていなかったのでパチり。
どうですか、目の前が海ですよ!しかも透明度も高くてすごくきれい!
ジャグジー付のナトリウム塩化物温泉で気持ちいい〜!
だけどね、視線の先に釣り船が見えるのよね。
すごく近い場所じゃないけど、なんかちょっと気になるわぁ。
湯船に浸かっちゃえばいいけど、洗い場を使うともう全身丸見えなので、恥ずかしがりやさんには難しい温泉かもしれません。
羞恥心はすでにどこかに捨てて来た私です。
どこに行こう?
早起きしたので、温泉を二件はしごしてもまだ午前!
さてここからどこに向かおうかなぁ。
まったく行き当たりばっ旅なもので…おほほ。
陸伝いに長崎市へ向かうか、フェリーに乗って熊本に向かうか。
迷っていると、目の前にあらわれるフェリー時刻表。
守護霊さんありがとう。
よし、一番短い時間で行けてそこ本数のあるフェリーにしようっと!
(つづく)
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