書き残しておこうと思いながらだいぶ時間が経ってしまいましたが、
大分の炭酸水を汲みにいって、そこからほど近い長湯温泉に入ってきましたので、ご紹介。
いや、ここ本当によかったんですよ!
今までかなりいろんな温泉に入ってきましたが、ここは5本の指に入るかも!
長湯温泉はこのあたり
高速のインターからは結構遠かったですねー。
行きは九重ICから夢大吊橋を経由して山道を進み、炭酸水の汲み場を通って長湯に向かったのですが、
雨模様もあってインターから2時間弱かかったかも。
帰りはくじゅう花公園の方を回ってみました。
(クリキンディは行きと帰りに違うルートを選ぶタイプです。)
こちらは広々とした風景が広がっていて気持ちのいいドライブコースでした。
雨のガニ湯
さて、長湯温泉のこと。
ここは、炭酸ガス濃度、温度、湧出量の3要素を総合して日本一と言われる温泉なのだそうです。
川沿いに温泉宿がある、いわゆる温泉街なのですが、あまり派手な看板や大きな建物がなくて、
どちらかと言えば素朴な雰囲気があります。
んー、なんかいいんじゃないー、期待が高まっちゃいますね。
河原には、無料で入れる露天風呂「ガニ湯」がありました。
なにやらちょっとロマンチックな伝説もあるらしいですよ。
ただ、脱衣所も仕切りも本当になんにもないので、ちょっと入るには勇気が要ります。
すぐ側の食事処「天風庵」さん で聞いてみると、
「足湯として浸かって行く方も多いですよ」とのこと。
おお、それはいいかも、と思ったものの、この日は雨。
ほとんど川と同化しています。(赤いのは橋の欄干)
これはさすがに無理。
また今度天気のいい日にチャレンジしましょう。
ちなみに天風庵の「幻のお茶漬け」うまかったー!
(あまりに腹ぺこだったため写真撮るの忘れてるし…)
ラムネ温泉
ここ長湯温泉には、温泉宿ももちろんありますし、立ち寄り湯も何軒かあります。
その中でどうしても気になったのが「ラムネ温泉」。
このネーミングどうなんでしょう?
炭酸温泉だということはわかっていますが、
そのストレートなネーミングには、ちょっと危険なニオイも感じます。
もしかしてガラスのびんみたいな湯船なの?
ラムネみたいに美味しいの?甘いの?
ガニ湯からすぐ近くらしいので、とりあえず行って眺めてみると、なんだかひなびた温泉には似つかわしくない建物が。
ナニコレ!?ちょっとかわいい!
ヨーロッパの田舎にありそうな雰囲気です。
よく近づいてみて見ると、その黒い壁は、杉の焼板を張り巡らしてあります。
しっくいと焼杉の建物のまわりに背の高い草がみっちり植え込んであって、とても素敵な雰囲気を醸し出しています。
もう迷ってる場合じゃありません。
早速入ってみると、湯船も洗面台もちょっと他では見ないような作りになっています。
うーん、異国情緒な感じ?
(ここはさすがに写真は撮れませんので、行った人だけわかるってことで。)
メインの炭酸泉は露天になっています。
入ってみると「冷たい!!」
源泉掛け流しのこのお湯は約32度なので、
はじめはヒヤッとしますが、入っているうちにだんだん慣れてきます。
今は夏なのでいいですが、あまり寒い時は、すぐ脇にサウナもあるので暖をとりながら入るのだそうです。
スーパー銭湯のような便利さはないし、さほど大きな温泉ではありませんが、
無理にキャッチコピーを付けるなら、
「オシャレな秘湯」という感じでしょうか。
小さな美術館も併設してあったりして、ほんとにチョーお勧めです。
ぜったいまた来るー!
今回は炭酸水を汲むのが一番の目的だったので、
結構弾丸な感じでしたが、ちょっと余裕が出てきたらぜひ泊まりで来てみたいと思いました。
大分と言えば、別府温泉と湯布院が有名なのですが、
くじゅう連山あたりもとてもよさそうです。
大好きな和太鼓チームTAOの本拠地もここにあります。
東日本の皆さん、九州旅行の際にはぜひ訪れてみてくださいね。
そして九州の皆さん、「くじゅうに行くならここがお勧めスポットだよ」の情報をお待ちしています!
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