即位礼正殿の儀の疑問あれこれ調べてみた


今日が祝日であることに気づいた方も気づかなかった方も、こんにちは。
たまたま休みだった私、しかも風邪っ引きで家でゴロゴロしていたので、戦時中に天皇万歳していた母ちゃんにつられて、儀式の生中継を見てしまいました。

滅多に見られるものじゃないので、いろいろ不思議なものがたくさんありますよね。
ひとまず気になったことをいくつか調べてみました。

■まるで雛飾りのよう

まずはパッと見た感じ、もう完全にお雛様にしか見えません!
天皇陛下の衣装は黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)
皇后陛下の衣装は十二単(じゅうにひとえ)
皇室の方々もそれに倣って、女性は十二単、男性は衣冠束帯です。

つまり私たち女子は、幼い頃から毎年3月になると、
皇室の風景を模したものを家に飾って祝っていたわけですわねぇ。
ひな祭りの人形は元々はこのような形ではなかったようで、いつからか、誰かがこのスタイルを流行らせたということになりますね。
昭和中期に流行り始めたようなので、どこかのお人形やさんが考えたんでしょうかね。

■笏とはなんぞや

天皇陛下が手に持っているあの笏、あれはいったいなんのために持っているんでしょう。
ちょっとググったところでは、中国発祥であるとか、古代ペルシャの時代からあったとか、メモをとるために持っていたとか、式次第を書いて持っていたとかあります。

今日の儀式では、天皇陛下が即位の宣言のための原稿を、お付きの方から受け取るために、一旦笏を預け、原稿を受け取って読み上げ、原稿を返し、また笏を受け取る、というまどろっこしい受け渡しがあったことから、メモ説は消えました。

神職などが「儀礼用として威儀を正す為に持つもの」として、今はほとんど形だけのものになっているらしいのですが、
皇室の方が持つ笏の材料は、必ず岐阜県の位山(くらいやま)でとれるイチイの木から作られるもの、という決まりがあるそうで、
ただの飾りなら、そこまでこだわる必要があるのかな?と思いますよね。

もっと深い意味や使用目的があったんじゃないかと考えたくなりますが、ネット検索じゃ解明できませんでした。
誰かご存知でしたら教えてくださいませ〜

■あの帽子のピロンとしてるやつはなに?

すみません、名前もよくわからないもので…
こんな感じのやつですね。

上に伸びている部分には、髷を入れて両側からかんざしを差し込んで留めたらしいのですが、うしろにあるピローンと垂れ下がっているやつの意味がよくわかりません。

天皇陛下の冠は垂れ下がっておらず上にピーンと伸びています。
そしてお付きの方々のものはピローンです。
時代によりいろんなデザインがあるので、オシャレだったのでしょうか。

もしかしたら、今流行っていて、私たちが当たり前に思っているものも、100年も経ったら「なぜ?」となっていくのかもしれませんね。

■雅楽の楽器デザインの不思議

こちらは儀式で使われた「司鼓」(しこ)と「司鉦」(ししょう)です。
もともとそのような名前ではなく、「鉦鼓」(しょうこ)とまとめて呼ばれるようですが、今回は儀式の合図として使われるため、「司」の文字が当てられているようですね。

このデザインがなんともアジアっぽいと感じるのは私だけでしょうか。
雅楽=日本古来の音楽、というイメージを持っていたのですが、実は5世紀頃から日本に入ってきたアジアの音楽と、もともと日本にあった音楽が融合して、10世紀頃に今のようなスタイルに落ち着いたのだそうです。納得。

■祝砲はなぜ21発なの?

儀式の終了の合図に、自衛隊の大砲を使い、空砲が21発鳴らされました。
まず、なぜ大砲なんだ?花火とか鐘とか、大きな音が鳴るものなら武器じゃなくてもいいんじゃない?
と思った私ですが、
国際儀礼上、ここ数百年間行われているものらしく、
「大砲を使用した、軍隊における礼式の一種」(Wikipedia)だそうです。

昔の大砲は構造上連続で発射することができなかったため、
連続で鳴らすことで、「これは空砲である、敵意はない」ということを示したところから、礼砲や祝砲として使われるようになったのだとか。

へー。
んで、なぜ21発なのか。

昔は奇数が祝砲、偶数は弔砲、みたいな区別はあったようですが、発射数に細かい決まりはなかったようです。
でも大砲を使うにもそこそこお金がかかるため、
1675年にイギリスで「最高21発まで」と決めたんですって!

こういう場合は◯◯発、と細かく決められているようですので、興味のある方はググってみてくださいね。

■知らないことばかり

数十年に一度あるかないかの行事なので、
見ている私たちもわからないことばかりですが、
これを催す宮内庁の方々はもっともっと大変なんでしょうね。

国内は台風や大雨の被害でお祝いどころではない、という意見も散見されます。
儀式やパレードに使うお金があったら被災者に使おうよと。

私もそう思います。
そんな批判があることがわかっていて、それでもやるからには、必ず私たちの知らない深い意味があるんだと思います。
地球だけを見ていたらわからないこと、もあるらしいですよ。

長い地球の歴史上、隠されてきた情報がまだまだたくさんあるんでしょうね。
早く謎が解ける日がきますように!


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