友人宅で「みつまめ」をご馳走になりました。
う、うまい!
私の身体が、寒天と黒蜜を欲していたようです。
なぜなら、寒天の原料は海藻です。
放射性ヨウ素でちょっとダメージを受けていた甲状腺が、
海藻を欲しているんですね〜。
でもって、黒蜜の材料は黒砂糖ですから、
カリウム、ミネラルたっぷりです。
原発から飛んでくるセシウムちゃんの対策にいいはず〜!
※放射能と食べ物の関係については、こちら「トトロの天気予報」もご覧下さい。
すっかり寒天にハマったクリキンディ、
ちょっとお洒落なカフェで、おいしそうな寒天を頼みました。
ん?ま、まずい……
他の素材はおいしいのに、
なぜか寒天だけがげ劇的にマズいのです。
どうマズいかと言うと、
飲み込んだ後味が「塩素」臭いのです。
おそらく、塩素臭の強い水道水を使ったか、
製作過程の消毒に使われているのか、そんなところでしょうが。
「塩素」の香りと言えばプールです。
学校でもスポーツクラブでも、
消毒薬として塩素を使います。
プールの水がいくら消毒してあって安全だと言われても、
その水で作った寒天はいやですよね〜。
そもそも消毒ってどういうことなんでしょう?
菌を殺して、清潔に保つと言いますが、
そもそも人間の身体には、表面にも内部にも、
億単位の菌が棲んでいるはず。
熱帯魚など飼っている方はよくご存知だと思いますが、
水道水にそのままお魚さんを入れたらすぐに弱って死んじゃうので、
塩素中和剤なんてのを使います。
人間はえら呼吸しているわけではありませんので、
すぐに病気になることはありませんが、
塩素消毒されたプールが身体にいいとはいえないと思いませんか?
そんなこと言ったって、消毒しなかったら雑菌が大繁殖するじゃない!
とも思いますが、
そもそも雑菌って人間にとって「毒」なんでしょうか。
池や田んぼにいるおたまじゃくしとか、小さな水生昆虫は、
雑菌の中で生きています。
そこに「水が濁って汚いから」と塩素を投入したら、みんな死んでしまいます。
雑菌がいて、それを食べる生物がいて、循環する生態系の中で、
人間が生きていた時代は、消毒などという概念はなかったはず。
いつからか、その生態系の中で、
善玉菌と悪玉菌、害虫と益虫などの括りを作って、
その都度排除し続けてきた結果、
自然界の中で生きられなくなり、生態系のサイクルから、はずれてしまったのが
現在の私たちだったりして…
いやぁ、たかが寒天が、うまかったかまずかったか、という話なのに、
よくここまで話を膨らませるなぁ、と自分でも思います。
だけどね、一事が万事、全部繋がってると思うんですよ。
寒天をおろそかにするものは、地球をおろそかにするのだ!なんちて……
P.S.
うちに「寒天パパ」の粉末と、黒砂糖の固まりがあったのを思い出し、黒蜜がけの寒天作ってみました。
めっちゃうまかった〜!