だから宇宙人はいるしUFOも飛んでるのよ!


クリキンディの家の近くに天文台があります。
このエリアは空気がきれいで、星がよく見えます。
ええ、まぁ…そこそこ田舎ってことですけど、なにか?

その天文台で週末にイベントが開かれたので、
母とふたりで行ってみました。
天文台のイベントですから、ターゲットは子供です。
そこへ白髪のおばさんとおばあさんがふたりで…
まぁ、そこそこ違和感をふりまいていたことでしょう〜。

そんなことはいいんです。

プラネタリウムの時間を待っている間、
展示コーナーをいろいろ覗いていました。
太陽と、太陽系の惑星の動きや大きさの比較、
月食や日食が起こるしくみなどなど、
ガリレオ以前の人間には理解できないような、
いろんな展示があって、まぁそれなりに面白いのですが、
スピ系、オカルト系の本ばかり読みあさっているクリキンディには、
どうも今ひとつ物足りないわけですよ。

月の裏側の写真の展示の場所では、
「ホントはここに宇宙基地があるはずなんだけどなぁ」とか思っちゃうし、
係の人が
「火星と木星の間にはアステロイドベルトがあるんですよ」
と説明してくれたら、
「マルドゥクが核戦争で粉々になっちゃったからね〜」
とか思ってしまうし。

天文台で働く人たちは、宇宙に興味があるわけですよね?
UFOとか宇宙人とかについてどう思っているのかなぁ。

こういう話がもっとたくさんの人とできたらいいのになぁ、
仲間が少なくてさみしいなぁ、
現実の生活では「仮の姿」で会話してるからなぁ〜
なんて思いながらプラネタリウムに入りました。

リクライニングシートで満天の星空を眺めながら、
「恒星と惑星」についての解説を聞いているときに、
はっ!と気づいてしまいました。

この膨大な数の星って、基本的に「恒星」じゃん!!
ってことは、その星を軸に回っている星は、肉眼じゃ見えないけれど、
その何倍もあるってことでしょ?

つまり、私たちが暮らしている太陽系は、
わかっているだけで8つの惑星があるわけですが、
遠い星の向こうから太陽系を眺める人がいたとしたら、
基本「太陽」しか見えてないってことですよね?

そりゃ、UFOも宇宙人もいないわけ、ねぇべ!!

そうだよ、私たちは今は、
太平洋の真ん中に浮かぶたった一艘の小舟のように見えるけど、
ひとりぼっちなんかじゃないよね〜!
たくさんの仲間が「出会う」タイミングを待ってるだけなのよぉ〜

なんてテンション上がってしまいました。

今は、実生活では、心が孤立している気分のクリキンディですが、
「ああ、私ひとりぼっちなんかじゃなかった〜!」
って、ちょっと元気が出ました。

子供向けのイベントと侮るなかれ、
いろんなところに「気付き」はあるものですね。

←ひとりぼっちにしないで…


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