世の中、禁煙の場所が増えちゃって、
煙草を吸う人を見かける機会も減ってきました。
以前は、職場でもレストランでも、普通にまわりに吸う人がいたので、
当たり前過ぎて気がつかなかったんですが、
最近、コンビニの前とか、会社の通用口とか、
いわゆる「屋外の喫煙所」で煙草を吸っている人を観察すると、
なんとなく、つまらなそうな顔をしていると思いませんか?
それが若い女性だったとしても、
笑顔で「ああ、おいしい〜」っていう顔で吸ってる人は見た事がありません。
最近の子供たちはどうかわかりませんが、
クリキンディが子供の頃は、
テレビや映画の俳優さんが、煙草を吸うシーンを見て、
わぁ、かっこいいなぁ〜!と思って真似をする、
という文化がありました。
シガレットチョコとか、ガムとかね。
そもそも、煙草っていつの時代からあったんでしょうね?
ちょっとググってみると、どうやらアメリカ大陸の先住民にたどり着くようです。
日本に煙草が上陸したのは、1543年、
そう、種子島に鉄砲が伝来したあの日です。
もとをたどれば、
葉っぱを乾燥させて燃やす事で
植物の持つ薬効(精神的な効果を含む)を得ることが目的だったようです。
これは……!!
アロマの精油とも似てるジャマイカ!
アロマは、最近は「香りを楽しむ」ものという認識になってしまいましたが、
もともとは、その香りを嗅いだり、飲んだり、肌につけたりすることで、
様々な薬効を得られるものです。
現在の香水の起源もここにあるのだろうと思います。
つまり、植物の純粋な成分だけを利用している時は、
様々な効果が期待できたはずなのに、
後世になって、「匂いや味が似てるもの」を売って儲けよう、
という人が現れたために、
もともと煙草の葉が持っていた「癒し効果」が薄れてしまい、
「吸ったらちょっと癒されるような気がするけど、そうでもないから、また吸いたくなっちゃう」
というループにハマっていってしまうのかなぁ、なんて。
最初の話に戻りますが、
今日、煙草を吸っている人の表情が、
ちっとも幸せそうに見えないのは、
きっと辛い事があるからなんだと思うのです。
言葉にできない辛い思いを、煙と一緒に吐き出す。
普段よりずっと深い、ゆっくりのペースで呼吸できますから、
きっと、ちょっとだけ楽になれるんでしょうね。
でも、煙草を吸わない人にとっては、
煙と一緒に、その人の「辛い思い」まで漂ってくるから、
不快に感じるのかもしれませんね〜。
せめて、もう少し添加物のない煙草になってくれたらいいのにね〜。
※参考<添加物リスト>