なんかね〜
考えるだけ本当に無駄なのかも、って思えてきた〜
だって、原発を止めたくて、
いろいろ勉強したり、節電したり、みんなに伝えてみたりしたけど、
電力会社は原発を止めるどころか、
新しい原発作る気満々だし、福島第二に至っては、
壊れてないっぽいから、再稼働するつもりらしいし、
TPPとかACTAとか違法DL刑事罰なんちゃらとか消費税とか、
とにかくなんかヤな方向にズルズルと流されていく感じが不快。
自由や権利や楽しみや時間やお金を
少しずつ奪われていくような感覚は、アリ地獄ともちょっと似てるかも?
なんか〜、近い将来について、明るい展望がまったく持てない。
でもね〜
思い出したの。
私が子供だった頃、家にはカラーテレビも電話もなくて、蛇口からお湯が出る事もなくて、
ラーメンは鍋で煮て作るものだったし、
暖めるだけで食べられるボンカレーとか衝撃だった。
もちろん電子レンジなんてものもないし、
洗濯機には二本のローラーがついていて、ハンドルを回して水気を絞ってた。
でも、さらに時代をさかのぼれば、
「洗濯は川でするもんだ」という時代もあったし、
井戸で水を汲んで、薪でご飯を炊いた時代もあったわけで。
そんな時代に生きている人が、
ボタンひとつでいろんなことができる時代になるとは想像もしなかったはず。
ほんの数十年しか生きていない私ですら、
ひとりひとりが電話を持つ時代が来るなんてまったく想像していなかったし、
持ち歩く端末で、世界中の情報を見る事ができるなんてことも、
ルンバみたいな召使いロボットがお掃除してくれるなんてことも、
まったく考えなかった。
ということは、
今私が想像もしていないことが、この先数十年の間に起こる可能性は十分にあるってこと。
だとしたら、この閉塞感や不安感は、想像の産物であって、
考えるだけ無駄なのかもしれない。
だったらもう考えるのをやめて、
ただただ生きていてもいいのかもしれない。
もう、
疲れちゃったなぁ……