移住しました その10「お酒を飲まない国」


なんでしょうね、ここ数日調子がよくありません。
宮城にいた頃と比較すれば、随分楽になってはいますが、
例えていうなら、震災直後のような辛さに近いかもしれません。
またなにか新たなものに反応しているんでしょうか……orz
明るい兆しがない中、どうしてもナウシカの世界のような未来を想像してしまいます。

日本は腐海に飲まれてしまうのかもしれない…。
人間が汚してしまったこの地球を救うのは、植物や虫や菌なのかもしれない。
だとすれば人間は滅びるしかなさそうだ……。

「風の谷のナウシカ」は映画で描かれた世界より長い原作があることを知らない人も多いですが、
今こそ多くの人に読んで欲しい作品だと思います。

クリキンディが生きている間に、この土地から毒が抜けることはないだろう、
微かに希望があるとしたら
「もしかしたら人類の細胞が突然変異するかもしれない」
ということしか考えられなくなっている状態で、
前向きに生きるなんてもうほとんど無理。

クリキンディはいったいなんのために生きているんだろう…。
この人生で自分が本当にしたいことって一体なんなんだろう。
みんなは何を人生の目標にしているんだろう。
どんなことに幸せを感じるんだろう。
参考までに当時の職場の友人に聞いてみました。

「時間を気にしないで朝寝坊できた時に幸せって感じる」
「毎日家族と平和にテレビ見ながら、あははおほほって暮らしているのが幸せ」
「仕事が終わって友達とお酒飲んでる時が最高!」

うーん、私の質問の仕方が悪かったようです…。

クリキンディはお酒を飲みません。酒席にいるのもあまり好きではありません。
この先もしも移住先が見つかったとしても、
そこで一から人間関係を築くために、酒席は絶対必要事項だろうなぁ…
お酒を飲まない人たちとゆっくり話ができたらいいのになぁ…

などネガティブ思考まっただ中のところに、アジアを巡る豪華客船の旅を終えた母が帰ってきました。
父が亡くなってから、母はまるで何かを取り返そうとするかのようにやたらとひとりで旅行しています。
今までできなかったこと、旅行だけでなく習い事などいろいろチャレンジ中です。

この船旅はいろんな国に寄港しながら観光するのですが、
その中でもこの国が印象に残ったようです。

「ブルネイっていう国がすごいお金持ちでね、学費も医療費も税金もタダなの。
地震も台風もないし、ガイドさんが年をとったらこの国に移住したいって言うのよ。
イスラム教の王国で、お酒も煙草もないんだって。
一夫多妻の国で4人妻を持てるらしいんだけど、王様のお嫁さんの席がまだ残ってるらしいよ。」

ああ!そうか!イスラム教の国はお酒を飲まないのか!
クリキンディ、俄然興味が湧いてきました。
この先、お酒のない国で生きていくっていいかも。
私が次に行くべき場所はブルネイだったのよ!!

もはや、どんな小さなヒントにもすがりたい気持ちでした。
そして2013年春、ブルネイを旅してきました。
(その時のブログ記事はこちら。)

この記事には書きませんでしたが、九州やアメリカのように、初日からすぐに体調が変化せず、
身体が快方に向かっていると感じるまでに数日かかりました。
ということは、この毒の沼地のような町に住んでいる期間が長ければ長いほど、
移住した先で体調が回復するのにも時間がかかるということ。
これはもう鬱々して迷っている場合じゃない、
ブルネイを旅してあらためて、
一日も早くここを出なければ!という思いを強くしたのでした。

(その11につづく)


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