移住しました その17「不思議なひまわり」


2013年夏、どこへ向かってオールを漕ぎ出せばいいのかがようやく決まり、
長い長い迷路から抜け出したクリキンディですが、
精神的に前向きになって少し元気になったものの、体調が回復したわけでもありませんでした。
この頃の植物についても少し記録しておこうと思います。

まずは、2012年秋の街路樹。

銀杏並木のこの道路、
よく見ると、ほとんど葉の落ちてしまった木、
見事に紅葉している木、青々と葉を茂らせている木が混在しています。
悔やまれるのは、2011年以前、この街路樹たちがどんな様子だったのか思い出せないことです。
これは普通のことなんでしょうかね…

次の写真は2013年6月の山並みです。

遠くから見ると、紅葉が始まったのかと思うような風景です。
もちろん、6月といえば、新緑の季節ですから紅葉ではありません。
よくよく見ると、赤く見えるのは立ち枯れしている木です。
郊外を走っていて山を眺めてみると、かなり立ち枯れしている木があることに気がつきます。
じっくり調査したわけではないので、はっきりとは言えませんが、立ち枯れしている木は松の木が多い印象です。
これはやっぱり今までになかったことのように思います。

また、2013年の夏に近所で咲き誇っていたひまわりは
本当に不思議な咲き方をしていました。

このひまわり、二株だけなんです。
つまりふたつの種から芽を出した2本のひまわりですね。
いったいいくつ花がついているのか数えきれません。
花の大きさもバラバラです。大きなものは直径20cm以上ありますし、小さなものはほんの5cmぐらい。

そして幾重にも分かれた枝の根元にもいくつもの花が咲いています。
ちょっとコワイ……

この地域すべてのひまわりを確認したわけではありませんので、
はっきりとは言えませんが、
近所で見かけたひまわりの8割方がこんな咲き方をしていました。

ちなみに、一年前にうちの庭に植えたひまわりも似たような咲き方をして、
たったの一粒も種を残しませんでした。
真ん中の種ができる部分に、種のような形のさやはできたのですが、すべて空っぽだったんです。
普通これくらい咲いていれば、次の年にこぼれた種からいくつか芽を出すものですが、
ひとつも芽を出さなかったことからも明らかです。

ご近所さんのひまわりに種ができたのか、確かめることはできませんでしたので、
皆さんの近所で咲いたひまわりがどうだったのか、教えて頂けたらうれしいです。

他に目立ったところでは、
庭に植えていた百合の花が、やはり通常よりたくさん花を咲かせていたり、
ひょろひょろと丈だけが伸びて、つぼみをつけた段階で倒れてしまったり。

食べるために庭先に植えておいた大葉も、
普通は縦に伸びてあまり葉を付けないので、
なるべく芯芽を摘んで、枝分かれさせるのですが、
芽を摘んでいないにもかかわらず、なぜかどんどん枝分かれして、低く群生しています。

近所の空き地には大量にセイタカアワダチソウが群生してこわいくらいでした。
全体的に「黄色い花が多い」という印象を持ちました。

私たちは普段そんなに詳しく植物を観察することはありませんので、
「それは普通のことですよ」と言われてしまえばそれまでなのですが、
普段から植物や昆虫を観察している人は、何か変化があれば気付いているはずですよね。
「あれ?こんなだったっけ?」と写真をアップしている人はたくさんいますが、
専門的に研究されている方の記事をほとんど見かけないのが不気味です。

はっきりと「これはおかしいです。普通じゃないです」
って専門家が言ってくれたらどんなにスッキリするでしょう。

でも、低線量被曝をし続けた人間の症状も、はっきりわかっていません。
つまり「特有の」症状がないんですね。
老化のようにも見えるし、白血病やガンは、放射能以外の理由でも発症します。
放射能を浴びた人だけが発症するものがあれば、わかりやすかったのにね…。
だからこそ、推進派の人たちは今でも推進しようとしているわけです。

例え、奇形の植物や昆虫の割合が増えたとしても、
なんの証明にもならないんでしょうね…。

あーあ、これが「アセンションに必要な遺伝子の進化です」
とかだったらちょっと楽しいのにな。

(その18につづく)

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ブログ版をかなり加筆、修正しています。


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