高校時代の友人の訃報を聞きました。
以前入院手術した話を聞いたことがあったので、悪化したの?と聞いたら
…
…
自殺でした。
あの頃仲の良かった仲間たちは、
「そういえば最近連絡してなかった」
「おれも」
「正月にメールが来たんだけど、返信するのを忘れてた」
という状況で、彼が最近どんな様子だったのか誰も知らなかったのです。
あの時、電話していれば…
あの時、メールしていれば…
あの時、話を聞いていれば…
もしかしたら、やつは死ななかったかもしれないのに…。
「なんでだよっ!」
「どうして…」
仲間たちは、みんな自分を責めて苦しんでいました。
彼のことを思い出すと、
笑顔しか浮かんでこないのです。
彼は、本当にいつも笑顔で私たちに接してくれていました。
自分の苦しさを表に出すことなく、
ひとりでがんばり過ぎちゃったんだね、きっと。
誰にも相談できないほど苦しかったんだと思う。
その気持ちは、痛いほどよくわかる。想像できる。
だけどさ…
自ら命を絶っても、誰一人、しあわせになれないよ!
自殺した魂は、その苦しみのループにはまり込んでしまう、と聞きます。
そこから抜け出て、成仏し、次に転生できるようになるには、
気の遠くなるような時間が必要だと聞きます。
クリキンディも、過去に何度も自らの命を絶ちたいと思ったことがあります。
でも、それを思いとどまったのは、
スピリチュアルなことに興味があり、
あの世のことや、魂の仕組みについて、教えてくれる人や書物があったからだと思うのです。
死んでしまった彼と、
こんな話をする機会があったなら…
せめて、彼が私たちに残してくれたメッセージを無駄にせず、生きて行こうと思います。
ひとりで悩まないで、仲間に打ち明けよう。
打ち明けられた仲間は、それを受け入れよう。
そして、
もっともっとたくさんの人と、
スピリチュアルな会話をしたいと思うのです。
今は、まだまだ敬遠されることが多いですが、
あきらめちゃいけないなぁ…。
一日も早く成仏できることを祈ります。