簡単サラダオイルのランプ


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キャンドルとかランプとか、そういう炎が好きなんですよねー。
ほの暗いけれどなんともいえない暖かさがあって、
なんとなく心が落ち着くというか。

もちろん市販のキャンドルでもいいのですが、
自宅にあるサラダオイルで簡単にキャンドルが作れちゃうのでご紹介。

耐熱性の容器(ガラスでなくてもなんでもいいです。)に
サラダオイルを入れます。
そこに芯となるものを入れて、火をつければオッケー!

まぁ原理はそういうことなんですが、
やっぱりそれなりにコツのようなものがありまして、
検索すればいろいろなアイディアが見つかります。

クリキンディもいろいろ試してみました。
今までで一番素敵!と思ったのがオレンジキャンドル。

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ただ、芯がオレンジの皮(白い部分)を使うため、ちょっと点火しにくいし、
数日経つと、皮が乾燥して変形するので器としての用を足さなくなっちゃいます。


サラダオイルランプ2014バージョン

試行錯誤した上で、本日は2014秋バージョンをお届けします。
まず、今日使った器はモロゾフのプリンのやつ。
大抵のご家庭にひとつやふたつありますよね。

これに半分ぐらい水を入れます。まぁ全部オイルでもいいんですが、
全部だとたぶん燃えるまでにかなりの時間を要します。
水を入れると二層になってキレイだし!
☆補足☆
長時間割り箸をオイルに入れていると沈んでしまいます。
そのために水を入れて浮かせていることが判明しました。
どんな器を使ってもいいし、水を使っても使わなくてもどちらでもいいですが、
油を入れる量は芯の高さを超えないようにしてください。

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オイルの種類

いわゆるサラダオイルならなんでもオッケーです。
今回は菜種油を使いました。
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オリーブオイルももちろんオッケー。
ツナ缶の油を切った時のものでも、天ぷら後の油でも、マーガリンでもいけると思います。
新しいサラダオイルがもっとも臭いません。

ここで絶対に使ってはいけないのは、揮発性の高い燃料です。
アルコールとか、灯油とか、ライターオイルとか、
そういうものは使わないでください。


芯が一番大事

芯となるものは天然素材を使用しましょう。
綿、麻などの紐がいいと思います。
ただ、あまり細くてもすぐに燃え尽きてしまうし、
あまり太ければオイルがしみ込むのに時間がかかったり、
炎の大きさにも関わりますので、ここがうまくいくかいかないかの分れ道。

上記でご紹介した、ティッシュを割いて丸める芯は、
私はあまりうまくいきませんでした。
古いシーツを細く裂いたものも、寄り合わせないとすぐに燃え尽きちゃいます。
かといってわざわざ綿100%の紐を買うのもなんだか悔しい…。

で、これはどうだろう?と思って
園芸用の麻ひもを使ってみたら、安いし使い勝手がいい!
油のしみ込みも早いし、炎の大きさもバッチリです。

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筏みたいに浮かべてみた

炎の大きさに一番影響するのが、油の表面から何センチぐらい芯が出ているかということ。
芯の長さを調節するために、アルミホイルを使う方法などもありますが、
燃焼とともに油が減っていけば、位置調節をしなくてはなりません。

いろいろ調べてみたら、フローティング芯なるものがあるじゃないですか。
これなら調節しなくても、油とともに芯も下がる!
しかし、どうやって浮かべよう…と探していたら、
割り箸を使ったサイトを発見。
適当な大きさに切った割り箸の割れ目に芯を挟む、と書いてあるのですが、
切って挟んで、といろいろやっているうちに割れちゃいました、
そりゃそうだ、割り箸だもん。

それならいっそ筏みたいにぐるぐる巻いてしまえ!
というわけで、真ん中に1.5cmぐらい芯が出るようにして、
両脇をぐるぐる巻いてみました。

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完成!

先ほどのプリン容器に筏を浮かべてオイルをしみ込ませます。
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点火!
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うん、これは簡単だし見た目も悪くないし、
オイルを足していけばかなり長持ちしそうです。
もっと広く浅い器にいくつも筏を浮かべるなんてのもいいかも!

火をつけている間は、目を離さないように気をつけてくださいね。
消す時はちょっと芯をオイルに沈めるとすぐ消えます。


ちょっと心配なこと

そもそも、このサラダオイルランプのことを知ったのは、
311後、あちこち停電している時でした。

もともとアウトドア好きだったこともあって、ランプもたくさん持っていたのですが、
買わなくても作れることを知り、今までいかに高いものを買わされていたのか思い知りました。

そしてなぜかここ数日、またこんなランプを作りたくなっていたり、
アルコールを使った空き缶コンロを作ろうとしていたりするんです。

これが何か災害の前触れでなければいいのですが……
必要な人に、必要な情報が届きますように。

☆もっと簡単なバージョンはこちら。
陶器プレートで作ったものですが、五円玉、五十円玉でもできます。
https://blog.kuriki-ndi.org/?p=3110

☆アラジンと魔法のランプはこちら
https://blog.kuriki-ndi.org/?p=3061

☆手作り派の皆さんにおすすめの記事はこちら
https://blog.kuriki-ndi.org/?tag=手作り

ついでに…
自分ではなく、大切な友人が被災しているかもしれない時には、
こんなことを気に留めておくのもいいかもしれません。
「安否確認は誰のためにしているのか」
https://blog.kuriki-ndi.org/?p=4839


「簡単サラダオイルのランプ」への5件のフィードバック

  1. 芯を浮かすってすごいです! 

    ちなみに… 息子と、豚の油でやって見たら、ちゃんと火が付きましたよ♪
    (豚ロース、素焼きの状態で、最初に取れた油。 だから焦げてなく、味付けもなく、きれいな油です。 油って、焦がさなければさほど匂いがなく、多分、お肌につけても大丈夫そうなくらいです。)

    1. 匿名さん コメントありがとうございます!
      なるほど、豚ロースの余分な脂、アリですね!
      私が最近作ったのは、ココナッツオイルを使ったものです。
      ダイエットに効果あるとかで、一時めちゃくちゃ流行りましたが、すっかり飽きて忘れているうちに賞味期限切れになってた〜!
      キャンドルオイルとして使ったらいい匂いがするかな?と思いましたが、特にそういうのはなく…笑
      普通に使えました!

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