化粧には魔除けの意味があった


普段ノーメイクの私が
「メイクはした方がよい」とアドバイスをいただいたお話のつづきです。

古代エジプト時代の壁画やイラストを見ると、
えらく派手なアイメイクをしていますよね。
あれは、虫や病気が目から入るのを防ぐためにしている、
と言われていますが、
実は、「魔除け」の意味もあるのだそうです。

例えばアフリカの部族がかぶるお面や、
顔に入れ墨をする部族も、
やはり魔除けの意味でしているのだそうです。
イタリアの仮面舞踏会で使うお面もそうらしいです。

「魔除けって!なんだよ迷信かよっ!と思った方、ちょっとお待ちください。
私たちは、目に見えるものしか信じられないし、科学が否定しているものは、ないものとしてしまっていますが、
科学で解明できていないものは世の中に山ほどあります。

だってほんの数百年前まで、「太陽は地球のまわりを回っている」と思われていたんですよ?
昨日まで信じていた科学の常識が、今日覆されるかもしれないんです。

何をもって「魔」とするのか、
そこは今私には説明できませんが、それでも体感として思い当たることがいくつもあります。
今までにもいくつか記事にしていますし、今日のテーマはそこではないので割愛しますが、

「魔」は除けておいた方が楽に生きられる
ってのは確かです。

では、どんなメイクであっても魔除けの効果は同じなのか、
ということを考えてみましょう。

エジプト時代のアイメイクの材料には「クジャク石」(マラカイト)が使われていたそうです。
これを粉にして油分を混ぜて目の周りに塗っていたんですね。

こちらがクジャク石(マラカイト)

アフリカのお面であれば、材料は木でしょうね。
そこに色の違う土を塗ったかもしれないし、
マラカイトのような石を染料として使っていたかもしれません。

今はプラスチックやケミカルな合成物を使って
いろんな形や色を再現することができます。
作るのに手間がかからず、材料費も安く抑えることができるので、似たようなものが簡単に手に入ります。

これ、魔除けとして考えた場合、効果が違うだろうということは簡単に想像がつきますよね?

例えばパワーストーンのブレスレットをつけている人は多いですが、
本物のクリスタル製のものと、プラスチック製のものでは、お守りとしての効果が全然違うということに異を唱える人はいませんよね?

ちょっと話が広がっちゃいましたが、
アクセサリーにも魔除けの効果があるということを、昔の人は知っていた可能性がありますよね。
だから、ヨーロッパの王族や貴族たちは、ダイヤモンドやサファイヤ、ルビーなどの宝石をたくさん身につけていたのだとしたら、なんとなく腑に落ちませんか?

そうだとすれば、メイクに魔除けの効果を期待するなら、
なるべくケミカルなものではなく、
大昔から使われていたような、自然界に無理なく存在しているようなものを使った方が効果が高そうな気がしますね。

もちろんアクセサリーであれば、本物の宝石やパワーストーンがよさそうです。

仕方なく外出時にメイクをしはじめた私ですが、
せめて素材のいいものを使いたいと思って、
紅花の口紅
オンリーミネラルの商品を試してみています。
他にもこれオススメだよ〜というものがありましたらぜひ教えてくださいませ。

さて、大島紬の話に戻りましょう。


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